兵庫県加西市の中学校で、先月、26歳の教諭が1年の男子生徒に対し「姿勢が悪い」と注意をしながらライターの火を近づけて髪の毛を焦がしていたことが分かり、市の教育委員会が詳しい状況を調べています。 学校の聞き取り調査に対して男性教諭は「『姿勢が悪い』と何度も注意したが、生徒が改めなかったため、ポケットにあったライターを取り出して生徒に近づけてしまった。なぜしてしまったのか分からない」と話しているということで、市の教育委員会が詳しい状況を調べています。 教育委員会によりますと生徒は、その後も平常どおり学校に通っているということです。高橋晴彦・教育長は「信頼を損ねる事態となり大変申し訳ない。学校教育に対する信頼回復に向け、指導を徹底していきたい」と話しています。