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ブックマーク / www.h-yamaguchi.net (23)

  • 最も影響力の大きいメディアの影響が最も大きいと考えるのが自然ではないか - H-Yamaguchi.net

    似たようなことを何度も書いてるんだがしつこくもう一度、手短に。凶悪な、あるいは陰惨な犯罪が起きるたびにゲームやらネットやらの影響をいう人がけっこういるのだが、リアルの世界での犯罪の原因の大半はリアルの世界の中にあると考えるほうが自然だと思う。過激な表現やそれを多く伝える媒体があるのは事実だが、そうしたものに触れた者の大半は犯罪を犯さないし、そうしたものに触れていないと思われる者も多く犯罪を犯している。表現や媒体を気で問題にしたいなら、そのあたりきちんと、実験室だけではなく疫学的に検証を行ってからにすべきではなかろうか。 以上を前提として、もちろん表現や媒体にもなんらか影響力があるだろう、というのが題。 もし人が接触するメディアから悪い影響を受けると考えるならば、特段の事情がない限り、最も強い影響を与えるのは最も多く接触するメディアと考えるのが自然な仮説というものではなかろうかと思うのだ

    最も影響力の大きいメディアの影響が最も大きいと考えるのが自然ではないか - H-Yamaguchi.net
  • 他人の金を他人のために使う話 - H-Yamaguchi.net

    手短に。お金の使い方が最も無責任になるのは「他人の金を他人のために使うとき」だ、といったのはミルトン・フリードマンだった。「他人の金を他人のために使う」人の典型として挙げられたのが役人で、これはフリードマンが経済への政府の関与を批判する理由の1つとなっている。この人の経済政策に関する主張には反対の人も多いが、この点については反対しにくいのではないかと思う。少なくとも今は。 都民は直接の利害関係者なので、私にも発言する「権利」があると思う。 あの銀行の先行きを設立時から危ぶんでいた人は私を含めたくさんいたと思うが、過去をどうこういってもしかたがない。調査報告書なるものが公開されてて、一応ぱらぱらと見たが、何をいまさらという以外の感想はない。都議会では都知事の監督責任とかなんとかを追及してたみたいだが、それをやったところでお金が返ってくるわけでもない。当面の関心は、これから出そうとしているお金

    他人の金を他人のために使う話 - H-Yamaguchi.net
    Arthur7
    Arthur7 2008/03/12
    金の使い方が最も無責任になるのは他人の金を他人のために使うとき。。典型は役人。(いいかげんな再建計画ではないのなら)堂々と民間金融機関やらに資金拠出を持ちかけたらいい。東京都に頼るから経営が甘くなる。
  • 非接触カードは複数枚重ねて持つべきである、という話 - H-Yamaguchi.net

    スイカなどの非接触型ICカードがどんどん普及しているが、これに伴ってスキミングのおそれも増大する、という話がけっこうある。特に、最近Safety Japanに出ていた話だと、海外の犯罪グループはかなり高性能の機械を使っていて、数m離れていてもスキミングできるらしい。これはこわいですね、とある場で話していたら、その場にいた某社の方が、「だったら複数枚重ねて持てばいいのではないか」と教えてくれた。 Safety Japanの記事にはこうある。 今、日の犯罪グループが使っているスキマーは性能が低く、カードに約4センチまで近づかないとデータを抜き取れない。そもそも、正規に使われている無線データ送信機もその程度の出力レベルである。 しかし、韓国や香港ではもっと高性能の無線データ送信機が使われている。半径2〜3メートルの範囲まで読みとれる(理論上は10メートル近くまで可能だといわれている)ので、財布

    非接触カードは複数枚重ねて持つべきである、という話 - H-Yamaguchi.net
    Arthur7
    Arthur7 2008/02/29
    韓国や香港ではもっと高性能の無線データ送信機が使われているため、数メートル離れたところからも読み取れるとも読めるのだが。Felicaとかでも数メートル離れたところから読めるのか?後で読み直してみる。
  • H-Yamaguchi.net: 凶悪犯罪の高年齢化が止まらない、となぜ書かない

    「殺人事件」というキーワードでGoogleニュース検索をかけてみる。俗物的世代論の話は前にも書いたことがあるんだが、同種のネタを、少しアプローチを変えて再び。 以下、考えてみれば当然の、何をいまさら話。見た目不謹慎ぽく(人はいたって大真面目なんだが)、かつどちらかというと救いのない話なので、そういうのが嫌いな方にはお勧めしない。 検索トップに出てくるのは広島県の保険金目的放火殺人事件に関する無罪判決のニュース。これは無罪の話だからおいとこう。次は「神戸テレクラ放火殺人」事件に関して死刑判決が出たというニュース。被告はテレクラ元経営者(66)。 その次の「浅見光彦祭り」はおいといて、その次の「勿来の殺人事件でいわき南署に部長賞状」というニュースも犯人の年齢が出てないのでパスして。次の久留米の連続殺人事件の話は未解決なので犯人は不明だが、「30‐50歳の男1人による犯行」とみられる由。その

    H-Yamaguchi.net: 凶悪犯罪の高年齢化が止まらない、となぜ書かない
    Arthur7
    Arthur7 2007/11/29
    若者が凶悪犯罪を起こしたときに「アニメやゲームの影響を受けたかどうか」を聞くのに、中高年が凶悪犯罪を起こしたときに「映画やテレビドラマ、小説などの影響を受けたかどうか」
  • うそだと言ってくれ - H-Yamaguchi.net

    もともと裏じゃそういうふうに動いてるんだろうということはみんなうすうすは知ってる。きれいごとばかりじゃうまくいかないというのももとより承知の上。でも。でもさ。こんなにぶっちゃけちゃっていいのか。それを言っちゃあおしまいよというか、こういうことを臆面もなく認めちゃう神経ってどうよ、というか。誤報である可能性もある(そうであることを祈りたいね日のために)のだが、もしこの記事の内容が当に正しいとするなら、と思うと、一国民としての正直な感想を禁じえないね。 恥ずかしくないんだろうか、と。 そう思ったのはこの記事。 団体の選挙貢献 査定へ (2007年5月8日付朝日新聞夕刊) 自民党は、参院選に向けた業界団体の引き締め策として、同党への支援を数量化し、貢献度に応じて団体側の要望を政策に反映させる仕組みを導入することを決めた。… 候補者への支援の有無、団体役員による関連団体回りの実施、名簿や人員の

    うそだと言ってくれ - H-Yamaguchi.net
  • みのもんたよりたくさんテレビに出ている人がいる、という話 - H-Yamaguchi.net

    This is Hiroshi Yamaguchi's personal weblog. It aims to be an incubator as well as an archive of my ideas and thoughts. Possible topics include: finance, business administration, economics, prediction markets, virtual worlds, and other issues.

    みのもんたよりたくさんテレビに出ている人がいる、という話 - H-Yamaguchi.net
    Arthur7
    Arthur7 2007/04/25
    2007年3月17日~30日1山口勝平 2みのもんた 3タカアンドトシ 4国分太一 6石原良純 6荒川静香 8タモリ 9ザ・たっち 9ガレッジセール
  • 援助するなら金渡せ - H-Yamaguchi.net

    This is Hiroshi Yamaguchi's personal weblog. It aims to be an incubator as well as an archive of my ideas and thoughts. Possible topics include: finance, business administration, economics, prediction markets, virtual worlds, and other issues.

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  • 教育が就業機会を奪うことがある、という話 - H-Yamaguchi.net

    人がよりよい教育を求める、あるいは子供によりよい教育を与えたいと考える理由の1つに、教育によってよりよい職を得たい、与えたいというものがある。教育によって能力を高めることで、より収入が高く、より楽で、より社会的地位の高い職業を得ることを期待するわけだ。 ところが、現実にはそううまくいかないケースがけっこうよくあるように思う。 身近でよく聞くのは、いわゆるポスドク、つまり博士号を取得した後、専任の職に就くまでの間、大学などに籍を置いて研究を続ける研究者の話だ。去年だったか、2004年度時点でポスドクが12,500人に達した、という文部科学省の調査結果が報道されていた。2003年度は約10,200人で、1年間で約2,300人増と。しかも、うち約8%が40歳以上。私自身はこの立場になったことはないが、たいへんだという話はよく耳にする。声高に主張されないことこそが深刻さの証明であるとも。 大学院進

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  • 議事録つまみ食い:NHKをめぐるアツくてサムい激論の話 - H-Yamaguchi.net

    一部に割と好評の「議事録つまみい」シリーズ。今回は平成17年10月21日(金)開催の衆議院総務委員会の議事録から抜粋してつまみい。一連のNHK問題がホットだった当時のものだ。さぞかし「アツい」議論が交わされているにちがいない。と思ったら。 あらかじめおことわり。以下けっこう長文。 午後1時32分開議。この日のメニューはこちら。 日の会議に付した案件 会計検査院当局者出頭要求に関する件 政府参考人出頭要求に関する件 参考人出頭要求に関する件 郵便法の一部を改正する法律案(内閣提出第二四号)(参議院送付) 日放送協会平成十三年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書 日放送協会平成十四年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書 日放送協会平成十五年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書 日放送協会の再生に向けた改革に関する件 ちょっと待て。なんで3年分まとめてるんだ?しかも、一番新しいので

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  • 教育改革は急務である、という話 - H-Yamaguchi.net

    近日中に成立するであろう安倍新政権では、教育改革をひとつの目玉にするらしい。「美しい日」を実現するために最も大切なもの、ということなんだろう。なるほど。「美しい日」は「美しい日人」がいて初めて成立する。教育はその要だ。考えてみれば、これまでの教育など、なきに等しかった。今こそ徹底的な教育を施して、一から叩き直さなければ。 誰をって?決まってるじゃない。大人を、だ。 学校の教員たちは認めたがらないだろうが、そろそろはっきり認めておいたほうがいいように思う。いっちゃなんだが、教育において、学校やその教員のできることなど、当に限られている。少なくとも、知識以外の教育についてはそうだ。確かに世の中には、夜回り先生やらヤンキー先生やらといった、非常に立派な先生方がいらっしゃって、そういう人は多くの迷える子供たちを絶望の淵から救い、希望の種を植え付け、その後の人生を大きく変えてしまうような、大

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  • 「フラットな社会」は「平等な社会」ではない - H-Yamaguchi.net

    まあもちろん、ことばの定義によってどうとでも変わる話なんだが、一般的な意味合いでいくと、この2つはたぶん、似て非なるものだ。「フラット」のほうは、例の「フラット化する社会」でいうような意味を念頭におく。インドでのアウトソーシングみたいな国際的なフラット化だけでなく、国内でも、プロとアマの境界がなくなってくる等、同様の現象はみられる。それまであった階層間の差、業態間の差みたいなものが次第にぼやけていくといったあたり。 「フラット化する社会(上)」 「フラット化する社会(下)」 今特定のサイトを挙げることはできない(忘れちゃった)のであくまで印象レベルだが、いろいろなところで、「でも格差は残ってるじゃん、ヒエラルヒーがあるじゃん、フラットじゃないじゃん」みたいなことを言う人がいるように思う。そんな奴いねぇよ、ということなら、以下はただの妄想なので無視していただきたく。ただ、記憶にちがいなければ

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  • 「百姓から見た戦国大名」 - H-Yamaguchi.net

    いわゆる「網野史観」というのがある。2004年に亡くなった歴史学者網野善彦氏らが提唱した、権力者よりむしろ民衆に注目する歴史のとらえ方、とでもいえばいいだろうか。歴史学者の間ではいろいろな見方があるらしいが、現存するさまざまな資料と整合的なところがたくさんあるし、少なくとも素人である私の目から見れば、「えらい人々」の歴史よりよほど面白く説得力がある。 このは、網野史観にも似た「民衆からの視点」をもって戦国時代を見たもの、といえる。戦国時代というと、私たち素人はつい、合従連衡とか下克上とか、天下統一へ向けた武将たちのドラマとかロマンとかみたいなものばかり思い浮かべてしまう。その「陰」で民衆は泣いていたのでは、なんて想像する人も多いだろう。戦乱の世にあって、家族との平和な日々を夢見ながらも横暴で権勢欲旺盛な君主に駆り出され泣く泣く戦場へ、なんて今ふうに考えてしまいがちだが、とんでもない。そん

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  • 小画面革命 - H-Yamaguchi.net

    まずは、音楽を持ち歩くようになったのウォークマン以降、と大胆にも言い切ってみる。ソニーが初代ウォークマンを発売したのが1979年。それまでもポータブルラジカセ(ラジカセって懐かしい響き)とか、ポータブルラジオとかはあったが、携帯性とか、音質とか、いろいろ問題があった。しかし何よりも大きなポイントは「習慣」だ。歩きながら音楽を聴く、つまり「音楽を持ち歩く」という習慣。ほとんどの人には、これはなかった。ウォークマンによって、われわれは教えられたのだ。「歩きながら音楽を聴いてもいいんだ」と。要するに、ウォークマンの革新はハードウェアでも(狭義の)ソフトウェアでもなく、使用者のマインドセットのシフトにあった、ということだ。 で、覚えておこうと思ったのは、今似たようなことがリアルタイムで起きているのではないか、という感覚。今私たちが身に付けようとしている習慣は、「動画を持ち歩く」ことだ。 折りしもア

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    Arthur7
    Arthur7 2006/09/14
  • H-Yamaguchi.net: オーマイニュース:シンポジウム録音ファイル公開

    9月2日に行われたオーマイニュースのシンポジウムの録音ファイルを公開。素人録音なのでノイズとかもけっこう多いが、なんとか内容は聞き取れるのではないかと思う。 正確には「podcasting」ではない。要はMP3ファイルをアップロードした、ということだ。iPodを持っていない人もいるだろうから、このほうが都合もよかろうと。というか、私自身がiPodを持っていないので。 来はネット中継とチャットを入れる予定で、ぎりぎりまで早大の境研究室の方々ががんばったのだが、技術的な理由でできなかった由。 途中で鳥越編集長が退席した。そこまでを「Part I」とでも呼んでおく。ココログの仕様なのか、元のままのサイズのファイルは受け付けなかったので、録音を3つに分割してある。一応切れ目を選んだつもりだが、区切りのいいタイミングとは限らない。「素人芸」なのでご容赦。 Part I-1 Part I-2 Par

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  • オーマイニュースについて(2):私案 - H-Yamaguchi.net

    以下、「左翼」「右翼」という表現を使うが、レッテル貼りではなく、特段の価値判断はない。別にどう呼んでもいいのだが、短くて使いやすいことと、対照関係がはっきりしていることから使うまでの話なので、誤解なきよう。 昨日のまとめから。オーマイニュース日版の現状について、こう考えている。 ・「市民メディア」というふれこみだが、これは書き手側の事情。読み手からすれば「誰が書いたか」ではなく「何を書いたか」が重要なのではないか。 ・韓国での最大の成功要因は、日では成立していない。日ではちがった道筋を考える必要がある。 ・現在のオーマイニュース日版の記事は、思想面の偏りがあるように見える。このままでは「もうひとつの左翼メディア」で終わってしまうのではないか。 補足。市民メディアの価値を否定はしない。しないのだが、それはほとんど書き手側にとっての価値だ。ただ「市民発」というだけでは、読み手側にとって

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  • なぜ「マジカルバケーション」に注目すべきか、という話 - H-Yamaguchi.net

    といっても、話題になっているのは、このゲームの特徴を解説したマンガ「君とアミーゴ」。2ちゃんねるの紹介サイト「痛いニュース(ノ∀`)」では、「萌える」とか「進研ゼミの匂いがする」とか、このマンガに対して2ちゃんねるで盛り上がっているさまが紹介されている(「任天堂マジカルバケーションの漫画が萌えすぎてGK完全脂肪 」)。微妙に「身近」っぽい絵柄、ベタなストーリー、説明色満開のセリフ、それにありえねーくらいのハッピーエンド。いや確かに、進研ゼミのマンガにとてもよく似ている。突っ込みを入れながらついつい最後まで読んでしまうあたりも。 上記の2ちゃん紹介サイトには、「なんでマンガ?」という疑問が渦まいている。「任天堂終わったな」なんていうコメントもあるようだが、私はそうは思わない。むしろこれは、ものすごい「正攻法」でかつ「戦略的」なのではなかろうか。 このマンガはおそらく、進研ゼミのマンガと同じ目

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  • 「ドラえもん2.0」という妄想 - H-Yamaguchi.net

    とりあえずニュースをかいつまんで。 テレビ朝日系「ドラえもん」(金曜午後7時)が小学館の雑誌、ヤフーのインターネットとの合同企画で、史上最大規模のひみつ道具コンテスト「ドラえもん・ザ・マジック・プロジェクト」を開催することが25日、分かった。 確か、「ドラえもん」の道具のアイデアを一般から募集することは、以前からあったと思う。「史上最大」というのは、テレビ、雑誌、ネットの3部門で長期間にわたって募集する、ということ。なにせ、 テレビ朝日、「コロコロコミック」など児童向けの12の雑誌、ヤフーネットのそれぞれの部門で優秀作品を12作品ずつ選び、その後、部門ごとに「最優秀ノミネート作品」を1つずつ決定して、12月放送の番組内で発表。さらに3部門の最優秀ノミネート作品から、1作品の最優秀作品を選出し、冬の放送で発表する予定だ。 だそうなので。しかも最優秀賞の副賞には自動車がもらえたりするそうだから

    「ドラえもん2.0」という妄想 - H-Yamaguchi.net
  • H-Yamaguchi.net: プロだと思うからいけないのではないか

    ガ島氏の指摘はいちいちごもっとも。私が繰り返しても意味はないので、ぜひ元記事をお読みいただければ。要するにその主張は、「既存メディアの劣化版を作ったところで、意味はありません。」のひとことに集約される。この意見には賛同。立場もリソースもちがうのだから、同じことをやっても効果的ではないし、やりがいもないだろう。参加型ジャーナリズムは、すでに日に存在する。韓国でのケースとちがって、日でのオーマイニュースに先発者のアドバンテージはない。だから、オーマイニュースが持っている、ネット、市民記者、韓国発などさまざまな独自の属性のセットをうまく生かす方法を考えていかないと、業界で生き残っていくのは難しいだろう。 それを前提として、だが。 もう少し長い目で見守っていってはどうか、と私は言いたい。 なぜか?それはガ島氏がすでに指摘している。 このような状態になってしまっているのは、編集長と編集部のネット

    H-Yamaguchi.net: プロだと思うからいけないのではないか
  • ブログが「雑誌」になる、という話 - H-Yamaguchi.net

    アーティストの西村大助さんが作ったもの。ともあれ必見。裏側で動いているのはMovable Typeのようなブログと同じシステムだが、表にはオンラインマガジンのように見える。キモはこの「体」が非常に軽いことで、これまでのように重いファイルをダウンロードして表示するのではなく、ページをめくるごとに新たにページをデータベースから読み込んでくる。さらに、ブログと同じように、ログインすればインターネットからこの「雑誌」に投稿とかもできてしまう。まさに雑誌型のブログ。 確か番組では映らなかったかと思うが、事前の打ち合わせの際のデモでは管理画面が一同の大きな反響を呼んでいた。レイアウトや構成の変更が画面上で非常に簡単にできる。あと必要なのはデザインのセンスだけ。 これまでのブログの「見た目」が気に入らなくてこれを作った由。「ブログってこんなもの」という固定観念を打ち破るもの、のように思った。個人クリエ

    ブログが「雑誌」になる、という話 - H-Yamaguchi.net
    Arthur7
    Arthur7 2006/08/06
  • H-Yamaguchi.net: 2年間で変わった、のか?

    記事によると、概要はこう。 このサービスは永野商店(東京都)の「まねきTV」。ソニー製の市販装置を使い、テレビ番組を、専用ソフトを組み込んだパソコンなどにネット経由で流す。利用者が購入した装置を入会金3万1500円、月額利用料5040円で預かり、約50人にサービスを提供していた。 この記事からすぐに思い出すのは、「録画ネット」のことだ。 「録画ネット」については、以前こんなことを書いたことがある。このサービスは、要するに、ユーザーが買った録画機器を会社が預かって管理し、それで録画した内容をネットでユーザーに送る、というものだった。テクニカルな点とか細かいあたりはわからないが、サービスの質的な特徴は、上記の「まねきTV」とほぼ同等のように思われる。 「録画ネット」は、機器の管理・支配の実態がサービス提供企業側にあるとして、私的複製ではないから著作権法違反、とされた。これが、2004年10月

    H-Yamaguchi.net: 2年間で変わった、のか?