わたしたちにできることは、子どもを保護するか、保護しないかの二者択一ではない。 家庭から分離するまでにはいたらなくて、 しかし放置できない事例はたくさんある。 例えば、学校に行ってない、保育所に行ってない、 入浴・洗濯・掃除ができてないとか・・・。 保護者の手助けをすることでなんとかなる場合もある。 最近、わたしはKくんの保育所への送迎をすることを企画した。 毎日はムリなので週に2日ないし3日送っていけたら、 少なくとも家にずっといる今のままよりいい。 保育所を卒園するまで長く続けなければ意味がないから、 ぼちぼちやることにした。 掃除や家事ができていないなら、ホームヘルプサービスを使えないかとか。 どうしても風呂に入れてやりたいなら、職員が一緒に銭湯に行ってはどうかとか。 保護者のストレスを除くために定期的に話をきく場合もあるし、 週末に子どもを預かるということをしているところもある。