2000年7月に誕生し、15年目を迎えた2千円札の流通枚数が、1億枚を割り込んでいたことが分かった。 03年度までに計8億8000万枚発行されたものの、04年度以降は印刷されておらず、今年6月末現在の流通量は9900万枚。店舗などでは「使いにくいお札」と敬遠され、経済の専門家は、普及に対する政府の甘い見通しを批判している。 内規で使わず 「間違いを防ぐため、店頭では2千円札は使わないようにという社内規定があります」 東海地方を中心にスーパーを展開する「ユニー」(本社・愛知県稲沢市)の広報担当者は、そう打ち明ける。「例えばお釣りで4000円渡す場合、2千円札2枚より、千円札を1、2、3、4枚と数える方が間違いがなく、分かりやすい」と説明。スーパー「ヤマナカ」(本部・名古屋市)でも「2千円札を見慣れないお客様が戸惑うこともあるので使っていない」という。 「2千円札をよく見かける」と言わ
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