関西国際空港と京都を結ぶJR西日本の特急「はるか」の特急料金が16日、片道100~210円引き下げられた。関空連絡橋の使用料値下げに伴うもので、JR西はさらなる利用増を狙う。一方、南海電気鉄道はすでに大阪・難波と関空を結ぶ特急「ラピート」の割引切符を販売し、売れ行きは好調。関空アクセスの改善が進んでいる。 はるかの特急料金(指定席)は距離に応じて異なり、関西空港-京都間は片道1660円から1450円(乗車券を含む運賃3280円)と210円の値下げ。関空-天王寺間は1240円から1140円(同2170円)と100円引き下げられた。 昨年、関空連絡橋の使用料が引き下げられたためで、16日のダイヤ改正に合わせて料金も見直した。関空では格安航空会社(LCC)の就航が相次ぎ、はるかの利用も伸びている。JR西は今回の値下げで、さらなる利用拡大を狙う。 また、車内の電光掲示板では、中国語と韓国語でも停車