3月末に再建された神戸電鉄三木駅舎内に、兵庫県三木市観光協会が移転した。市の情報を発信するモニターや、市産山田錦の日本酒、ゴルフボール、市関連の書籍などを展示。三木の新たな玄関口としてまちの魅力をPRする。(長沢伸一) 神鉄三木駅の下り駅舎は4年前の火災で焼失。市民から寄せられた寄付金などを使って今春再建された。市は新たな観光窓口としての活用を目指し、市観光協会が中央公民館近くから移転した。 駅西側1階に事務所が入り、広さは約60平方メートル。床は木製フローリングで温かみを演出する。50インチのモニターでは、三木市の観光資源「金物」「ゴルフ」「山田錦」の動画が流れる。高さ約2・4メートルの木棚には、山田錦を使った日本酒やお菓子、ゴルフボール、肥後守(ひごのかみ)などが飾られ、市の魅力に触れられる。書籍やペンダントなどの販売も行う。 今月12日から同駅内での業務を開始。最初に利用した男性(5