「麻生本命」と言われる自民党総裁選をめぐり、海外メディアもこの話題を特集している。ただ、論調は否定的なものが多く、特にニューヨーク・タイムズは、米国で論議を呼んだ「豚に口紅」との表現を引き合いに出しながら、「変革への動きが単なるショー以上のものかどうかははっきりしない」とこきおろしている。 「豚に口紅」は小池百合子氏ではない 総裁選を酷評しているのは、2008年9月17日に掲載された「ポピュリストは選挙でアピールし、政治劇場を求める」と題した東京発の記事。記事は、こんな書き出しで始まる。 「バラク・オバマは、対立候補を『豚に口紅を付けようとしている』として非難したが、当地でも、『与党の自民党が、ほとんど同じことをやろうとしている』と指摘する声が上がっている」 「豚に口紅」とは、変化が表面的にしか起こらないことを示す言葉で、米民主党の大統領候補のオバマ上院議員が「ジョン・マケインも改革を唱え
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