JR西日本は、大雨や強風が見込まれるとして、8日の始発から、兵庫県の加古川線や姫新線などの一部区間で運転を見合わせると発表した。 8日始発から午前中の間、大雨で運転を見合わせるのは、関西線の伊賀上野-加茂間▽加古川線の厄神-谷川間▽片町線の木津-四条畷間▽奈良線の木津-京都間▽姫新線の播磨新宮-上月間。 また強風が見込まれるため8日の始発から同日午前9時ごろまで、湖西線の和邇-近江今津間でも運転を見合わせる。 このほか特急サンダーバードは米原経由(琵琶湖線)に経路を変更し、迂回(うかい)運転するという。 今後は最新の運行状況を確認するよう注意を呼びかけている。 JR西では7日も、加古川線の西脇市-谷川間で午後5時半から終日運転を取りやめ、同区間の上下計6本が運休。姫新線は同9時25分ごろから播磨新宮-上月間で運休した。
1972年出版の田中角栄元首相著「日本列島改造論」(日刊工業新聞社)が3月に復刻された。「過密と過疎の同時解消」を狙った巨大開発構想が並ぶ。...
【八雲、北斗】6日午後6時15分ごろ、渡島管内八雲町のJR函館線山崎―八雲間を走行中の札幌発函館行き特急北斗18号(6両編成、乗客132人)の車内で、荷棚からキャリーケースが落下して体に当たったことに腹を立てた乗客の男性が、車内の非常通報装置を押すトラブルがあり、列車に最大73分の遅れが生じた。 函館中央署とJR北海道によると、男性は車掌に「警察を呼んでほしい」と訴えたといい、新函館北斗駅(北斗市)に停車した列車内で、駆け付けた同署員が事情を聴いた。
大小こいのぼり 島田・合格駅で出迎え 大井川鉄道、5月中旬まで 大井川鉄道合格駅(島田市竹下)の活性化に取り組む有志団体「チームおもしろ五和駅」が同駅の模様替えを行った。大小さまざまのこいのぼりを駅舎に飾り、家族連れなどでにぎわっている。5月中旬まで。 こいのぼりが飾られている合格駅=島田市竹下 メンバー約10人が飾り付けを担当した。大きめのこいのぼりは駅舎の壁に貼り付け、小さめのサイズは駅舎入り口前に飾っている。 代表の渡辺琢史さん(76)は「こいのぼりがご家庭になくても、合格駅に見に来て楽しんでもられたら」と話している。
運転見合わせの可能性がある京都府と滋賀県の路線・区間は以下の通り 学研都市線 木津駅(京都府木津川市)ー四条畷駅(大阪府大東市) 奈良線 木津駅(京都府木津川市)ー京都駅(京都市) 関西線 亀山駅(三重県亀山市)ー加茂駅(京都府木津川市) 舞鶴線 綾部駅(京都府綾部市)ー東舞鶴駅(京都府舞鶴市) ◇ JR西日本は7日夜、大雨が見込まれるため、奈良線や学研都市線(片町線)などで8日始発から午前中まで運転を見合わせると発表した。 奈良線:木津駅(京都府木津川市)~京都駅(京都市) 関西線:伊賀上野駅(三重県伊賀市)~加茂駅(木津川市) 学研都市線:木津駅(木津川市)~四条畷駅(大阪府大東市) 加古川線:厄神駅(兵庫県加古川市)~谷川駅(兵庫県丹波市) 姫新線:播磨新宮駅(兵庫県たつの市)~上月駅(兵庫県佐用町)
福井鉄道(福井県越前市)の次世代型低床車両「フクラム」のうち、さくら色の車両が少なくとも昨年12月から運行できない状況が続いている。福鉄によると、故障した部品をドイツから輸入する必要があり、復旧は早くとも8月以降になる見通し。一時はえちぜん鉄道との相互乗り入れにも支障が出るなど、“海外仕様”の弱点が浮き彫りになった。 「F1004(さくら色)は、車両検査のため運用はありません」。福鉄は連日、列車の運行状況を知らせるツイッターに同じ投稿をしている。 さくら色の車両は2016年に投入された。他のオレンジ、青、緑色の車両と同型で3両編成。同社によると昨年12月14日、鯖江市の西鯖江駅で発生した架線トラブルで、別のフクラムがパンタグラフを焼損。以前からドア故障で運用を外れていたさくら色のパンタグラフを取り付けて復旧させたため、さくら色は長期の離脱を余儀なくされた。現在は越前市北府2丁目の車両工場で
鹿児島県日置市伊集院町妙円寺2丁目の吉冨貢一さん(74)宅の鉄道ジオラマ「トミ鉄ランド」が、進化を続けている。昨年は鉄道開業150年に合わせ地元の“徳重神社エリア”を増設。併せてレール全長を約3倍の60メートルほどに延ばし、充実を図った。 Nゲージと呼ばれる150分の1サイズの鉄道模型を使用。2011年から3年かけて、2階の10畳間に長さ3メートル×幅2.5メートルほどのジオラマを作った。建物や車、人なども同じ縮尺のものを使用し、森や田んぼ、鉄橋などは手作りで再現。その後、長さを5メートルに拡大し、20年9月に南日本新聞で紹介された。 孫の男の子から「動く乗り物を作って」と頼まれたのがきっかけ。ただ、孫たちも成長し、興味は長続きしなかった。今では吉冨さんがはまってしまい、全国のマニアと連絡を取りながら、列車の模型を譲ってもらったりレイアウトに手を加えたりしている。 昨年は部屋の空きスペース
「60分間、降りられないお化け屋敷」――。走る列車という密室の中で乗客がゾンビに襲われながら脱出を試みる企画列車「ゾンビトレイン」が、群馬県桐生市と栃木県日光市足尾町の山間部を結ぶ「わたらせ渓谷鉄道」(本社・群馬県みどり市)で、6~9月に運行される。近年のゾンビ人気にあやかり、コロナで遠のいた観光客を呼び戻す起爆剤としたい考えだ。 日光市が企画・提案。同鉄道の乗客は普段高齢者らが多いが、ゾンビを呼び水に客層を若者にも広げ、沿線の観光を活性化させることも狙った。「トロッコわたらせ渓谷号」の1号車(ガラス付き普通車両)を貸し切り、大間々-通洞駅間で行う。暗いトンネルを含む区間で、乗客は恐怖と闘いながら逃げ切る、という筋書きだ。
平成元年に登場した2000系気動車は、今も健在だ第一列車 四国らんまん編(7)高松駅構内にあるべきものが、なかった。そう。立ち食いの「連絡船うどん」屋が、駅ビル建設のため影も形もなくなっていたのである。 「連絡船うどん」とは、宇高連絡船の船内で供されていたうどんを再現したもので、鉄道愛好家にもファンが多かった。 「ありませんね」 「ないね」 二人ともショックで口数も少なくなった。1時間前、岡山駅で駅弁を買っておけばよかった、という悔悟の念を口に出すのもはばかられた。うどん県の玄関口に立ち食いうどん屋がないのは、お節料理に黒豆とカズノコがないようなものである。 飛びぬけてうまかった記憶はないのだが、もう一度食いたい。もちろん改札の外にうどん屋はいくつもあるはずだが、そういう話ではない。
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2022年9月にエリザベス2世女王が亡くなったことにより即位したイギリスの新たな国王、チャールズ3世の戴冠式が5月6日に行われた。 4月に入ったころからイギリス各地でお祭りムードが高まる中、ロンドン交通局は「70年前の女王戴冠式の気分を味わおう」と銘打ち、1953年のエリザベス2世戴冠式の際に現役で活躍していた1938年製の地下鉄車両を本線上で走らせる特別イベントを実施した。チャールズ3世の戴冠式に先駆けて行われたユニークなイベントの現場に参加し、当時の雰囲気を体験してみた。 80年前の電車で「70年前」へ 今回のイベントで走った車両を説明するにあたり、簡単にロンドン地下鉄の歴史を紹介したい。 この街に世界初の地下鉄が誕生した1863年当時は、深いトンネルを掘る技術もなければ、電車や電気機関車も存在せず、蒸気機関車(SL)による運転だった。トンネルも地表からほど近いところを掘って蓋をした程
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