新潟・福島豪雨で阿賀町公民館図書室三川分館(同町谷沢)が床上浸水し、蔵書約4千冊のうち児童書や絵本、小説など9割が水につかって廃棄処分されたと、県立図書館が発表した。同館では、県内の図書館に本の寄贈を呼びかけている。 分館のある谷沢集落は、7月30日、近くを流れる谷沢川が氾濫(はんらん)。同町社会教育課の横山一磨課長によると同日、集落のほとんどの家が床上浸水の被害に遭い、分館も床上約1メートル40センチまで泥水につかったという。 「なんてことだ」。1日、分館の被害の状況を確認しに来た横山課長は、声を失った。床上約20センチほどまで水が残り、児童書や絵本、小説などが浮かんでいた。 高さ2メートルの棚に入っていた本も泥水につかって汚れていた。本を開くと、何ページも水が染みこんで重なり、中にはカビが生えているものもあった。「修復できる状態ではなく、本当にショックでした」と横山課長は話す。
CDショップ「WAVE」が自己破産申請の準備に入ったと、信用調査会社の帝国データバンクが発表している。SNS「Facebook(フェイスブック)」でも店舗の公式ページなどが閉店を伝え、利用者からは別れを惜しむ声が上がっている。負債額は約24億5000万円で今後、膨らむ可能性があるという。 帝国データバンクによると、WAVEは2011年6月28日に債務整理に入っていたが、7月末に全店舗を閉店し、8月6日付で自己破産申請の準備に入った。 WAVEは1993年1月に設立。音楽CDをはじめDVDや関連商品、書籍類を販売し、ピーク時には40店舗強にまで拡大した。1997年2月時点では約122億円の年間売上高があった。そのあいだ親会社は大手ファッションビル経営業者や、大手音楽ソフト小売業者、大手家電量販店、DVD・中古ゲームソフト小売業者などと相次ぎ交代していた。 最近は市場の縮小で店舗を整理する一方
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