ブックマーク / takedanet.com (15)

  • 武田邦彦 (中部大学): 世田谷の高線量率と福島の新米(緊急)

    哀しい事実と、国や自治体のウソがまだ続いています。 もともと、原発事故というのは「原子炉からの放射線で被曝する」のではなく「自分の身の周りに飛んできた死の灰」によって被曝するのですから、「距離には関係が少ない」と覚えた方が被曝を減らせます。 それを、事故が起こった直後、政府、NHK、東大教授の連合軍が「遠くに逃げろ、距離の二乗に反比例する」、「直ちに健康に影響がない」と科学的に間違ったことを言ったので、多くの人が「余計な被曝」をしました。またかつては言論が自由だったので「死の灰」と呼んでいた放射性物質を「言葉狩り」が流行しているので使えずに綺麗な言葉を使ったために分かりにくく、これも「余計な被曝」につながりました。 ・・・・・・・・ 世田谷で1時間あたり2.7ミリシーベルトが観測されましたが、道路の脇の藪の傍で、当然、死の灰の性質からいって予想されることです。毒物が飛散した場合、「どこに毒

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    BUNTEN 2011/10/13
    「遠くに逃げろ、距離の二乗に反比例する」放射性物質の飛散と、放射線源から離れたときの放射線の強度の問題を混同するなということは、信頼できる先生方が口を酸っぱくして言っていたと思う。
  • 武田邦彦 (中部大学): 紅白歌合戦による言論統制

    かつて,NHKは私に正しい情報を提供してくれていると信じていた頃,私は紅白歌合戦を楽しく見ていた.私から受信料を徴収し,「受信者のための放送」という言葉をそのまま信じていたからだ. 私も多くの日人のようにNHKを批判するのはいやだった.子供の頃からNHKに親しみ,そして信頼してきた.NHKが自分を裏切るのは,親友に裏切られたような気持ちになるから,なんとかNHKは正しいと思いたかった. ところが,少しマスメディアに関係するようになってから,まず,第一にわかったことは,芸能界の人がNHKに異常なまでの気を遣っていることだった. もう1年半ほど前のことだが,私が少しでもNHKに対する批判的なことを発言すると,居合わせた芸能界の人は決まって口を閉ざすし,そこに居合わせたある著述業の人は「NHKを批判するなら私は降りる」と言われた. その人は「NHKから仕事をもらっているので,批判している人と仕

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    BUNTEN 2008/12/14
    「公共放送で,社会的な影響があるのに,選考基準が公開されていないというのも異常だが,」ん?しょせんその程度の行事ってことと違うの?
  • 武田邦彦 (中部大学): 社会はゆがんでいるか(3) 貝になりたい-1

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    BUNTEN 2008/11/19
    民主的にちまちま変革を目指すという考えを頭から追い出した危険思想。
  • 武田邦彦 (中部大学): 永久財産 その2

    金融危機が世界を駆け巡っている時なので、「永久財産」という全く違うものを考えてみたい。 先回、少し触れた「フジヤマ方式」とほぼ同じもので、少し文化的香りを持たせたのが「花のパリ方式」である。フランスはある時、次のように考えた。 「この国が永遠に栄えるためには、魅力のあるパリを保つことだ。そうすれば世界の人がパリに憧れを持ち、来てくれるだろう。」 さすが「考える葦」であり、この作戦は見事に当たった。画家、数学者、キュリー夫人、ショパン、ピカソ、文化人、ビジネスマンがパリを訪れてそこに魅せられた。 よくよく観察するとフランス人は理屈っぽいしプライドも高い。おまけに少し人間が辛いところもある。その点ではロシア人の方が遙かに人なつっこいし人間味がある。でもモスクワとパリというとパリの方に花がある。 人は魅力を感じたところにお金を落とす。だからパリに魅力がある間は、パリは安泰だ。 個人で花のパリ方式

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    BUNTEN 2008/11/06
    こいつには物が買えずに汲々としている貧民の気持ちなどわからん。orz
  • 武田邦彦 (中部大学): 子供と語る環境-2 有害物を除く体のしくみ

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    BUNTEN 2008/11/03
    ただし進化の過程になかったような高濃度の重金属や合成物質の一部まで除ける仕組みは用意されていない。
  • 武田邦彦 (中部大学): 病む裁判・・・最高裁は悪い人で構成されている

    社会保険庁の犯罪は、すでに歴然としている。年金記録の記帳忘れですら、日社会に対する背任罪と見なされるし、年金記録の故意の改ざんに至っては、これが民間なら直ちに司法の捜査が入るだろう。 「国」とか「指導者」というものが求められる法律違反、規律、倫理は、権限を持たない一般国民より厳しいものを求められる。それでこそ、その人たちは特別な立場にあり、国民を指導できるのである。 しかし、すでに社会保険庁の職員自体の自白、およびそれを受けた厚生労働大臣の刑事告発発言などがあり、明々白々な事実があるのに、しかも年金改ざんについての裁判も行われたのに、裁判所は「国が犯罪を犯すはずはない」という理由から国に対する犯罪を積極的に隠蔽しようとしている。 当は、裁判所が国を裁く前に「裁判所が裁かれる」という時代なのだが、それは「国が被告の時には、その弁護には裁判官の同僚である裁判官が当たる」という国を保護する方

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    BUNTEN 2008/10/19
    たまに出てくる武田氏のド正論。
  • 武田邦彦 (中部大学): 科学の教室  お風呂場は暖まるか?

    真冬、気温は零下ギリギリで凍るような寒さでも、お風呂を少し熱めに沸かして上のふたでも開けてしばらく経つと、お風呂場の温度が上がってそれほど寒さを感じないでお風呂を楽しむことができる。 なぜだろうか? お風呂とお風呂場の大きさを比べると、お風呂場の方がズッと大きい。冷えた空気でお風呂のお湯が冷めそうなものだが、お湯は冷めずに、お風呂場の温度の方があがる。 なぜだろうか? それは「水」の方が「空気」より熱を貯めやすいからだ。これを専門用語では熱容量というけれど、普通の人は「熱を貯めやすいものと貯めにくいものがある」と覚えておけば日常生活では困らない。 ところで、水は空気の3500倍の熱をためることができる。だからお風呂場が大きくても、その広さを3500分の1にするとお風呂の水の熱と比較できる。だから、空気は「ほとんど熱を持っていないようなもの」なのである。 ここまで科学の勉強をして、温暖化に進

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    BUNTEN 2008/08/17
    短期と長期を一緒にする例。水の方が熱容量が大きいから温まりにくいというのは短期的には正しいが、温室内のバケツの水が何時までも水であり続けるわけではない。
  • 武田邦彦 (中部大学): 昼休みの電気

    会社に行くと、9時から12時までは煌々と蛍光灯がついているのに、12時になると電気が消え、その暗い、新聞も読めないような部屋の中で、背中を丸めて中年の男性が黙々とお弁当をべている。 きっと、家族のために必死になって働いているのだろう。お弁当も昼代を節約するために愛が作ってくれたに相違ない。 人間の方というのは不思議なもので、斜め後ろから見るとその人の人生が見えるような錯覚に襲われるが、そんな中年男性の肩は、生きているようで死んでいるようにも見えた。 ・・・そういえば・・・ 名古屋大学にいた頃だった。工学部5号館の4階に私の研究室があったが、そこまでエレベーターで上がっていくと、廊下はいつも真っ暗だった。 戦後に建てられた建物だから、特に自然の光を取り入れるという構造をしている訳ではない。廊下の両側にはびっしりと研究室が並んでいて、時にはロッカーなどがおいてあって、廊下が狭い。 だから

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    BUNTEN 2008/07/21
    「やや屁理屈だが、「電気は貯めておけないから、消してもエネルギーの節約にはならない」」それ、「やや」どころじゃないよ。基本的な部分の勉強不足。orz http://d.hatena.ne.jp/BUNTEN/20080714#p1
  • 武田邦彦 (中部大学): 「節約」を強制するのは犯罪ではないか?

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    BUNTEN 2008/05/31
    「「節約」を半強制的にさせるのは「犯罪」に近いのではないかと疑っている。」炭素税は? (^_^;)
  • 武田邦彦 (中部大学): 「環境」はお金になる

    イヤなことを書かなければならない。気は進まないが、書かなければこの信じられないような話もまた闇の中に葬られる。 こともあろうに、環境省と単なる一企業の「イオン」が提携してレジ袋を追放し、イオンはマイバッグと専用ゴミ袋を売るようになった。その協定である。 以下、これは現実にこの日で起こったことである!!協定文書はそのまま掲載した。 イオン株式会社と環境省との「循環型社会の構築に向けた取組に関する協定」の締結について(公式文書) イオン株式会社と環境省は、レジ袋対策をはじめとする循環型社会の構築の取組を推進するため、「循環型社会の構築に向けた取組に関する協定」を締結することとしました。 協定の締結により、イオン株式会社は、[1]2010年度までに、店頭回収の更なる拡大とマイバッグ持参率全店平均50%以上・レジ袋8億4000万枚に半減達成を目標として取り組むとともに、[2][1]の目標を達成

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    BUNTEN 2008/05/01
    そんなもん、幾つかのスーパーでやってるマイバッグ持参還元で十分と思うのだが。つかその還元程度しかコストかかってないんだから、ポリ製でない「マイバッグ」を売るのだとしたら妙な話のよーな…。(^_^;)
  • 武田邦彦 (中部大学): 混迷の時代をどう生きるか? (12) 太陽電池

    家庭から出るゴミは一括して焼却するのが一番良い。これほど、わかりやすいことでも、自治体と焼却炉メーカーとの癒着や、プラスチックの焼却に対する誤解などの当に初歩的なことで実施されなかった。 温暖化では、海の浮いている氷が融けても海水面が変わらないという初歩的な物理学の知識に反することでも10年来、報道され続けるという奇妙なことも起こる。科学技術立国と言いながら、ほとんど魔女狩り時代と同じような世論形成である。 このような社会では、少し難しい課題になると、余りに多くの見解がでてわけが分からなくなる。その一つが太陽電池だ。 石油が枯渇した時代は別にして、現在の状態で「太陽電池が石油に変わる電力源になるのか?」という問に対して、包括的に答えれば、 ・・・電力会社がやらないものは有望ではない。 とまず答えることができる。 そして、次に「大量生産すれば、価格も安くなり普及するのではないか?」という問

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    BUNTEN 2008/03/17
    「4) 太陽電池を敷設したところは動植物が絶滅する。」ええと、最初期の構想も現代における実際の設置場所も建物の屋根の上とかなんですが。採算(金銭収支)も良くないとはいえプラス。原油高が続けば競争力あり。
  • 武田邦彦 (中部大学): 環境・自由・誠実  技術者よ、立て!

    技術者よ、立て! あなたは技術に対する信念があるはずだ。技術の力でこの社会を少しでも良くしていこうと日夜、努力してきたはずだ。 時に氷雨が降る夜中に長を履いてプラントを見回ったに相違ない。そんな時、社の営業は銀座で飲んでいただろう。 でもそんなことは気にならない。それが技術者のプライドだ。私たちは技術者だ。 製紙会社の技術者のみなさん。リサイクルの偽装は経営者の責任かも知れないが、技術者が手を下さなければ経営者は偽装の紙を作ることはできない。 それはいつから判っていたのか?それを公にして欲しい。 技術は偽装を嫌う。事実こそが技術だ。 社内での反対は無かったのか?品質の保証にリサイクル率の偽装が入っても認めたのか?技術陣は何を訴えたのか? 製紙会社は個人の会社かも知れないが、同時に社会的な存在だ。特にリサイクルでは小さい子供たちまでが夢をもって参加していた。それを裏切ったのだ。 覚悟をつ

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    BUNTEN 2008/02/11
    それで?色々難癖つけられて失職したら先生が給料払ってくれるの?、と、思わず突っ込みたくなる。orz
  • 武田邦彦 (中部大学): 環境・自由・誠実  温暖化はほんとうに環境問題か?

    最近、2,3の温暖化に関する執筆をしたので、その機会にもう一度「温暖化は日の環境問題か?」を問い直してみた。特に「日人が被害を受けるか」という視点で最初に考えて見たい。 もちろん、環境は世界の問題でもあるが、複雑な問題を一度に全部を考えるのは上策ではない。温暖化は21世紀の危機とも言われているので、このような巨大な問題は、順序を追うことにして、まず「日」に限定した。 人間の頭は不思議なもので、いったん「こう!」と思うと、何が何でもこじつける傾向がある。温暖化が環境問題であることは当たり前のように思うが、もしかするとそうではない可能性もある。 そこで、まず「温暖化が怖い」と言われる理由をリストアップしてみた。そして次にリストから、「メルヘンに属するもの」、「日に関係がないもの」、そして「被害が小さいもの」を除いた。 まず「メルヘン」であるが、「北極の氷が融けてシロクマが溺れた」、「日

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    BUNTEN 2008/01/26
    いあ、世界中から食い物を買っているのだから、日本以外の地域がどうなるかも考えた方がいいような気がするわけだが。
  • 武田邦彦 (中部大学): 「日本人の誠」の形 その七 温暖化と経済成長

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    BUNTEN 2008/01/07
    GDPと二酸化炭素排出の弾性値とか、GDPの名目値とか実質値とか、見えてないだろうなぁ。(第一次石油危機後だったかにエネルギー消費とGDPの弾性値が変化した記憶がある。)
  • 武田邦彦 (中部大学): どこまで行くの?  森と私たち(1) 紙のリサイクル

    「紙のリサイクル」や「割り箸を使わないこと」が森林を守ると信じている人がおられる。とても変なことだ。それも環境を大切にしている人に多い。 少し考えれば間違いがわかることだから、おそらくはよほど情報が偏っていて判断を狂わせているのだろう。それとももしかすると日には森林がないと錯覚しているのかも知れない。 非常に簡単な計算で判ることだ。データは製紙工業界のものを主として利用させてもらった。 まず日人が一年に使っている紙は、約3000万トンで世界の第三位だ。下の表に紙を使う量の多い国をリストしたが、アメリカは人口も多く一人あたりの消費量も多いから8000万トンも使うが、中国は人口は多いがまだ所得が低いからあまり紙は使っていない。 ところで、紙は樹木からパルプを経て作られる。だから、当然だが、自分の国に森林があれば、それを使ってパルプを作ることができる。 日は3000万トンの内、やく半分の1

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    BUNTEN 2007/11/26
    「日本は自分の国に森林が多いのに森林を利用していない。」それは意識ではなく経済というか採算の問題のよーな気が…。(^_^;)
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