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ブックマーク / www.axis-cafe.net (17)

  • 確信的誤読犯対応(2・完) - おおやにき

    実はしかし、法華狼氏が自己評価を(さらに)こじらせたかなあと思う点が一つあり、それは氏自身が(今回の)私に対する言及の前提として参照している別のエントリにある。 まず私自身の主観的証言を述べる(読めばわかるように「見ていない」という趣旨なので証拠により裏付けることはできない)。年8月中旬に法華狼氏は複数回私のtweetを踏まえてエントリを書き、ある意味非常に誠実だと認めるところであるが、はてなIDコールを通じてmentionを飛ばしてこられた。まあしかし正直に言うとその内容とかレベルはごく低いもので、以前にblogでやりとりした際の印象からもまともな対話にはならないと思ったのでごくダメな点のみを適当に指摘し、途中からは見るのも止めてしまった。なので上掲8月18日付のエントリも読んでおらず、昨日初めて目を通した。 というわけで「馬鹿らしいから相手しなかった」が私の音であるところ、あるいは

  • 確信的誤読犯対応(1) - おおやにき

    忙しいんだけどなあと思いつつ、こういう「核心的誤読犯」をこれ以上放置してつけあがらせるのもなあと思うので多少書く。また法華狼氏からの言及だが、まずこちらから。北星学園大学の件について私が以下のように述べた点について、さらに下のように評している。 まあしかし前にも書きましたが大学人ではないわけでコストは誰が払うねんという話にはなるでしょうし、脅迫に屈しないというのは言論で闘うことが前提ですがご人がそういう対応もしていないようなので、堪忍袋にも限度があるかとは。 RT @zetuboutouin: 正直、五十歩百歩です。 — Takehiro OHYA (@takehiroohya) 2014, 11月 1 というか先方がコスト問題を正面に出してくれたのだから元記者としての立場に連帯したいじゃーなりすとの方々が浄罪を拠出してお支えになればいいんじゃないですかねえ。「カリキュラム変更で担当コマ

  • リアリズムと陰謀論(3・完) - おおやにき

    ただまあ、こういう陰謀論者をほっておいても構わないだろうと思う理由もあり、つまりリアリズムと陰謀論の違いについて述べた箇所で繰り返し説明したが陰謀論者の世界には当の意味での他者がいないので、観点や価値観や考え方の違う相手を説得したり納得させたりするための議論というのをこの人たちが生み出すことはできない。あらかじめ結論を共有し・モノの感じ方において「共鳴」してしまっている人たちが寄り集まってくるということは考えられるのだが、閉じたクラスタを作って内部で反響しているだけなので基的に無害である(アメリカの民兵集団みたいにそこに武器を足すと危険が生じると思うが、この人たち多分、そういう指向も能力も持ってない)。 なんか反響が耳障りだなあと思ったときに音の届かないあたりまで蹴飛ばしておくというのが個人的に必要なことのすべてであり、なんか若い人がうっかり共鳴してしまってクラスタから出てこれなくなっ

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    BIFF 2013/12/11
    「閉じたクラスタを作って内部で反響しているだけなので基本的に無害である」確かに。。
  • 違いのわからない人たち - おおやにき

    さて前エントリで触れなかったのが、議会多数派による意思決定がいかなる個人も基的人権を奪われてはならないとする(1)リベラリズムに反していた場合にはどうするか、という問題である。まず確認すべきなのは、この点に関する最終的な判断は憲法98条1項および81条によって裁判所に委ねられており、ということは実際に損害が発生したことを前提に提起される訴訟においてしか確定されないということである。だがもちろんそれは立法が実現したあとの・事後的段階であり、そこにおける判断を踏まえて投票の場面における意思決定を行なうことは端的に不可能である。我々は、事後に裁判所がどのように判断するかを予期し、その予期に対して賭けざるを得ないということになるだろう。 だがもちろん我々としてはできるだけ分のいい賭けを挑みたいだろう。そこで私としては、内閣法制局が行なう法令審査を信頼することが一つの相当安全な手段になると考えてお

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    BIFF 2013/12/08
    「法華狼氏の議論の底というのは割れている」
  • 認められない人たち - おおやにき

    多少長くなりそうなので、久しぶりにブログで書く。まず特定秘密保護法案とその採決過程に関してtwitterで書いたところ、法華狼氏(はてなID:hokke-ookami)がHatena Diaryで「[ネット][トンデモ]「少数派の意見や権利を守る」「少数派に意見表明の機会を与えたら淡々と採決すればいい」どっちだよ」という文章を書かれたので、twitter上で以下のように言及した。 特定秘密保護法案は内閣提出法案である(=法制局審査を通っている)という程度の違いにも気付かないレベル、ということで。 RT @hatenaidcall @takehiroohya id:hokke-ookamiさんから言及がありました http://t.co/mB2BvQq4kC — Takehiro OHYA (@takehiroohya) 2013, 11月 28 もうちょっと丁寧に言うと、整合性や強制可能性

  • 体罰と暴力 - おおやにき

    大阪市立桜宮高校の男子生徒が自殺した事件以来、体罰をめぐる議論がかまびすしいようである。「義家政務官「体罰ではなく暴力だ」 自殺の事実解明指示」(asahi.com)などという報道もあり、これに対して「体罰は暴力に決まっているだろう」と反発している人々も見受けられ、一方では前者が必然的に有形力の行使を伴う以上その通りなのだが、「死刑によって殺人は減る」と主張している人に対して(いやその当否はともかくな)「死刑は国家による殺人にほかならない」と言うようなもんやな、とも思う。法による統制を受けていることによって死刑が単なる殺人とは区別されている(ことになっている)のと同様に、体罰も統制されていない暴力とは違うよねという立場もあるだろう(再び、その当否はともかくとしてだ)。要するに出だしの定義問題から混乱しているので、互いにわら人形を叩いている部分がある。 管見の限りではあるが、よほど極端な人を

  • 公人・おまけ - おおやにき

    さて片山氏については、国会議員として問題を感じれば制度改革に取り組むのが筋であって個人攻撃などをするべきでないという批判もあるようである。ええと、無茶言うな。 どういうことかというと、行政職(大臣とか政務官とか)を兼ねていない・普通の国会議員が単独で行使できる権限というのはごく限られている。公的な位置付け、あるいは卑近な話としては報酬の面においては一般職の公務員より上位に置かれているが、現実にどれだけの決定権があるかはそれとは別の問題なのだ。 たとえばの話、各省の事務次官であればその省の職掌に属する問題のほとんどに対して事実上の決定権を持っているし、形式上は大臣の権限とされていてもその処理があらかじめ委任されており、自分のハンコで決められることが非常に多い。もちろんこの委任関係はさらに下にも広がっているのであって、出先機関の課長クラスでも自分のハンコで決まることがそれなりにあるように見え

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    BIFF 2012/06/12
    おおや先生の「公人」のすばらしい補足記事。社会的な立場では雲泥の差がある上場・大企業の社長と中小企業の社長を比較すると、なんでも自分で決める中小企業社長の裁量範囲が圧倒的というのに似ている。
  • 公人 - おおやにき

    行く気どころか興味関心もないロンドン五輪についてなにやらこのような記事が出ているわけであるが(「IOC委員もブチ切れたヒースロー空港、当の"悪夢"はこれから?」MSN産経ニュース)。 ヒースロー空港と英国政府は、空港の職員を増員させて対応するとしているが、それにも限界がある。そして、最悪の"悪夢"は、ズバリ8月13日の月曜日。五輪閉会式の翌日だ。ヒースロー空港は通常、1日に9万5000人の出発客を扱うが、8月13日の出国客は13万8000人にも上るとみられている。出国審査がこれほどの人数をスムーズにコントロールできるのかは大いに疑問。当の"悪夢"はこれからかもしれない。 ヒースロー空港って出国審査ほとんどやってないような気がするんだけど。一応セキュリティチェックの先に窓口はあるけど閉まりっぱなしで、パスポートにスタンプも押さない。入国審査の厳しさとは対極的だよねえという評判もあるはず。

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    BIFF 2012/06/09
    おおや先生による「公人」のわかりやすい「定義」解説。ちょうど調べたいと思っていたとことなので、ここは一つ鵜呑みにする。。
  • 帰国。 - おおやにき

    でまあその、事情が事情だから責めようとは思わないのだがルフトハンザがぐだぐだで、 成田に飛ぶのがこわいから全部中部と関空に振り替えるよ! あと全便ソウル経由にするから出発は1時間前倒しね! → もともとフランクフルトでの乗り継ぎ時間が2時間しかないのに1時間早くなったら間に合わないだろうと旅行社に連絡。 →→ 「確認したら出発時間は元通りに再変更されているようですが......」 やあ出発時間は元に戻したよ、でもソウル経由だから到着予定時間は2時間遅れだね! → 午後からの会議に間に合わなくなる可能性が高いので先方に連絡。 出発前日に調べたら「やっぱりソウルは経由しないことにしたよ! 到着も元通りね!」 → orz そして当日のヒースロー・フランクフルト間は朝から機材の用意が遅れたとかで30分遅れ、ただでさえ広い空港での乗り継ぎというので心配していた私をやきもきさせてくれたわけです。いや行

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    BIFF 2011/03/30
    大戦でもう少し頑張っていたら被爆したのはドイツかも知れない、それが民族的トラウマになっているのか。ドイツ大使館もさっさと東京から逃げ出したし、人体標本とか作るくせにドイツ根性ない。
  • ロンドンだより(2) - おおやにき

    前回言及したデモだが、夜になって顛末が報道されたら結構大騒ぎになっていた。総参加者25万人以上はまあいいとして、逮捕者200人以上、負傷者60数名だそうである。全体的には組合が組織したもので平和なデモだったのだが、一部にまぎれこんだ小党派の連中が銀行を襲ったり路上で放火したり警官を攻撃するなどの過激な行動に出たとのこと。帰ってくる途中で撮ってきた写真とつなぎ合わせるとはあなるほどと思うところもあり。 このあたりがトラファルガー広場で撮影したものだが、「社会主義労働者」Socialist Workerや「社会党」Socialist Partyを名乗る集団がテントを設置したり、ゼネストを呼びかける垂れ幕を掲げたりしている。 有名なネルソン記念柱とか銅像もこのような状態であるが、これはまあ簡単にはがせるようなものなのでこの国の基準では乱暴狼藉にはあたらないのだろう。そもそもネルソン記念柱には普段

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    BIFF 2011/03/28
    「平和的デモもすぐ暴動まがいになる英国人は、地震津波後の日本は驚くのだろう「暴れ方を知らないだけではないか」と指摘もあるが「正しい麻薬の打ち方」を知らんでもいいのと同じ話。」
  • ロンドンだより(1) - おおやにき

    そろそろ帰国なので、せっかくだしと思って帝国戦争博物館とロイヤル・ポートレート・ギャラリーに出かけてくる。行ってみたらどちらも(ロンドンの美術館・博物館のなかでは小規模な部類に属するのだが)大変に盛り沢山であり、1日で2ヶ所回るというのも日人的発想であったなと反省する。しかしなあ、大英博物館は大学のそばにあったから数時間くらいずつ2回行ってみたけど、たぶん展示の1/12くらいをさっと眺められただけだもんなあ。ちゃんと見てたらいくら時間があっても足らんぞ。定年になったら毎日のように通うといいかもしれんと思いました。入場無料だし。 ところでなにか街が騒がしいなと思っていたら、コメントで少し書いた政府の予算削減策に対する反対デモが実施されていたのであった。ハイドパークで大集会という話は聞いていたが、トラファルガー広場とか、街の中心部にも来る予定だったのね。なんでも25万人以上が集まったそうなの

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    BIFF 2011/03/28
    「第一にロンドンの公共交通がひどいのは共通了解。第二に日本で提供されているサービス水準は世界的には異常だということ。」
  • 続々・更新おまけ - おおやにき

    ところでこれは自己弁護ですよ? The Times (March 23 2011)に掲載された、同紙日駐在のRichard Lloyd Parry氏の記事"I've seen devastation like this just once before - in Ache"から。日記形式で11日から22日までの取材について書いたもののうち、11日、地震が起きた日の内容です。 I am in my office on the 10th floor when the building begins to shake violently, the worst earthquake I have experienced in 16 years in Japan. But central Tokyo has suffered no serious damage, and the early rep

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    BIFF 2011/03/25
    お国柄。
  • 続々・更新 2011年3月20日 - おおやにき

    なんかまったくインターネット接続環境が改善できないのでもういいかなと諦めかけている(この話の詳しい内容はまた書く)。さて地震・津波から1週間がたち、こちらで確認できる状況でも死者・行方不明者の規模が1万5千人を越えている。前エントリで私が書いたことは呑気もいいところだったことがはっきりしたわけで、不明を恥じるしかない。書いた通り揺れを体感しているわけでもなく、BBCのニュース映像は見たがスケールがわからないのでどこか数箇所では津波で車が流されるとか、倉庫が潰されるとかいう被害が出たのだろうなあと思っており、さらに後の報道で被害エリアの地図などを見てようやく映像のような被害が例外的な地点でではなくかなり広範囲に生じたことが分かってあわてたという経緯があるのだが、まあ言い訳である。ある方から、こういう大規模な災害では被害者の規模は1週間くらいしないとわからないものだと指摘された。その通りであろ

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    BIFF 2011/03/22
    おおや先生の英国から見た震災リポート。過日の投稿のお詫び含む。
  • 分限と懲戒 - おおやにき

    前原外務大臣が辞任したそうである。長年の支持者であった在日韓国人の焼肉店経営者から献金を受け取っていたのが政治資金規正法に違反するということだが、そのような人間関係を背景に・5年間で合計20万円という程度の金額をもらったことが辞任に値するような悪いことか、と聞かれれば戸惑わないではない。前原氏自身も「献金によって外相の職務に影響を受けたことはない」(asahi.com)と述べたようだが、確かに国会議員が動く規模の金額ではないだろうし、そもそも言われているような関係があればお金など渡さなくても前原氏が動くことはあったかもしれない。そして、そのような人間関係を介した影響力を禁止する法律はないし、禁止することもできないだろう。大臣が自らの出処進退について判断したことなのでこのような表現がそのままあてはまるわけではないのだが、しかし懲戒免職に相当するような「悪い」振る舞いであったかは確かに疑問で、

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    BIFF 2011/03/08
    おおや先生から厳しいご指摘。偽メールの時もそうだったけれど、前原さんの脇の甘さ(というか大胆なノーガードっぷり)は、敵として傍から観ていても心臓に悪い。
  • いのしし - おおやにき

  • 客層の問題 - おおやにき

    別件でこちょこちょと検索していたら、昨年の11月に朝日新聞に書いた岡崎市立図書館問題に関する記事に対して高木浩光氏がなにやら書いていたことをいまさらに発見する。でまあその、変わってないねえ。 だがここで問題にしたいのは、そのような解明を求める人々のあいだに、公的機関である図書館が提供していたサービスであるから、あるいは企業が開発・販売していたシステムだから、完全に動作するのは当然だという声が多かったことである。にもかかわらず、通常より多少負荷が高い程度の今回の自作プログラムによって動作不全を起こしたのだから悪いのは企業・図書館側だ、被疑者は悪くないという論理につながっているのだが、しかし我々は当にそう言ってしまってよいのだろうか。 (大屋雄裕「岡崎市立図書館問題から考える:完全の追求 潜む危険」『朝日新聞』2010年11月11日夕刊、名古屋社版7面) これはまったく的外れな主張であり、

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    BIFF 2011/02/04
    おおや先生、連弩で矢の雨を降らせるの巻。文系も巻き添え。
  • 強制起訴 - おおやにき

    というわけで民主党の小沢元代表が指定弁護士によって強制起訴されたわけであるところ、この「強制起訴」というのは何が強制で何が普通の起訴と違うのかという声あり。まあ要するに検察審査会の起訴相当という議決を尊重して指定弁護士は起訴しなければならない、起訴すべきことが強制されているという趣旨であって、普通の場合に検察官が起訴するかしないかを自由に決めることができる(起訴便宜主義)のと違うということであろう。で。 民主党の川内博史衆院議員 「冤罪(えんざい)の可能性がかなり高い。指定弁護士は法的には起訴しない判断もできた。無罪だと分かっていて起訴したのなら、弁護士法違反の疑いが出てくる」 (「政界おもしろコメント集」MSN産経ニュース) ええと一応これに続いて「ただし、次の各号のいずれかに該当するときは、この限りでない。」という例外規定がついているので検討しておこう。順に以下のとおり。 一  被疑者

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    BIFF 2011/02/01
    いやだから分かるのは民主党に馬鹿が一人いるという事実なのであって、これまでの経緯から他にもたくさん馬鹿が居るということは分かっていても、馬鹿しか居ないと断定はできないであろう。馬鹿しか見たことないが。
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