低気圧や寒気による雪の影響で、11日も常磐線が茨城県内の一部区間で運転を見合わせるなど影響が続いた。転倒や交通事故も相次いだ。千葉県では小湊鉄道の上総牛久駅で回送列車が脱線し、全線で運転を見合わせた。JR東日本水戸支社によると、常磐線ではいわき発土浦行きの上り普通電車が10日深夜から11日早朝の3回にわたって雪の重みで線路内
九州新幹線西九州ルートの未着工区間(新鳥栖―武雄温泉)をめぐる佐賀県と国土交通省との6回目の「幅広い協議」が10日、オンラインであった。同省側が開発を断念し、県側が再度投げかけた最高速度を抑えたフリーゲージトレイン(FGT)について、同省側が「選択肢としてこれ以上議論するのは難しい」と改めて否定。県側は議論の継続を求めた。 今秋の暫定開業時点では、武雄温泉―長崎はフル規格新幹線で、新鳥栖―武雄温泉は在来線特急で運行し、武雄温泉駅のホームで乗り換えるリレー方式だ。 これに対し県が提案するFGTは異なる軌間の線路へ直通でき、乗り換えが不要となる。耐久走行試験で車軸の摩耗が確認されたことが開発停止の引き金になったとされ、県は最高速度を時速200キロに抑えたFGTなら開発が可能ではないかと指摘。リレー方式を避ける策としてFGTの再検討を提起している。 国は10日の協議で、FGTでは博多―長崎間の所
九州新幹線西九州(長崎)ルートの新鳥栖-武雄温泉間の整備方式を巡り、国土交通省と佐賀県は10日、オンラインで協議した。県が検討を求めていた最高時速200キロ程度の...
瀬戸市上松山町の市民公園で四十年以上展示・保存され、鉄道ファンらに親しまれてきた「瀬戸電」の二車両の老朽化が進み、解体が決まった。最後に写真を撮ったり触れたりできる「おわかれ出発式〜展示車両に触れよう〜」が十日、始まった。十二日まで、午前十時〜午後二時。 (西川侑里) 車両は淡い緑色の電動客車「モ766」(一九二七〜七八年走行)と、瀬戸焼などを全国各地に出荷する貨物車として尾張瀬戸から大曽根間を毎日七往復以上運行した黒色の電気機関車「デキ202」(同)。 初日の午前中には、冷たい雨が降る中で県内外から約四十人が駆けつけた。別れを惜しむように車体やつり革、座席にじっくりと時間をかけて触れ、写真撮影を楽しんだ。中には定規や分度器で各車両部品の寸法を測り、「模型を作る」という男性の姿も。
雪が降りしきる跨線橋からの眺め。三鷹車両センターにずらりと並ぶ車両や中央線の往来が一望でき、鉄道ファンの聖地でもある 作家・太宰治(一九〇九〜四八年)ゆかりのスポットとして知られる三鷹市の「三鷹跨線(こせん)人道橋」(跨線橋)。市は十日、橋を保有・管理するJR東日本と、解体・撤去した橋の一部を保存のため譲り受けるとの覚書を交わしたと発表した。覚書は一月二十七日付。(花井勝規)
ネコの日に「かわネコやま」行き 大井川鉄道が記念乗車券発売 ネコの日(22日)を前に、大井川鉄道(本社・島田市)がネコをデザインした記念乗車券と入場券のセットを発売した。川根本町の千頭駅から、駅名にネコの文字が隠れている同町の川根小山(かわ“ねこ”やま)駅までの片道普通乗車券と入場券、特別デザインの台紙が一緒になっている。 ネコをデザインした台紙と乗車券、入場券のセット 乗車券と入場券の下地は通常、大井川鉄道の社章だが、今回は特別仕様でネコと魚、肉球をデザインした。ネコのイラストは同社員が描いたという。川根小山駅は無人駅のため普段、入場券の取り扱いはないが、今回は特別に作成した。 同社オンラインショップで販売中。税込み1000円。送料は別途で発送は23日以降となる。無くなり次第終了。
Published 2022/02/11 10:30 (JST) Updated 2022/02/11 11:41 (JST) 九州新幹線長崎ルート未着工区間の新鳥栖-武雄温泉(佐賀県)を巡り、国土交通省と同県は10日、6回目となる「幅広い協議」をオンラインで開いた。昨年11月の前回協議で、同県が再検討を求めていたフリーゲージトレイン(FGT、軌間可変電車)導入について、国交省は技術面やコスト面などから「開発は困難」との見解を改めて示した。同県は「納得できない」と反発した。 同県が提案する最高速度を270キロから200キロ程度に抑えたFGTについて、国交省の川島雄一郎幹線鉄道課長が技術的な課題などを説明。山陽新幹線へ乗り入れができないことなども挙げ、「(整備方式の)選択肢としてこれ以上議論するのは難しい」と理解を求めた。 一方、同県地域交流部の山下宗人部長は、今秋の部分開業時に武雄温泉駅で
播磨中央公園(兵庫県加東市下滝野)から静岡県のローカル鉄道「大井川鉄道」へ移設される蒸気機関車(SL)の積み込み作業が10日、行われた。市民らが見守る中、新天地に向け、慎重にトレーラーに載せられた。 SLはC56形機関車で1938年に製造された。運行終了後の75年、旧滝野町が国鉄から借り受け、その後、同公園に展示された。 昨年、車両を管理する加東市は老朽化などの理由で撤去する方針を打ち出していたが、経緯を新聞報道などで知った大井川鉄道から譲渡の申し入れがあった。同社は営業運転できるSL4台を保有する。 市はJR西日本や大井川鉄道、県と協議を重ねて移設費用などについて調整し、譲渡が決定した。この日の搬出作業を見守った大井川鉄道の担当者は「昭和の鉄道文化を次代へつなげたい。運行できる状態を目指す」と語った。 SLのそばを散歩してきたという西脇市の30代女性は「中学時代に遠足でも来た思い出の地。
西武鉄道を傘下に持つ西武ホールディングス(HD)は10日、各地のプリンスホテルやレジャー施設など国内31施設をシンガポールの政府系投資ファンド「GIC」に売却すると発表した。売却額は1500億円程度。西武HDの子会社が引き続き施設を運営する。 売却対象はザ・プリンスパークタワー東京(東京)、札幌プ…
九州新幹線長崎ルート県内未着工区間(新鳥栖―武雄温泉)の整備方式を巡って10日、国土交通省と県の6回目の「幅広い協議」がオンラインであった。最高時速200キロ程度のフリーゲージトレイン(FGT)の開発を求めていた県に、国交省は「技術的に開発は困難だ」と伝えた。県は「理解できない」と不快感を示し、議論は平行線となったが、今後も「(フル規格を含む)議論を続ける」方針では一致した。 同省幹線鉄道課の川島雄一郎課長は「開業する上での効果や、直面する(技術面での)課題を考えるとFGTは取り得ることができない選択肢だ」と否定。同席した鉄道局技術開発室の平石正嗣室長は「(過去に実施した)耐久走行試験では車軸の摩耗が確認されている。車軸は鉄道の安全運行に重要な部品であり、新幹線には厳格な安全性の確保が求められる」と説明。その上で「現時点で実用に耐えうるFGTの開発が困難なのは、最高時…
【読売新聞】 2020年度の優れた広告作品に贈られる第74回「広告電通賞」で、JR九州などが手がけた「流れ星新幹線」の映像作品がフィルム部門の金賞を受賞し、10日、福岡市のJR九州本社で贈賞式が行われた。 作品は、九州新幹線の全線開
■ゆかりの階段や橋桁 記録映像も撮影へ 階段や橋桁の一部が保存されることが決まった三鷹跨線人道橋(三鷹市で) 撤去が決まったJR三鷹駅近くにある作家・太宰治(1909~48年)ゆかりの 跨線橋(こせんきょう) について、三鷹市は10日、橋桁や階段の一部を保存することで橋を所有するJR東日本と合意したと発表した。解体時期は未定だが、市は3月までに記録映像の撮影などにも着手し、橋が存在したことを後世に伝えたい考えだ。 三鷹駅から500メートルほど西に位置する全長約90メートルの「三鷹跨線人道橋」は1929年に建設され、晩年を三鷹で過ごした太宰がたびたび足を運んだお気に入りの場所として知られる。ただ、老朽化が進んで現在の耐震基準を満たしておらず、JR東は三鷹市への無償譲渡などを模索したが、多額の改修費や維持管理費を要することなどを理由に市が辞退したこともあり、最終的には橋の撤去を決めた。 ただ、
関西の鉄道大手5社の2021年4~12月期連結決算が10日、出そろった。新型コロナウイルスワクチンの接種が進んだことで、都市部の路線が多い私鉄4社は鉄道の利用が回復し、最終利益が黒字に転換した。一方、地方の不採算路線を多く抱えるJR西日本は、前年同期に続いて最終赤字となり、明暗がわかれた。 私鉄4社は、好調な物流や不動産事業も業績を下支えした。一方、JR西は鉄道事業の占める割合が大きく、赤字を補えなかった。通期の業績予想についても、私鉄4社が最終黒字を見込む一方、JR西は815億~1165億円の赤字に陥る見通しだ。 コロナ禍でテレワークが広がり、収束後も鉄道の利用客の回復は期待しにくい。各社は鉄道事業の見直しを進めており、近鉄グループホールディングスは今春にも運賃の値上げを国土交通省に申請する。JR西は、長野県と新潟県を結ぶ大糸線の一部区間の運行について、バスへの切り替えも含めて検討する方
JR北海道は10日、大雪の影響で運休が続いていた札幌駅発着の特急列車について、11日に再開する見通しを明らかにした。「できればあすの朝からの再開を目指す」としている。7日から終日運休となっていた学園都市線は札幌―あいの里公園間を10日午後6時、あいの里―札幌間は同6時半から1時間に1本程度で運行を再開する。 11日に再開する特急列車は、札幌―旭川間の「特急カムイ」と「特急ライラック」を通常の3割程度の本数で運行。それ以外の特急は1日1、2往復程度とする。 また、函館線と千歳線の▽小樽―新千歳空港間▽札幌―千歳・苫小牧間▽札幌―岩見沢間、学園都市線の▽札幌―あいの里公園間は、上下線とも通常の5割程度で運行。学園都市線の札幌―北海道医療大学間は「11日夕方の運行再開に向けて作業中」としている。
JR九州と西日本鉄道、北九州市は、JR戸畑駅(同市戸畑区)にあるみどりの窓口の横に、西鉄バスの定期券販売窓口を設置すると発表した。24日に営業を始める。 JR九州と西鉄が進める連携事業の一環で、両社の窓口が隣接するのは初めて。同駅近くにある複合施設「ウェルとばた」にある西鉄バスの窓口を、駅構内に移転する。販売所と駅前のバス乗り場が近くなり、乗客の利便性が高まる。 あわせて北九州市は3月に同駅前の改良工事でバスの駐車スペースを拡張し、西鉄は同駅2階にバス乗務員の待機場所を設ける。待機場所は現在、駅から離れた場所にあるため、設置後はバスの回送運行が削減でき、定時制の確保や周辺道路の混雑緩和などにつながる。 JR九州と西鉄は令和元年9月、乗客減少を背景に輸送サービスでの連携に関する覚書を締結した。公共交通の利便性を高めようと、鉄道とバスの乗り継ぎ向上策などに共同で取り組んでいる。
低気圧や寒気による雪の影響で、11日も常磐線が茨城県内の一部区間で運転を見合わせるなど影響が続いた。千葉県の小湊鉄道は上総牛久駅で回送列車が脱線したため全線で運転を見合わせた。 JR東日本水戸支社によると、常磐線ではいわき発土浦行きの上り普通電車が10日深夜から11日早朝の3回にわたって雪の重みで線路内に倒れた竹と衝突。運転の再開と見合わせを繰り返した。 東洋大や東海大は、水戸市の入試会場で開始時間を1時間繰り下げると発表した。 小湊鉄道によると、脱線した回送列車は養老渓谷発上総牛久行きの2両編成で、乗員4人にけがはなかった。国土交通省は鉄道事故と認定。運輸安全委員会は鉄道事故調査官2人を現地に派遣し、原因を詳しく調べる。
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三重県が近畿地方なのか東海地方なのかというテーマは、しばしば話題になる。結論から言えばどちらも正解らしいのだが、近畿だろうが東海だろうが同じニッポンだから、あまりたいした問題ではない。たいした問題ではないからこそ、ああだこうだと話題にするのにはちょうどいいのだろう。 そしてこんなことが話題になるくらいだから、三重県の立ち位置が微妙であることは事実だろう。それは、鉄道という一面からみてもよくわかるのだ。 並行する近鉄とJR 三重県の鉄道ネットワークを見ると、そのほとんどが伊勢湾沿いの平野に集中している。三重県の内陸部には鈴鹿山脈をはじめ険しい山が横たわっていて、市街地が平地に集中しているので当然のことなのだが、とにかく三重県の鉄道は伊勢湾沿いをゆく。この地で活躍するのは“近畿”日本鉄道(近鉄)とJR“東海”の路線だ。
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