「なぜFAでベイスターズに来たのかって、みんな聞くんですよね。それ一番質問される」 久保康友。ロッテに入団し、トレードで阪神へ。そして2014年、FAでDeNAベイスターズにやってきた。在籍期間は4年、71試合の登板で29勝23敗。しかし数字以上のインパクトを、当時のベイスターズとベイスターズファンに与えた男。ベイスターズ退団後、アメリカ、メキシコを渡り歩き、今現在「何もしていない」という久保。松坂世代「最後の大物」であり、プロ野球界「最大の異端」は、どんな思いを持ってベイスターズにやってきたのだろうか。 久保 「来たくない球団」というのはどういう? ――ハマスタが狭いので。 久保 あぁピッチャー目線ですか。確かにピッチャーは嫌がりますね。東京ドームと横浜スタジアムは野手が喜ぶ球場ですね。でもそれプロ野球記録とか、そういう「数字」を目指している人の考えですよ。 ――久保さんは違ったのですか
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