インドネシア第2の都市スラバヤで13日朝、三つのキリスト教会で爆発が相次いだ。警察によると、子供を含む一家6人による自爆テロで、巻き添えとなった7人が死亡し、45人が負傷した。警察は、一家は国内のイスラム過激派組織に属するとみて調べている。過激派組織「イスラム国」(IS)が、系列メディアのアマク通信を通じてテロへの関与を表明した。 事件は日曜朝の礼拝中に起きた。調べでは、午前7時半ごろに市中心部の教会で最初の爆発が起き、付近の二つの教会でも爆発が相次いだという。警察はスラバヤのすべての教会を一時、閉鎖した。 インドネシアでは、ISへの連帯を示すイスラム過激派組織「JAD」が活動している。会見を開いたティト・カルナビアン国家警察長官は、JADに属する「父と母、子供4人の一家族による自爆テロ」と説明した。一家の父親はJADのスラバヤの指導者だという。 インドネシアでは、人口のうちイスラム教徒が