資産を大きくするということは、より安全に資産運用ができるということ 5年前と比べると、明らかにフェーズが変わりました。ハードアセット、ペーパーアセット、両面においてですね。 ハードアセットで言うとお付き合いできる銀行が増え、より保守的に資産運用ができるようになったということです。 簡単に言うとこのようなことです。金利の高い金融機関さんから、金利の低い金融機関さんへお世話になる幅を広げることができたということです。これは、能力ではどうしようもなく、定量的な資産額がものを言います。 つまり、株式で資産が激増したため、そのようになったということです。金利で言うと、およそ2.5%から0%台後半程度まで下がりました。とはいえ、私の知人は0.45%30年という人もいますから、まだまだですね。 こうなるとイールドギャップが取りやすくなります。したがって、資産性の高い物件も狙えるようになります。つまり、C
資産1億円を目指して運用をしていくということ 個人投資家にとって、資産1億円というのは一つの目標となりますね。しかし、FIREするならばいざしらず、老後の資金ということならばそこまで必要ではないですね。年金があるからです。老後に全く収入がなくなるわけではないですね。 ネットの情報に触れていると、あたかも投資家は1億円というのが常識で、ややもすると通過点のような気になります。実際はそんなことは無いですね。やはり、現実的には数千万円を若いうちからコツコツ作り、老後に備えるというのが王道です。 あまり高い目標を設定すると、ストレスになります。要は、無理なく続けて長く働くというのが普通のあり方ということになります。もちろん、人生をやや尖らせたいというならば、FIREや独立というのも視野に入るのでしょう。 しかし、みんながみんなそんなに無理をしなくてよいというのも事実ですね。さて、今日は1億円を目指
生前贈与をして、世代を超えた資産の継承をしていく 遺産相続、生前贈与に関する知識は子や孫に財産を相続していくうえで、必須の知識と言えます。今を生きる私たちの世代よりも、未来を担う子どもたち、さらには孫たちのほうが経済的に厳しい環境になることが明白だからです。 大きく2つの理由があります。 国際競争がより激化する 団塊世代・団塊ジュニア世代の社会保障負担が増大する こういう理由があります。 国際競争がより激化する 20年前、30年前は日本製品に圧倒的な強みがあり、世界各国に輸出されました。しかし白物家電が特にそうですが、これらの製品はコモディティー化が著しく、新興国でも製造可能になりました。 この流れはとどまることなく、技術的あるいは発想的によほど優れた製品でないとすぐに他国も含めた他社に追随されるリスクを負っています。それは日本企業に限らず、例えば米国企業もそうです。しかし、米国は製造業主
資産運用で1億円を作るのにかかる時間 年月をかけ、できることを積み上げていけば、それなりの資産形成をすることができます。 これがどれぐらいのスピード感になるのか、図で示したいと思います。金融庁がシミュレーターを提供してくれていますので、それをもとに示します。米国株式指数の平均成長率である6.8%を使ってみましょう。 35歳から30年資産運用で積み立てた場合 おおよそ月に9万円の積み立てで1億円に到達します。30年かかるということですね。 これが、月に20万円ならば20年で1億円に到達します。 月に60万円ならば10年で1億円に到達します。 実際には税金が引かれますので、もっと時間と金額がかかるでしょう。しかし、大体の積立額の目安にはなりますね。 もっとも、リーマンショックやコロナショックのようなリセッションで適切な行動が取れれば、資産運用は加速します。実際にこのところ、ベテラン投資家や入金
一般家庭の家計管理の形はどのようになっているのか。 家計管理の方法は様々あります。 妻が管理 夫が管理 別々で管理 日本の家庭の場合、かつては夫が働き、妻が家計を管理するという形が多かったですね。逆パターンで妻が働き、夫が家計管理をする家庭はレアケースとだったと言っていいでしょう。 しかし、将来的にはどちらかが働き、どちらかが在宅という世帯自体がレアケースになるのかもしれません。増えることはあっても減ることがないのが共働き家庭です。一人当たりの所得が増えないからです。 共働き世帯の場合は別々で家計管理という形も多いです。どちらか一方が家計管理をする場合、お小遣い制を採用する家庭が多いです。 さて今日は、「明治安田生命 「家計」に関するアンケート調査」の2017年から2020年の資料を適宜ご紹介をします。この調査が家計の平均像をつかむのに興味深い資料です。 月に自由に使えるお金はいくらなのか
名古屋市科学館で娘と「昆活」 少し前なのですが、名古屋市科学館の特別展「昆虫」に行ってきました。9/20で企画は終わってしまっているのですが、同様の企画への期待の声と、そのときの参考情報として、行ってきた記録としてメモしておきます。 いつものように、写真ペタペタしてコメントしていくあれです。 ちなみに娘は2回目の「昆活」(1回目は母親と)、私は1回目の「昆活」でした。 「昆活」レポート 名古屋巻科学館 ひさしぶりに来ました。香川さんのイカしたポスターがあります。 カマキリ先生のかっこうを一切していないのに、すっかり昆虫の人ですね。 入ると、以下のような昆虫の巨大模型 すごい迫力です。リアルだとめちゃくちゃ見応えあります。 そして、恐るべきGの部屋も… Gは苦手なのですが、こういうところでみるとそれほど嫌悪感ないのは不思議ですね。 写真は…載せません。これも是非リアルで体感して欲しいです。
父子家庭と仕事の両立、養育費をどのように得ていくのか 父子家庭での仕事、養育費のバランスをどう考えたらよいでしょうか 父子家庭での最大の課題は、仕事・育児・家事とのバランス 人生を左右するような大きな決定をしない 投資の方向性は自ずとディフェンシブになる 父子家庭の仕事のカタチ、養育費のあり方 父子家庭と仕事の両立、養育費をどのように得ていくのか 投資をしていくにあたって、収入面からみた理想の家族は共働きです。突出して稼ぎの良い夫、あるいは妻がいるという場合を除くとそうなります。 逆に、何らかの事情で別離を経た父子家庭や母子家庭というのは、収入面で非常に厳しくなることが多いですね。特に、別離の時点で就労していない場合はそうです。日本における新卒ブランドは大きく、中途での採用が限られるからです。 厚労省の「全国ひとり親世帯等調査の結果」を引用します。 父子・母子家庭における収入の状況 データ
感染症の歴史をWikiで調べてみた 久しぶりに、このブログではあんまり触れていない新型コロナを含む感染症拡大の話題です。ワクチンが普及してきたものの、変異株の登場などあり、なかなか収束が見えない状況のようです。 今後、どうなっていくのかを最新の情報を追いかけるのも重要かもしれませんが、逆に過去から学んでみるのも良いかもしれません。歴史は繰り返すと言いますからね。というわけで、まずは手軽にWikiで過去の感染症を調べてみたのですが、少し調べるだけで面白ポイント(不謹慎)がたくさんでてきました。その中でも、自分が特に印象的だったものをいくつか紹介しようと思います。 なお、Wikiの内容を紹介していますが、私自身は感染症の素人で、Wikiの内容の正確性に関しては保証できませんのでご了承ください。誤りに気づかれた方は、Wikiと合わせてご指摘いただけると助かります。 Wikiで学ぶ感染症 感染症と
こんにちは、らくからちゃです。 先週より無事(?)半年間の育児休業が終わり職場復帰いたしました。しばらく職場を離れていた間に、気づけば所属部署が変わっていたり、昇進していたり(!)と完全に浦島太郎状態ですが、頑張ってアップデートしていく所存です。 初めての育児で戸惑うことばかりでしたが、諸先輩方の残してくれた資料等とにらめっこをしながら、いままで生きてきて一番幸せな半年間を過ごすことができました。 子育ての環境は千差万別ですので、どこまで役に立つかはわかりませんが、私からもこの半年間で役に立ったもののリストを、主に他の人があんまり書いてなさそうなものを中心に書き残しておきたいと思います。 ケラッタ ベビースリング (ケラッタ) u-sling ベビースリング 新生児 成長に合わせて使える6WAY 抱っこひも 選べる8色 (グレー) kerätä(ケラッタ) Amazon いわゆる抱っこひも
家族で「カルカソンヌ」にハマりました ある日たまたま、おもちゃ屋でボードゲームコーナーに目が止まりました。ボードゲーム、少し興味はあったものの、なかなかプレイする人数で集まるのが難しいしなと思い、ずっと手を出さずにいました。 ただ「カルカソンヌ」という名前は聞いたことのあるゲーム、対象年齢をよく見ると7歳となっています。娘が6歳になり、Switchのゲームとか普通に遊んでいるし「家族3人でプレイできるのでは?」と思い、試しに買ってみることにしました。 買ったのは日本版の「カルカソンヌJ」です。Amazonで買えます(私もAmazonで買いました)。 カルカソンヌJ (Carcassonne J) ボードゲーム CarcassonnejAmazon ただ、実は買ってすぐのとき、ルールを読んで「ふむふむ、分からん!」となり、ツイートしたまましばらく放置してしまいました(積みボードゲー)。 家族
困難な時代の中、急な退職を迫られることは誰もがありうる 基本的に今の景気は良くは無いですね。特に飲食系やレジャー系など、対面が基本となる産業はそうです。コロナですね。 そうした中、急な退職を迫られるケースもあります。そうなると、今まで積み上げてきた資産やご家族との関係性が問われることになりますね。精神的にも急な出来事でプレッシャーがかかります。 こうしたときに、今急な方針の転換をすることは危険ですね。冷静な判断を欠いていることが多いからです。 さて、今日は急な退職に追い込まれ、今後の資産運用をどうしたらよいのか、ということでご相談を頂いています。 急な退職で資産運用計画の見直しを迫られています たぱぞう様 いつも有益な情報を発信いただき、ありがとうございます。 ブログ、書籍でたぱぞう様の資産運用の考え方について、大いに参考にさせていただいており、大変感謝しております。この度大きな人生の転機
コロナ禍は、リアルの世界からデジタルの世界への社会構造の大転換を加速させることについては疑問を持たない人が大半ではないでしょうか。 コロナウィルス感染症拡大は、仕事の内容によっては場所を選ばない働き方が可能であることを見せつけ、東京への人の流れが止まったとの報道もなされています。 このような流れは、東京一極集中の緩和、地方創生につながる動きとなるのでしょうか。 今回は、なぜ東京一極集中が起きてきたのかについて、少し考察してみたいと思います。 東京圏への転入者動向 足元の状況 東京からの転出は続くのか 所見 東京圏への転入者動向 まずは、東京圏への転入者がどのような推移だったのか、長期の時間軸で確認しましょう。 (出所 「国土の長期展望」最終とりまとめ 参考資料) このグラフを見れば分かりますが、長期的に東京一極集中が続いています。 高度成長期には、地方から大都市圏への人口へ大きな流れがあり
目標資産総額は実はあまり意味がない 個人投資家で目標資産総額を意識しない人はいないでしょう。1000万円を超えたぐらいからスケールメリットを実感し始めます。また、1億円を超える「億り人」という言葉が1つの目標になるぐらいです。 好調な相場だと、昨年より数百万、数千万、資産が増える。そのような増え方をしてきます。多くの人は、これぐらいの金額になると給与に与えるインパクトが大きくなってきます。 ややもすると、「トレードで生きていけるのではないか」という思いも生じかねない勝ちっぷりです。また、月々の給与を眺めて、その金額の少なさと投資の成果の大きさに違和感を感じる人もいるかもしれません。 「これだけがんばって、〇〇万か」 となるわけです。 また、「去年〇%増えた。この調子で20年続くと〇億円か」などという皮算用をしたくなる相場でもあります。 これらの発想の前提になるのは、永続的なブル相場、強気相
老後に必要な不労所得金額はいくらなのか 私たち現役世代はせっせと貯蓄あるいは投資に励んでいます。人によってその目的は様々です。 子どもの学費 住宅購入資金 FIRE資金 老後の生活のため このような理由の人が多いのではないでしょうか。 最終的には、すべての出費を終えたら自分たちの老後に備えるということになるのでしょう。老後に必要な貯蓄額は1000万円あれば十分という意見もありますし、5000万程度ないと不安である、という意見も聞かれます。 やや古いですが、野村アセットさんが非常に参考になる資料を2019年に作成されていますので、これを元に記事を書いてみます。資料は「金融ジェロントロジーにおける資産運用に関する調査」からの抜粋になります。 生命表からみる年齢別生存率 年齢別の生存率です。60代を過ぎると生存率が急下降するのが見て取れます。実は人は60歳を過ぎるまではかなり高い生存率を示してい
東京私大教連の調査によると、首都圏の私立大学に入学した自宅外通学者への仕送り額が過去最低であったこと、仕送り額から家賃を除いた一日あたりの生活費が607円と過去最低であったことが一部で話題になっているようです。 子供を私立大学に行かせるにはお金がかかると言いますが、どの程度かかるのでしょうか。 今回は、改めて私立大学通学にかかる費用について確認していきたいと思います。 受験から入学まで 自宅外通学者の入学初年度費用 仕送り額 毎月の生活費 所見 受験から入学まで 今回の記事におけるデータは東京私大教連(1都9県の私立大学の教職員組合で構成する連合体)が発表した「私立大学新入生の家計負担調査 2020年度」に基づきます。 私立大学の教職員組合が調査したものであり、国が私立大学にもっと資金支援をすべきという主張の背景があっての調査ではありますが、私立大学通学にかかる費用という観点では参考になる
お金は何のために貯めたり増やしたりするのか お金は何のために貯めたり増やしたりするのでしょうか。 生活するため 経済的自由を得るため 買いたいものを買うため 人によっていろいろありますね。今回は、手元にある程度のお金があったらどうするのかという永遠のテーマについてお題をいただいています。 例えば20代で毎年100万円を貰えるとするならば いつもブログ楽しく拝見致しております。当方、23歳男性です。 先日の為替の変動でFXで運用しておりました、100万円が強制ロスカットをくらってしまいました。今後はレバレッジをかけた投資や裁量取引などをやめ、インデックス投資1本でいこうと思っております。 現在は給料から積み立てNISAで月の限度額分、楽天・全米株式インデックス・ファンドを積み立てております。 そこでご質問なのですが、今後10年間毎年100万円使えるお金が入ってきます。(給料とは別です。) 漠
焚きつけの社会を生きるということ 私はいろいろな人の年収を見る機会があります。延べでいうと、500人以上の年収を見て、コンサルをしてきたでしょうか。私自身、非常に参考になると同時に、どの仕事でどのように働いているかを知れば、大体の推測が付くようになりました。 強烈だと夫婦で年収5000万、併せて1億円ということもあり得ます。しかし、それは特殊な高属性、特殊な職務ですね。また、Xやブログの自己申告だと、副業で月の売り上げ8桁、7桁という例も少なくないですね。 しかし、多くの普通の人を見た感じでは、そういう人たちはレアケース中のレアケースです。ほとんど参考にならず、普通の人たちは40代で年収500万前後、貯蓄は多くて1000万円、そういう世界です。 その世界のほうが世間一般の常識に近いと思います。 そもそも、たぱぞうの元に相談に来る人は、投資に興味のある方ですね。そのため、それでも平均年収以上
しょこら@です。 本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます Twitterやってまーす。フォロー嬉しいですぞい! Follow @syokora11_kabu 突然ですが、我がしょこら@家の家族のマネーリテラシーは、それほど高い水準ではありません。 『ヨメ』電気料金の支払いを忘れて止められちゃうくらい()お金の管理が杜撰。その一方、お得な制度に懐疑的で、新しいことをしたがらない 『長女』コツコツ堅実派。悲観的でなかなかお金を使えないが、使う時は目が醒めるほど一気に出て行ってしまう 『次女』手持ちがあるとつい気前よく奢るタイプ。ゆえに貯金が出来ない いや、これだけ見ると、むしろヤバい血筋をひいているように見えます・・・ こんなに家族のこと公にして大丈夫なの?って話ですわね… 強いて言えば、長女には投資の素質がありそうです。ですが、これからの長い人生を考えると、次女にも人並みにお金の管理が
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