「大学の存在も『教えてもらう場所』から『自己形成のために自ら学ぶ場所』に変わる必要があります」 龍谷大学は、第5次長期計画において、「自律的・主体的な学生の育成」を掲げており、これを実現するための方策として、各学部・研究科等における優れた取り組みに対し、スタートアップ経費として一定期間財政支援を行う制度「龍谷GP」を2011年に開始した。来年度からは「全学的な波及効果」を採択基準に加えるとともに1取組当たりの財政支援期間や金額を拡充するなど教育改革が促進する仕組みを構築した。このような取り組みを進めることにより、既存の教育システムの再構築を図っている。 また、新たな教学展開として、2015年4月に、瀬田キャンパス(滋賀県大津市)にある国際文化学部を深草キャンパス(京都市)に移転させる。ここでは、国際都市「京都」の立地環境を活用した教育プログラムや、既存の社会科学系学部との連携を通して、「多
