毎年年末から年始にかけて、セキュリティベンダー各社が新年のセキュリティ脅威動向に関する予測レポートを発表する。前年からの脅威動向、さらにはIT全体の動向を受けて、脅威のトレンドがどのように変化していくかを示すものだ。 各社のレポートにはそれぞれカバー範囲の違いなどがあるものの、まとめて見ると一定の「サイバー脅威の方向性」を読み取ることができる。そこで例年お届けしているのが、このまとめ記事だ(お時間があれば昨年2018年版もぜひお読みいただきたい)。 今年はセキュリティベンダー15社の2019年予測に基づき、各社が共通して注意喚起している脅威動向を中心にまとめることにした。今回の前編記事ではまず、AI/機械学習やIoT、5Gといった新たなIT技術トレンドが引き起こす「新たな脅威」について考えていこう。 本稿で参照したレポート一覧(順不同、各リンク)● マカフィー / シマンテック / トレン
![2019年はこんなセキュリティ脅威が!15社予測まとめ《前編》 (1/5)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/21e0250d406a3e3bb26beb01341ee154951c9f57/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2019%2F01%2F22%2F1629072%2Fl%2F110f204d243c15de.jpg%3F20200122)