コロナ禍で打撃を受ける地方の観光業を盛り上げるプロジェクトとして、ひときわ注目を集めた「伊勢市クリエイターズ・ワーケーション」事業。 伊勢市が滞在費を全額負担し、さまざまな分野のクリエイターに伊勢市内で過ごしてもらうこのプロジェクトには100名の参加枠に全国から1271人もの応募が殺到し、募集記事は美術手帖のアクセスランキングでも1位になるなど、各方面から大きな反響をあつめました。 伊勢市への滞在が決定したクリエイターとしては、世界的な演出家の宮本亞門さん、国民的シンガーの相川七瀬さん、写真家の石川直樹さんなど、各分野の一流のプロクリエイターの方々が選出され、錚々たるメンバー(これだけの人が集まった時点で、大成功なのでは)。 私(市原えつこ/メディアアーティスト)も伊勢への想いが通じたのか、参加作家としてご選出いただきました。 晴れて伊勢市入りしたときに、「これだけの事業を回すのだからさぞ