伊達直人という名前から即座に然るべき人物像を思い浮かべることのできる人間は、40歳を過ぎている。いや、40歳では不足かもしれない。45歳以上ではあるべきだろう。アニメ「タイガーマスク」がテレビで放映されていたのは、Wikipediaの記述によれば、1970年から71年の二年間だ。再放送(←何度かあった気がする)を考慮に入れても、やはり、1970年以前に生まれている人間でないと伊達直人という人名に対して正確な像を結ぶことは困難なはずだ。 ということはつまり、児童相談所の玄関先に、伊達直人の名義でランドセルが届けられたというニュースに対して、正しい評価を下すことのできる人間の年齢層にもまた、ある程度限られているはずなのだ。 私は、ドンピシャリの世代だと思う。中学生だった時代に、あのアニメを見ている。 「うっそくせえ(笑)」 と若干斜め方向から眺めていたきらいはあるが、それでも毎週欠かさずに視聴
ネトウヨは社会の負け組!……とかのんきなこと言ってる場合ではない 御茶ノ水の在日本韓国YMCAでこの春から行われている「連続講座 移住者のリアリティ」の第4期、金明秀(キム・ミョンス)の回を聞きに行った。 ネット上では早くから在日問題のポータル「THE HAN WORLD」を主宰し、あの有名な、そしてネット右翼の重要な攻撃対象である掲示板 “hanboard” を運営してきた金明秀は、現在関西学院大学教授で計量社会学を専門としている。計量社会学とは何かというと、要するに統計データに基づいた社会学でさまざまな社会調査によってエスニシティや社会意識論、社会階層論を論じるというもの。できるだけバイアスを排して調査を行うことによって、政治的視点から自由な実証的な研究を行うことが期待できる。 今回の講座では、金明秀が2009年に京都で行った排外主義に関する意識調査についての解説がメインだった。設問の
元ネタ www.youtube.com 先日、日本映画をネタにしてからずっと気になってた黒澤映画。 今日、『 隠し砦の三悪人 』をスカパーの日本映画専門チャンネルで放送する というので正座待機し2時間以上にもなるこの大作を堪能しましたよ。 スターウォーズにも多大な影響を与えたというこの映画、やはり面白かった。 学生の頃に観てたら、また違った印象だったろうけど。 三船敏郎(藤田進も)はさすがに存在感というかオーラがありますね。 レイア姫のモデルになったという雪姫(上原美佐)も綺麗だった。 あの気の強さ、目力、ハスキーボイスにはうる星のサクラ先生を思い出したよ。 C-3POとR2-D2モデルになったという太平と又七も良い味を出してた。 ラストシーンがこの二人で終わるのを観て、もしかして主役はこの二人だったの かなとも思った。 そんな感じでこの映画の世界にドップリと浸かってたんで今日はいつも以上
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この数字は韓国サムスン電子の株価推移である。一方、同時期のソニーの株価は、4400円から、2561円と半分近くに減ってしまった。 現在の株式価値は、サムスン電子が約8兆円、ソニーが約3兆円。手元資金が4兆円程度あるアップルがソニーを買収するのではないかとの見方が市場を駆け回っているのは、あながち噂だけではないのではないだろうか。 一方で、ソニーを目指し、そしてあっという間に抜き去ったサムスン電子はさらなる成長をうかがっている。 この差はどこから来たのであろうか? 1つの要因は、韓国の教育が生んだ競争力の高い労働力と、それを使いこなす経営陣・企業文化にあることは明らかだ。 大学入試ではパトカーを動員、遅れた学生を試験会場に送り届ける 韓国の教育は異常とも言えるほど過熱している。ソウル大学など韓国の有名大学に入るために、日本のセンター試験と言える修学能力試験に向けて、韓国の多くの子供・両親が必
この記事の中でEconomistは、日本の問題点について具体的に指摘しているので、前回に引続き気分の良い話ではありませんが、欧米の金融界の声を紹介するという観点から、抄訳を中心に簡単に紹介してみたいと思います。 まず、記事の冒頭で Economistは、「わずか5年前まで、中国のGDPは日本の半分に過ぎなかった」と指摘しています。 そして、「人口が10倍の中国に、日本が経済規模でいずれ抜かれるのは、宿命であったとは言え、そのスピードは驚くべきものがある。わずか20年前には、世界一の座も狙えると言われていた日本が、世界第三位に転落したと言うのは、心の暗くなるような一大事である」と書いています。 そんな同誌が指摘する日本の問題点は、以下の通りです。 1.日本の「ボス」達は改革を拒んでいる 日本の政財界のトップは「現実の権力シフトを受け入れることを恐れているか、古くて慣れ親しんだモデルにしがみつ
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 坂本哲志総務政務官(自民党衆院議員)の「年越し派遣村」批判発言や、みのもんたのTBS「朝ズバッ!」(5日放送)での派遣村の労働者は甘えているのではないかといった趣旨の発言、そして、このブログのエントリーにも同じようなコメントが寄せられています。 ブログなどネット上のコメント等は、以前のエントリー【「ネット右翼」はインターネット利用者の1%を下回る~近視眼的に過大評価されている「ネット右翼」】 の中でも指摘した「ネット右翼」と同じで、「近視眼的に過大評価」する必要はないと思っています。 でも、今回の“派遣村バッシング”の背景にある根強い「自己責任論」は、繰り返し批判が必要だと思っています。(実際、このブログでも「自己責任論」の批判は何度もエントリーしています) ちょうどいま
ダルビッシュ、オッサンに説教される「不況で贅沢できない人は多い。松茸食べたとか呟くな。口に気をつけろ」 1 名前: SAKO TRG-21(宮城県):2010/07/27(火) 17:35:31.62 ID:mAFz6bkd ?PLT ダル「松茸なう。 http://twitpic.com/28tviv ついでに初なうです。」 約21時間前 TweetMe for iPhoneから ダル「めっちゃ食いました。 でもたまには贅沢もいいかな。 にしても食いすぎた」 約19時間前 TweetDeckから http://twitter.com/faridyu ↓ ●原三郎「@faridyu たまには?この不況で贅沢できない人は多いです。 皆のあこがれのあなたは口に気をつけなければ。 いまだにONといわれているのはその点でしょう。どうでもいいか。。。君は(笑)」 約14時間前 TweetDeckから
「上野駅から夜汽車に乗って」改題 とうとう橋本治までなくなってしまった。 平成終わりの年にさらに改題してリスタート。 東浩紀が堀紘一と対立し、「もうやってらんないよ」と席を立つ騒動となった今回の朝生。ツイッターで、「退席」というつぶやきを見て、いったい何が!と思っていたが、夕べやっと、録画してた番組を見た。 かつての野坂昭如と大島渚の怒鳴り合いを知る世代としては、なんか久々の爽快感だった。東浩紀がガチで切れてたというのもあるが、この「退席」騒動で今回の放送、救われたみたいなもんだ。 パネリストはこんな感じ。 東浩紀(早稲田大学教授、批評家) 猪子寿之(チームラボ代表取締役社長) 河添誠(首都圏青年ユニオン書記長) 勝間和代(経済評論家) 清水康之(NPO法人「自殺対策支援センター ライフリンク」代表) 城繁幸(Joe's Labo代表取締役、作家) 高橋亮平(NPO法人「Rights」副代
フィンランドでは2022年5月21日(土)の朝にロシアからのガス供給が停止されました。そして代替的な措置としてバルト3国からのガス供給に移行しました。 ロシアからのガス供給が停止されることは、既に前日にロシア企業Gazpromから警告されていたことでした。これはフィンランド企業がルーブルでの代金支払いを拒んだことが発端となりました。 これは、フィンランドのガス供給ネットワーク企業であるGasgrid社のCEOが明らかにしたことです。CEOのOlli Sipilä氏がインタビューに答え、フィンランドでのガス供給は安定しているとのこと。もちろん通常起こるような技術的な課題は発生するものの、特に大きな問題とはならないとのこと。 フィンランドでは既にこの1週間前にロシアからの電力供給が停止していました。これはフィンランドの電力消費量の10%分に相当します。この影響で電力料金が値上げされる見通しです
税金は所得に応じて担う応能負担が原則で、所得税などの累進制がその具体化です。ところが、消費税は、所得の低い人ほど負担が重いという逆進性を持っている「強きを助け、弱きをくじく不公平税制」です。 この「強きを助け、弱きをくじく不公平税制」である消費税は、所得も選挙権もない、もっとも弱い立場の子どもたちからも容赦なく収奪する「子どもの貧困促進税」です。 上のグラフは、左がOECD各国における「子ども(18歳未満)の貧困減少効果(公的給付と税金による所得再分配効果)」です。(右のグラフは「生産年齢人口(18~65歳)の貧困減少効果」です。出典は、OECD2008,Growing Unequal Income Distribution and Poverty in OECD Countries,OECD,Paris) 1995年を中心とした各国のデータを見ると、子どもの貧困減少効果は、OECD諸国平
きゃっつ(Kats)⊿ @grayengineer 他人の議論を見ていて思う。こういう仕組みはおかしいのでは?という問題提起に対して、その仕組みの是非を論じないで、こうすればいいじゃん、という個人レベルでの世渡りの知恵を示して解にしようとする人が意外と多い(続く) きゃっつ(Kats)⊿ @grayengineer それはたぶん、自分はこうやって賢く生きているぜという、自己承認欲求の主張と、世の中は変えられないという諦観、その諦観を受け入れることが大人だ、だから自分は大人、お前は子供、というこれまた自己承認欲求。そう考えると社会が病んでるよなぁ(続く) きゃっつ(Kats)⊿ @grayengineer 世の中変わらないのだから不平を言わずにうまく世渡りしろ、というのは既得権者に都合がよい。これは江戸時代の農民の精神文化に由来すると思う。ところが一方で龍馬伝がうける。みんな自分は世の中変え
世間を騒がせた首都大学東京の学生による「ドブスを守る会」騒動ですが、とうとう指導教官が諭旨解雇されてしまったそうです。 Yomiuri Onlineによれば、 首都大学東京(東京都日野市)の学生が「ドブス写真集を作る」などと言って女性に無断で動画を撮影し、インターネット上に投稿していた問題で、大学側は6日、動画を作った学生2人(退学処分)のゼミを担当していたシステムデザイン学部の男性准教授(43)を諭旨解雇処分にした。 … 首都大によると、学生2人は問題の動画を大学の卒業制作として撮影。指導を担当していた准教授は動画を見た際、不特定多数の人に見られないようネットへの投稿は止めるよう指示する一方、「作品は動画よりも写真集として仕上げた方がよい」などと制作の継続を容認する指導をしたという。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100706-OYT1
参院選の投票日が近づくにつれて、どの政党も公約にうたっていない政策が注目を集め始めた。私のブログで今月、最大のアクセスを集めたのは、2月の「老人支配の構造」という記事だった。リンクの元をたどると、Yahoo!の参院選特集の「世代間格差」というページからだった。 その記事でも紹介したように、経済財政白書によれば、図のように60代以上は生涯で5700万円の受益超過(税・年金)だが、20代は1300万円の負担超過である。このように大きな世代間格差が発生する国は、世界に類をみない。これは自民党政権が、彼らの支持基盤である高齢者の既得権を尊重し、年金給付額を下げないで保険料を上げてきたためだ。 ひところ「小泉改革で格差が拡大した」といった嘘が流布されたが、かりに拡大したとしても、能力に応じて所得の差がつくのは当然だ。働いても働かなくても同じ賃金をもらうほうが、よほど不公平である。しかし世代間格差は労
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