大阪・梅田の北ヤード開発に伴い、JR梅田貨物駅の機能を引き継ぐかたちで3月に開業する吹田貨物ターミナル駅(吹田市、摂津市)の見学会が17日、市民ら約530人が参加して行われた。 新貨物駅は、旧国鉄吹田操車場跡地の南半分の27・2ヘクタールを利用。線路を新しく敷き直し、コンテナホームをつくるなどして整備した。年間の取扱量は梅田貨物駅の半分の100万トンの予定という。 また北半分(22・1ヘクタール)の跡地には、「水と緑につつまれた健康・教育創生拠点」として新しい「環境都市」を整備する計画だ。 参加者たちはこの日、バスに分乗し、岸辺駅から吹田駅西側まで整備されたコンテナトラック専用の通路を走りながら、ターミナル駅構内を車窓から見学。「どのようにしてコンテナを貨物列車から積み下ろすのか」など、係員に質問していた。