大分県日田市の山あいにある住宅で、国の天然記念物の「二ホンヤマネ」という小動物が押し入れの毛布の中で眠っているのが見つかり、一時、保護されていたことが分かりました。地元の博物館の担当者は「暖かく居心地がよいと思い、冬眠していたのではないか」と話しています。 数百万年前から生息する日本の固有種で、「生きた化石」とも呼ばれ、国の天然記念物に指定されています。 今回、大分県日田市中津江村の永瀬豊子さんの住宅で、二ホンヤマネが見つかりました。 永瀬さんによりますと、去年12月の大みそかに、里帰りした家族のため押し入れから布団などを出して広げていたところ、ヤマネが毛布の中で丸くなって眠っていたということです。 永瀬さんは市立博物館に相談したうえで、ヤマネが目を覚ましてから自宅近くの森に帰そうと保護していましたが、先週、姿が見えなくなったということです。 永瀬さんは「真ん丸くて、かわいかった。もう少し
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