JR九州は17日、9月23日に開業する西九州新幹線(武雄温泉―長崎)の割引料金を発表した。武雄温泉駅で在来線特急「リレーかもめ」と乗り継ぐ博多―長崎の指定席が出発日の3日前までに予約すると、片道3600円と約4割安くなる。12月末までの期間限定では同3200円の切符も用意し、新幹線の利用を促す。インターネットで
第三セクターの阿佐海岸鉄道(徳島県海陽町)が発表した2022年3月期決算は、経常赤字が8139万円だった。前の期比で963万円(11%)改善したが、1992年の開業以来、30年連続の赤字となった。21年末からバス兼列車のDMV(デュアル・モード・ビークル)が運行を始め、営業収益は1331万円と74%増えたものの、構造的な赤字体質は変わっていない。沿線自治体からの補助金や経営安定基金からの繰入金
JR四国は割安な料金で鉄道を利用できる普通回数乗車券の発売を9月末で終える。10回分の運賃で11回分の利用ができる回数券が対象で、身体障害者用や通学用の回数券の販売は継続する。新型コロナウイルスでJ
東武鉄道は2019年1月から復元作業を進めていた蒸気機関車(SL)「C11形123号機」を使った営業運転を7月18日に始めると発表した。同社のSLでは207号機、325号機が現在運行しており、同一形式のSLを3両運行する国内唯一の鉄道事業者となる。新型コロナウイルス禍で鉄道利用が落ち込む中、日光・鬼怒川エリアでの観光需要を開拓する。7月18日に東武鬼怒川線の下今市駅―鬼怒川温泉駅、同月22日に
えちぜん鉄道(福井市)は17日、株主総会と取締役会を開催し、山岸正裕社長が会長に、後任の社長に前福井県地域戦略部長の前田洋一氏(60)が就任した。県職員OBが同社社長に就くのは初めて。前田社長は1984年に福井県庁に入庁し、東京事務所長などを歴任。2022年3月まで約3年間、地域鉄道などを担当する地域戦略部長を務めた。同日の取締役会後、報道陣に「会社設立20年の
西九州新幹線(武雄温泉-長崎)開業に合わせたJR佐世保線(佐世保-肥前山口)のダイヤ改正について、佐世保市は16日、同線の佐世保-武雄温泉を走る特急(1日上下32本)のうち、約6割が現在より所要時間が増加する見通しを明らかにした。同線を巡っては、県が約14億円を投じて高速化事業を進めているが、市は「効果が感じられない」とし、県やJR九州に対応を求める考えを示した。 市はダイヤを独自に分析。市議会交通体系整備特別委員会で報告した。 市によると、佐世保-武雄温泉を走る特急の所要時間は現在と比べ、6本で短くなり、19本で増える。平均所要時間は2分長い46分となる。佐世保-博多は17本で短縮され、9本で増加。平均所要時間は2分短い1時間52分となる。 一方、県は佐世保線のレールなどを改良する高速化事業に着手。JR九州は長崎-博多を走る特急「白いかもめ」と同じ振り子型車両を導入し、スピードアップを図
山陰両県の酒造や製菓など4社が7月、JR伯備線(倉敷ー伯耆大山駅)とJR山陰線(伯耆大山ー西出雲駅)の電化開業40周年に合わせ、自社で工夫を凝らした記念商品を発売する。 地域共生を掲げるJR西日本米子支社の働き掛けに呼応した。限定販売のメモリアル商品を通して、電化に伴い主力列車になった特急「やくも」の旅をアピールし、山陰エリア観光の需要喚起につなげる。 久米桜麦酒(鳥取県伯耆町)と大根島酒造所(松江市八束町)は、歴代のやくもをラベルに使った自慢の地ビールを商品化。330ミリリットル入り小瓶を550円~610円で販売する。 丸京製菓(米子市旗ケ崎)は、氷温熟成製法で製造し、和菓子職人が手作業で国鉄色やくもの焼き印を入れたどら焼き(5個入り、1200円)を開発。今井印刷(米子市富益町)はTシャツ(価格未定)などのグッズをそろえた。 一部商品を除き、7月1日に米子、松江、出雲市各駅の売店で発売す
東武鉄道は16日、復元作業を進めていた蒸気機関車(SL)「C11 123号機」が7月18日から、SL「大樹(たいじゅ)」として日光・鬼怒川エリアで営業運転を開始すると発表した。同22日からはSL「大樹ふたら」としても運行する。 復元したSLは日本車両製造が1947年に製造し、75年に廃車となった。日本鉄道保存協会から譲り受けた東武鉄道が、2019年1月から復元作業を行っていた。3機目のC11形となる。 同社によると、国内では唯一となる同一形式の車両によるSL3両体制が実現した。年間を通じてより安定した運行が可能になるという。同社は「今回を契機に、より地域を盛り上げていきたい」としている。 SLの復元を記念した扇子を7月1日、新鹿沼、下今市、東武日光、鬼怒川温泉の4駅で発売する。記念乗車券も同18日~8月17日に東武線計55駅で販売する。 「SL」の記事一覧を検索
Published 2022/06/17 10:30 (JST) Updated 2022/06/18 11:58 (JST) JR九州が並行在来線を経営分離しないことについて、同社、長崎、佐賀両県が合意し、報道陣の取材に応じる金子知事(当時)=2007年12月17日、長崎市内 2007(平成19)年冬、九州新幹線長崎ルートは着工できるかどうか最終局面を迎えていた。 着工条件は、JR九州が並行在来線(肥前山口-諫早)を経営分離することへの沿線自治体の同意。だが沿線の佐賀県鹿島市などは以前から、分離後の第三セクターによる運行ではいずれ経営危機に陥ると反発していた。3年前の04(平成16)年には、同県知事だった古川康氏が同意したものの、政府・与党は「(地元の)調整が整った場合は着工」と申し合わせざるを得なかった。 当時の鹿島市長、桑原允彦氏(76)は「市町の同意が必要というルールは地方自治の自
JR東日本大宮支社は、東京と静岡・伊豆半島を結ぶ特急「踊り子」などで使われ、定期列車から引退した人気車両「185系」の部品を「鉄道工芸品」として再生し、オークション形式で販売する。大宮支社によると、自社で部品をリメークして出品する試みは珍しい。 大宮総合車両センターに所属し、卓越した技能を持つとして「現代の名工」に選ばれた技術職員らが塗装や溶接を手がけ、ヘッドマークや「行先表示器」などがオブジェ8点に生まれ変わった。 自社のオークションサイトで30日に出品する。最低入札価格は、ヘッドマークと特急マークを組み合わせたもの(重さ100キロ)が10万円、行先表示器(同50キロ)が5万円。 静岡県伊東市付近を走る、特急「踊り子」185系 =2015年2月8日(撮影・斎藤浩一)大宮支社によると、旧国鉄時代に227台が製造された185系は順次、廃車となっているが、鉄道ファンから販売を求める声が相次ぎ、
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 --><!--株価検索 中⑤企画-->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">
新幹線を待ち望んでいる県がある。 西九州新幹線の開業を秋に控えている長崎県もそうだし、四国の各都市だってそうだろうが、やはり何よりも新幹線を待ち望んでいるといえば、福井県だろう。 新幹線がやってくる 福井県は、富山・石川と同じくくりで“北陸三県”の扱いを受ける。ところが、北陸新幹線は2015年に石川県は金沢市まで到達したものの、福井県にはまだやってきていない。北陸新幹線の敦賀延伸、すなわち福井県にやってくるのは2024年春の予定だ。 北陸新幹線が福井県内に延びてくれば、東京から福井まで乗り換えなしで3時間程度でやって来られるようになるだろう。そうなれば、福井県内に目白押しの観光地は大いににぎわって、新幹線の恩恵を大いに受けられるはず……。 実際にそうなるかどうかは新幹線が来てからでないとわからないが、少なくとも金沢を中心として石川県が新幹線効果で大いに盛り上がったところをみれば、かなり現実
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く