ループス・コミュニケーションズの斉藤徹さんが書いた「ソーシャルシフト―これからの企業にとって一番大切なこと」。 350ページを超える分厚さ。図表とケースが豊富に紹介されており、いまソーシャルメディアによって企業に何が起きているかを明らかにしています。ややまとまりに欠くところはありますが、動きが伝わる内容です。 斉藤さんは以前からブログや著書を読んでいて知っていたのですが、さとなおさんが取り組んでいる東日本大震災の復興を支援する「助けあいジャパン」の活動で実際にお会いました。本を読みながら節電で暗い部屋、切迫した空気の中で、議論したことを思い出しました。338ページには名前も掲載してもらいました。 震災の支援活動をしながら、そして仕事や日々のコラムを書きながら、この分厚い本ををまとめたことに驚きましたが、むしろあの活動があったからこその「ソーシャルシフト」かもしれないとも感じました。 本の内