東武鉄道は16日、復元作業を進めていた蒸気機関車(SL)「C11 123号機」が7月18日から、SL「大樹(たいじゅ)」として日光・鬼怒川エリアで営業運転を開始すると発表した。同22日からはSL「大樹ふたら」としても運行する。 復元したSLは日本車両製造が1947年に製造し、75年に廃車となった。日本鉄道保存協会から譲り受けた東武鉄道が、2019年1月から復元作業を行っていた。3機目のC11形となる。 同社によると、国内では唯一となる同一形式の車両によるSL3両体制が実現した。年間を通じてより安定した運行が可能になるという。同社は「今回を契機に、より地域を盛り上げていきたい」としている。 SLの復元を記念した扇子を7月1日、新鹿沼、下今市、東武日光、鬼怒川温泉の4駅で発売する。記念乗車券も同18日~8月17日に東武線計55駅で販売する。 「SL」の記事一覧を検索
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