「開かずの踏切」が問題化しているJR南武線武蔵小杉−矢向駅間(川崎市中原区、幸区)の連続立体交差事業について、市は二十五日、本年度中に都市計画決定を行う方針を示した。約四・五キロの区間に九カ所ある踏切を除去して、人が往来できるようになるまで「おおむね十五年を要する」との見通しも明らかにした。(安藤恭子) 川崎市議会決算審査特別委員会のまちづくり分科会で、河野忠正議員(公明)の質問に答えた。市によると、南武線の高架化をめぐっては、区間内の踏切九カ所のうち五カ所が、ピーク時の遮断時間が一時間当たり四十分以上の「開かずの踏切」とされ、遮断機が下りた後も人が横断するケースが相次いでいる。朝のラッシュ時には自転車や人があふれ、児童の通学の安全も確保できないとして、懸案とされてきた。 二〇〇七年、高架化を求める市民の請願を、市議会が全会一致で採択。今ある線路を並行する仮線路にいったん切り替えた上で、高
東京・渋谷駅の西口と昨年開業した複合ビル「渋谷フクラス」を直結する新しい歩行者用デッキの利用が26日から可能になった。JRや東京メトロ銀座線と、京王井の頭線との間の移動も便利に。東急とJR東日本、東京メトロなどが再開発の一環として進めていた。 新デッキは地上2階の高さで屋根付き。西口バスターミナルを横断せずに渋谷フクラスとの行き来ができる。井の頭線と直結する複合ビル「渋谷マークシティ」ともつながっている。 デッキでは朝からスーツ姿の会社員や買い物客らが途中で足を止め、スマートフォンで写真を撮る姿も見られた。渋谷駅近くに職場がある男性会社員(54)=横浜市中区=は「通路沿いのスクリーンにきれいな映像が流れ、おしゃれだ。自分がよく遊んでいた30年ほど前と比べて渋谷はどんどん雰囲気が変わってきている」と話した。
国土交通省は二十五日、二〇二一年度予算の概算要求を発表し、整備新幹線の総事業費として二〇年度当初予算比9・7%増の四千八百六十億円を計上した。当初予算ベースでは、過去最大規模になる。着工三区間のうち、二三年春開業に向け工事が本格化している北陸の金沢−敦賀が最多を占めるとみられる。
国土交通省は9月25日に発表した2021年度予算の概算要求で、北陸新幹線金沢(石川県金沢市)―敦賀(福井県敦賀市)間など整備新幹線3線の総事業費(地方負担を含む)として4860億円を盛り込んだ。金沢―敦賀間の土木工事などがピークを迎えていることから、20年度当初を430億円上回り、過去最高となった。 金沢―敦賀間では高架部や駅舎の建設、トンネルの整備を引き続き進める。国交省鉄道局の担当者は「年末の予算編成で3線の内訳を示す。金沢―敦賀間の事業費が最も大きくなる」と話している。 総事業費のうち国費は、20年度当初の804億円から上乗せを求めた。上乗せ分は要求額を示さない「事項要求」とし、人件費や資材費が高騰した金沢―敦賀間、九州新幹線・長崎ルートの武雄温泉(佐賀県)-長崎間の建設に充てる。
パソコンやスマートフォンなどでいつでもどこでも熊本日日新聞を読める「熊日ビューアー」をスタート!画面上で紙面の拡大縮小ができ、文字や写真が見やすく便利です。 JR九州の観光列車「あそぼーい!」が“快走”している。8月の豊肥線全線開通に伴い、運行区間を熊本地震前の熊本-宮地(阿蘇市)から熊本-別府に延長して運転を再開。7月豪雨や新型コロナウイルス禍で鉄道利用が全般的に低迷する中、9月の乗車率(22日時点)は9割近くに上る。 「あそぼーい!」は土日祝日を中心に運行。木製遊具などを備えたファミリー車両やパノラマ席があり、親子連れに人気の列車で、同社によると、19~22日の4連休はほぼ満席だった。 同社が運行する観光列車の9月の乗車率は、7月豪雨後に博多-豊後森で部分運行中の「ゆふいんの森」が13%、鹿児島中央-指宿の「指宿のたまて箱」が30%など。「あそぼーい!」は86%で、11種類ある列車でト
大鉄に「合格」駅 新駅「門出」に合わせ駅名改称 大井川鉄道(本社・島田市)は25日、35年ぶりの新駅「門出」の開業(11月12日)と合わせ、手前の五和(ごか)駅を「合格」に改称すると発表した。五和駅では5年前から地域住民が駅名をもじった「合格駅」としてPRを開始し、受験生の応援や駅舎の装飾に励んできた。大鉄は新駅が入るにぎわい交流拠点「KADODE OOIGAWA」と合わせ、全国的にも珍しい“縁起のいい駅”として発信する計画だ。 無人の五和駅を自主的に装飾しているのは「チームおもしろ五和駅」のメンバー。語呂合わせをきっかけに手作りの看板を掲げ、駅舎内には木彫りの地蔵尊も設置し受験生の人気スポットの一つになっている。五和小の児童は卒業時、木札に夢を書いて駅舎に掲示する行事に参加。代表の渡辺琢史さん(74)は「本当に合格駅になってうれしい。ローカル線に目を向ける人が増え、客足が増えれば地元も活
55年前「浅草」を都電が独り占め? 古くは開通日に関東大震災が発生したことも… 路面電車がみつめた50年前のTOKYO 日曜日の早朝、ヘッドライトを灯して吾妻橋を渡る30系統寺島町二丁目行き。橋上の自動車は皆無で、都電の独壇場だった。方向幕は向島寺島二を表示していた。浅草~本所吾妻橋(撮影/諸河久:1965年2月14日) 1960年代、都民の足であった「都電」を撮り続けた鉄道写真家の諸河久さんに、貴重な写真とともに当時を振り返ってもらう連載「路面電車がみつめた50年前のTOKYO」。今回は吾妻橋と浅草の街を走る都電の話題だ。 【55年が経過した今は激変? 現在の浅草・吾妻橋や半世紀前の貴重な写真はこちら】 * * * 浅草でこんなに静かな時期が続いたのは、もちろん記憶にない。 観光都市・東京のシンボリックな存在だった浅草は、コロナの影響でひっそりと静まりかえった。ようやく人は戻りつつあ
任期満了に伴う宇都宮市長選(11月8日告示、15日投開票)に弁護士で新人の須藤博氏(76)が無所属で立候補する意向を固めた。25日、本人への取材で判明した。須藤氏は「今の市政は市民の声より企業の声を大切にしている。もっと市民の生活に寄り添うべきだ」と話した。 須藤氏は、宇都宮市などが導入を進める次…
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東京・渋谷駅の西口と昨年開業した複合ビル「渋谷フクラス」を直結する新しい歩行者用デッキの利用が26日から可能になった。JRや東京メトロ銀座線と、京王井の頭線との間の移動も便利に。東急とJR東日本、東京メトロなどが再開発の一環として進めていた。 新デッキは地上2階の高さで屋根付き。西口バスターミナルを横断せずに渋谷フクラスとの行き来ができる。井の頭線と直結する複合ビル「渋谷マークシティ」ともつながっている。 歩行者デッキの利用開始に伴い、旧東急百貨店東横店内の通路とJRの玉川改札は廃止された。 渋谷駅では今年、JR埼京線の新ホームや、雨水の地下貯水施設の運用が始まるなど、大規模な再開発が進んでいる。
未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、川勝平太知事は25日、県議会本会議で、トンネル工事で湧き出る水の県外への流出について「湧水(ゆうすい)の全量を大井川水系に戻すことは対話を開始した前提であり、JR東海は守る責務がある」と述べ、JR東海に「湧水全量戻し」の厳守を求めた。JR東海はトンネル工事中の一定期間、県外に流出する湧水を県内に戻せないことを認めている。【山田英之】 代表質問で藤曲敬宏県議(自民改革会議)が品川―名古屋間の2027年の開業が困難になっていることに触れて「静岡問題と騒がれている。着地点はどこが最善か。知事は現在もリニア推進派か」とただした。川勝知事は「整備の意義は認…
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体験型鉄道テーマパークの碓氷峠鉄道文化むら(群馬県安中市)で10月11日、「アプト式電気機関車 ED42形」の屋外特別展示会が開かれる。 「鉄道の日」(10月14日)を記念して企画されたもので、屋外展示は午前11時から午後3時まで。見どころはモーターカーによる鉄道展示館からの搬出(午前10時45分)と搬入(午後2時45分)に伴う模擬走行だ。7年ぶりで、鉄道ファンにとっては魅力的シーンの再現となる。 ED42形は輸入機のED41形をベースに昭和9年、碓氷峠用に開発されたアプト式対応の直流電気機関車。アプト式は、線路中央に設置されたラックレールと車体下に取り付けた歯車をかみ合わせて走る。 碓氷峠の急勾配区間を通行するために採用され、38年に新線が開通するまで活躍した。42年には準鉄道記念物に指定され、普段は鉄道展示館内に展示されている。
新型コロナウイルスの影響で開業が延期となっていた、東京の臨海部と都心部を結ぶ新たな交通機関「東京BRT」。当初予定の5月下旬から約4カ月遅れ、10月1日に運行を開始する。 東京BRTは、急速に開発が進む一方で鉄道路線へのアクセスが不便な晴海や勝どきなどの臨海部と、都心側の新橋・虎ノ門を結ぶ交通機関として東京都が計画した「バス高速輸送システム」。従来の路線バスより途中の停留所の数を絞るなど速達性を高めているほか、2車体をつないだ大型の「連節バス」を導入し、新交通システムや近代的な路面電車(LRT)並みの速さと輸送力を目指す。 臨海部の新たな足として期待されるBRT。一方で、同地域にはより定時性や輸送力の高い地下鉄を整備する構想もある。 晴海―虎ノ門間を30分で結ぶ 今回運行を始めるのは、晴海に新設したBRTターミナルと虎ノ門ヒルズを結ぶ約5kmの1路線。主な走行ルートである都道環状2号線の本
東急電鉄の自動券売機で横浜銀行とゆうちょ銀行の口座から現金を引き出せるサービス「キャッシュアウト」が、2020年9月18日から停止している。停止の原因が、「ドコモ口座」不正利用問題を受けた横浜銀行のシステム改修にあることが2020年9月25日、日経クロステックの取材で分かった。改修が完了するまで、キャッシュアウトを数カ月間停止する方針だ。 横浜銀行は「キャッシュアウトは十分にセキュリティーを考慮しており、不正利用被害も発生していない」(広報)としたうえで、「昨今の情勢を受けて、お客様に安心していただくため、システムを改修することにした」(広報)と説明する。具体的にはキャッシュアウトによる預金引き出しに2要素認証を取り入れる。 東急は横浜銀行に加えてゆうちょ銀行とも連携している。東急は「今回のサービス停止はあくまで横浜銀行の判断によるもの。だが、お客様の混乱を招かないようにするため、ゆうちょ
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