日本ではサラリーマンの源泉徴収は納税意識を希薄にするというような論調もあるが、オーストラリアの場合は逆に進んでいるようだ。 Generating a social surplus This Budget includes a measure that is long over-due: taxpayers will no longer have to file tax returns. ついに確定申告の義務がなくなったというニュースだ。 A 2000 estimate by researchers at the University of NSW put the time cost of tax filing at any average of $346 per person (roughly 8.5 hours times the average hourly pay; adjusted
渡に部屋掃除を教えています。 私も実は掃除があまり好きじゃない。拭き掃除は好きなのですが、整理整頓が好きじゃない。 渡に一番効くやり方はこれです。 まず床にマスキングテープを張ります。床を4等分します。1回の掃除で行うところは、4分の1の部分だけ。 他は絶対に片付けさせません。 4分の1が終わったら次の部分を次の日にやります。こうやって行うと、1番目の四角い区切りは時間がかかるけど、2番目は、1番目の箱の70%の時間で片付けがおわり、最後の部分は、1番目の箱の約10%の時間で終わります。 これは、渡のようにADDが入り気味の人は、どうしても掃除の最中に全体像を眺めてしまうので、気が散るからです。 掃除が出来ない人っていうのは、できないのではなく、掃除の最中に全体を眺めてしまうので、できないのです。 マスキングテープで区切ったら、区切ったマス目一つ以外のことを考えないようにします。これがなに
これまでご愛顧いただきました「五十嵐仁の転成仁語」を、こちらに引っ越しました。今後とも、よろしくお願いいたします。 「拡大戦線」? なんじゃそれは、と思う人もおられるでしょう。 南米ウルグアイの革新的な統一戦線だそうです。本日の『しんぶん赤旗』の「国際」欄に出ていました。 『しんぶん赤旗』の記事は、「南米ウルグアイ 首都に共産党員知事 女性として史上初」という見出しで、次のように伝えています。 「南米ウルグアイで9日、地方選が実施され、首都モンテビデオ特別県で同国史上初めて共産党員知事が誕生しました。当選したアナ・オリベラ候補(56)は、ウルグアイ共産党などが参加する国政与党『拡大戦線』から立候補。45%の得票で、野党候補に大差を付けて勝利しました。」 この記事には、「ウルグアイの拡大戦線」についての用語解説があります。それによれば、「1971年2月に結成された社会党、共産党、キリスト教系
さて、船は南極へと向かう。 しかしその前に難関がある、とのことだった。 南極海に入る前、船は、ドレイク海峡を通過する。 このドレイク海峡というのが、揺れる「難所」として有名らしい。 レセプションでは乗員乗客用に、酔い止め薬が無料で配布され、ピースボート事務所では、棚に入っている書籍や置物などをすべて整理して、ものが落ちないようにしている。 まるで引っ越し状態である。 むろん、このドレイク海峡を通過する日は、すべてのイベントは休止である。 それどころではない、らしい。 ....そんなに揺れるんかい。 一日中ジェットコースター状態だとか、船酔い者続出、という噂もある。 ....おい。 なので、気が小さい私は、もちろん、酔い止め薬をもらってきて、テーブルの上のパソコンなどを片づけることにした。 幸い、天気が良かったせいか、ジェットコースターということはなく、ゆらゆら揺れている程度。しかし、ずっと
先月からアメリカに行っていて、やっと9日に帰国した。そして、大変なことがたくさん起きていることに愕然としている。 まず、口蹄疫。 口蹄疫の処分対象数は5月10日現在、7万6999頭に上っている。ところが、殺処分が進んでいない。終了したのは1万頭あまり。これは大変な事態だ。 口蹄疫は発生から殺処分までの時間が感染拡大を防ぐ上で重要だ。牛や豚は、感染すると体内でウイルスが増殖し、大量に排出する。特に豚は、高濃度のウイルスをエアロゾルの状態で気道から排出する。風による伝播もありうるという。したがって、感染が分かったら、とにかく早く殺処分してウイルスの増殖、伝播を止めなければならない。24時間から48時間以内に殺処分を完了させるのが国際的な常識だそうだ。 ところが、日本では感染が分かって4~5日たってもまだ処分が終わらず、わずか1万頭しかまだ処分できていない。 これは極めて深刻な事態だ。この調子で
【野口裕之の安全保障読本】 米海軍では近年、「真珠湾攻撃以来の海戦大敗北」が相次いだ。図上演習などの結果ではあったが「米海軍敗北」の意味は小さくない。強い相手と同じ土俵で戦わない「非対称(弱者)の戦法」に対し、米国が強敵だった旧ソ連正規軍など「対象」に備えた編成・戦術思想で対抗することが、場合により極めて難しくなっている「現実」を証明したからだ。 「現実」を軍指導部が認めない、認めたがらない点はさらに深刻。米戦力の迅速・確実な投射が困難になれば、日本防衛や日本の生命線・中東からのエネルギー輸送航路の安定が大きく揺さぶられる事態となる。 米国の外交政策専門誌に昨年末「米国はいかに海戦に敗北したか」という論文が掲載された。筆者は米統合参謀本部諮問委員を務めたジェームズ・クラスカ氏。論文は「2015年、東シナ海を航行中の第7艦隊主力・原子力空母に、中国軍発射の中距離対艦ミサイルが命中。艦載
福祉施設などの国の最低基準を廃止し、地方任せにする「地域主権改革」関連法案によって公営住宅がどうなるかを考える集会が11日、国会内で開かれました。主催は、国民の住まいを守る全国連絡会(住まい連)と全国生活と健康を守る会連合会。 主催者あいさつした住まい連の坂庭国晴代表幹事は、東京都が都営住宅を新設しないなど公営住宅政策が貧弱なまま整備基準を地方任せにするのは問題だと指摘。「『建てない、入れない、追い出す』という行政の姿勢を改めさせ、公営住宅の充実と家賃補助制度の実現を」と述べました。 都営住宅に何度応募しても入居できない高齢の男性は「アパートの家賃は5・5万円で風呂はなし。銭湯は徒歩15分で、冬は湯冷めします」と訴え、都営住宅の新設を求めました。 東京都公営住宅協議会の斎藤正徳会長は、長期の入院を理由に区営住宅から退去させられた人や、知的障害を持つ男性が家賃を払っていた兄の死去に伴い都営住
昨年9月。民主党の小沢幹事長は、総選挙が終わって間もないうちにイギリスを訪れました。小沢氏は、イギリスの二大政党制を手本にしてきました▼そのイギリスで6日、下院にあたる庶民院の総選挙があったばかり。興味深い選挙でした。たとえば定数です。前回05年の646から、650にふえています。日本では、民主党などが定数を大幅に減らすといいますが▼イギリスは、議席すべてが小選挙区で決まります。日本は衆院480のうち180が比例代表。定数減を求める人たちは、比例を削りイギリス型をめざします。もし小選挙区だけの300なら、人口でイギリスの2倍の日本が、議員数では半分以下になります▼イギリスは、日本と事情が違うものの、議会政治を成り立たせる議員を“ムダな存在だから減らす”とはしていません。ちなみに、ムダといえば政党助成金。イギリスにもありますが、与党には配っていません▼小選挙区制の弊害は、あらわです。事前調査
こちらは、「『Total XP Security』というのが出てくるんです…とりあえず途中までやってみたんですが…」とのお客様。 うーん、途中までって…そりゃちょっと…。 お聞きすると、一応ご自身で調べて対処しようとしたらしいのですが、途中でレジストリをいじったりと危険なニオイを感じてそこで止めたらしいのです。 正直なところ、変に手を入れたのなら、最悪はリカバリしかないんですが…。 「データのバックアップとかもできてませんし、なんとかリカバリせずにがんばってもらえないでしょうか」 …ま、まぁ見るだけ見させてもらいますけどねぇ。 ----- とりあえず起動してみたら、 System security ALERT! って…。 いきなりキッツイのが出ますねぇ。 すぐに右下にもこういうのが。 Security hole detected! とか…。 Security breach! Beware!
少し古くなってしまいましたが連休中に拾ってとりあえずツイートしておいたネタです。5月4日の日経新聞「低音世代の経済学パート2」という連載特集の4回めで、お題は「「オス化」する女性たち やりがい追って大黒柱に」です。 … 「だから女はダメねって言っちゃう」「奥さんや秘書が欲しい」。NECが25〜35歳の未婚女性500人に実施した調査が物語るのは、若い女性に広がり始めた「オス化」意識だ。 長引く低成長がバブル後に就職した20〜30代の低温世代に意識改革を迫る。昨年の労働者の月収は平均31万円強。過去20年間で最低になった。結婚相談所大手のツヴァイによると「男性会員の大半は結婚相手に共働きを求める」という。 … 女性の意識変化の背景には国や企業の変化もある。バブル前の「均等法世代」が世に出た当時は社会が未成熟だった。今は違う。低成長を背景に「企業は新卒で採用した優秀な女性社員に長く働いてほしいと
私は東京でサラリーマン生活をしていて、会社の最寄の駅はかなり混雑する駅です。地下鉄はラッシュで、自分の体と手がどういう位置関係にあるのかよく分からないくらい体勢でもまれることもあるような、そんな通勤状況です。 そこでいつも似たような風景を見るのですが、地下鉄が駅に着き、ドアが開いて中から人が出ていく。そこで、ドアのところで立ち止まる人がいるのです。次以降の駅に行くから、いったん降りてまた乗りなおすというのではなく、あるいは体のどこかが悪いという風情でもなく、立ち止まって、何をするでもなく一息ついて、ゆっくりと改札に向かう。地下鉄のドアだけではありません。改札までも結構人ごみが続くのですが、改札を抜けて、自動改札の出たところで、何をするでもなく一息ついて、ゆっくりと地上に向かう。 実はそこで止まることにあまり合理性はないはずなのです。ドアを出るのは、改札に向かうため。スーツを調えるとかならま
一昨日のエントリでは、ギリシャ危機をきっかけとしたユーロを巡るマンキューとクルーグマンのやり取りを紹介した。そこでクルーグマンがリンクしたデビッド・ベックワースは、2次元の座標図を使用して最適通貨圏を視覚的に捉える方法を紹介している。彼は、以前のエントリで、実際にその方法を用いてギリシャが最適通貨圏から外れていることを示している(下図)。 ここで縦軸は工業生産成長率の対ユーロ圏全体の相関係数であり、横軸はインフレ率と雇用保護の程度(6段階で評価)から求めた衝撃吸収係数(数値が高いほど衝撃を吸収し易い)である。従って、原点から遠いほどユーロの最適通貨圏に適合し、原点に近いほど最適通貨圏から外れることになる。赤い線はベックワースが仮想的に引いた境界線であるのでそれほど厳密なものでは無いが、ギリシャは最も原点に近いので、いずれにせよ分析対象国の中で最適通貨圏から最も遠い位置にいることが分かる。
参議院比例は非拘束名簿方式なので、候補者には毎回有名人候補が出馬するのが、谷亮子女史の参議院出馬を知りさすがに驚いた。しかも現役続行しながらの出馬だ。谷女史が国会議員になれば、国会開催中に試合に出た場合、「税金ドロボー」として批判されるだろう。この点に関してきちんと考えているのだろうか?これらの点を考慮できないならば、まともな国会活動ができるとは思えない。私は谷女史に票は入れない。 各政党とも選挙に勝つために有名人候補を擁立したい事情は理解できるが、候補者には政策や理念を説明できるようにしてもらいたいものである。納税者の1人として政治や経済に訳の分からない人には税金を払って公設秘書の分まで食わせたくない。 でも経済に関して大多数の政治家は、とても合格点出せないんだよな。世間では政策通と呼ばれる人も含めて・・・。
■自転車の交通ルール 「止まれ」「駐車禁止」「通行止め」など、道路には数々の規制標識が立っている。 その意味は自動車教習所ぐらいでしか教わらないため、クルマの運転手さえ守っていればいいと思いがちだ。しかし「自転車に乗っている人も標識に従う義務がある」と話すのは、『道路交通法の解説』(一橋出版)の著者である橋本裕蔵氏(千葉科学大学准教授)。 道路を走行する「車両」は、標識規制のすべてに従う義務を負う。自転車は、道路交通法上、「軽車両」に分類されているが、軽車両は「車両」のなかの一つに分類されているから、自転車もれっきとした車両だ。 自転車をこぐ者も、交差点で「止まれ」の標識や赤色の点滅信号の手前では一時停止。一方通行の道路を逆走するべからず。酒酔い運転も禁止。制限速度を超えればスピード違反。放置自転車は駐車違反に該当しうる。 標識の下に「自転車を除く」との補助標識が掲げられている場
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