全国の地方銀行、14行が利用しているシステムに15日午前、トラブルが発生し、この影響で一部の地方銀行でATM=現金自動預け払い機が使えなくなるなどの不具合が起きています。 NTTデータによりますと、このシステムで15日午前中2度にわたって、ATMの処理が遅くなるトラブルが発生しました。システムのトラブルはすでに解消しているということですが、NTTデータはトラブルの再発を防ぐため一部の地方銀行に対し原因が明らかになるまでの間、ATMの利用を制限するよう依頼したということです。 このため、栃木の「足利銀行」や大阪の「池田泉州銀行」など午後2時現在で少なくとも6つの地方銀行で一部のATMが利用できなくなっているということです。NTTデータではシステムトラブルの原因を調べています。