ヤマハは6月6日、ギガアクセスVPNルーター「RTX1210」用の最新版ファームウェアを配布開始した。AWSが提供する「Amazon VPC」へのVPN接続設定機能を追加し、GUI画面から簡単な設定をするだけでVPN接続できるようになった。 今回ヤマハが配布を開始したファームウェアのバージョンは「Rev.14.01.20」。「マルチポイントトンネル機能への対応」「L2MSにおける管理台数の拡張」「Amazon VPCとのVPN接続設定機能」など、前バージョン(Rev.14.01.16)から多数の機能追加/機能強化がなされている。 ヤマハでは、2010年からRTXシリーズにおいてAmazon VPCとのVPN接続検証を実施し、設定例の公開などを行ってきた。今回のRTX1210における機能追加では、AWSの管理画面で発行される「アクセスキーID」「シークレットアクセスキー」「VPN ID」など