スタンフォード大学,本のほとんど無い図書館を計画 2010年5月,本のほとんど無い(bookless)図書館を新たに設置するというスタンフォード大学の計画が複数のメディアで報じられた。同大学の工学図書館(Engineering Library)と物理学図書館(Physics Library)を閉館し,資料をほとんど排架せず電子リソースの提供をサービスの中心とする工学図書館を新たに開館するというものである。新しい工学図書館は2010年7月に移動等の準備作業を行い,8月に開館する予定とされている。 新しい工学図書館には,現行の工学・物理学両館の資料の中から利用頻度の高い図書2万冊と雑誌50タイトルのみが排架され,それ以外の資料は“SAL3”と呼ばれる遠隔地の保存書庫に移管される。工学図書館では,2007年7月から2010年3月までの間にすでに資料96,000冊をSAL3に移しており,雑誌につい
■国立大学事務職員は自分の国立大学が大好き 自分はかつて文部科学省管轄の独立行政法人に出向していたことがありました。そしてその時にその独立行政法人の人事担当の職員さんが度々言っていたことは、国立大学の職員は所属している国立大学からとにかく出たがらないので人材を確保するのが年々難しくなってきている、ということでした。このことは大学側としても悩みの種になっているようです。ある国立大学の事務職員がその国立大学で働き続けたいと思うことは一概に悪いことであるとは思いませんし、大学側としても年数を掛けて育成した人材が外部に流れていってしまうことを防げるというメリットもあるかと思います。しかし、国立大学に限らず組織というものは外部との人事交流を一定量行っていないと閉鎖的な構造になってしまうという欠点があります。そして大学の人事担当者はこの点を割と強く憂慮します。かつての国家公務員時代であれば命令一つで転
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く