イラク・アンバル州で車の上に立って武器を掲げるイスラム過激派組織「イラク・レバントのイスラム国」(現「イスラム国」)の戦闘員ら(2014年3月17日公開の動画より、資料写真)。(c)AFP/HO/AL-FURQAN MEDIA 【4月20日 AFP】(一部更新)独ニュース週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)は19日、イラクのサダム・フセイン(Saddam Hussein)政権下の元情報部員が、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」のシリア北部掌握作戦における「戦略立案者」だったと報じた。 同誌によると、この情報部員はサミル・アブド・ムハンマド・フリファウィ(Samir Abd Muhammad al-Khlifawi)元大佐。「ハジ・バクル(Haji Bakr)」の名で知られており、「数年にわたってISの戦略における黒幕を務めた」後、2014年1月にシ