地球温暖化の影響だろうか。最近、生きた化石として有名なシーラカンスが日本でも釣れているらしい。 釣り雑誌で確認したところ、神奈川の大津港から乗合船がでているというので、ちょっとチャレンジしてみた。 (text by 玉置 豊) シーラカンスのポイントへと向かう シーラカンスが釣れるというポイントは、大津港から船で1時間ほど南に走ったところにある。船長の話によると、このあたりは、潮の流れの加減と海底火山の影響で、本来南洋に住む深海魚が流れ着くのだという。 特にこの冬は、暖冬の影響でメガマウスやリュウグウノツカイなどといったレアな深海魚が例年以上に釣れているらしい。その中に、今回の目的であるシーラカンスも混ざってくるのだ。 とはいっても、さすがにシーラカンスは数が少ないらしく、一日に一匹上がればいい方らしい。釣れるかは、運の要素が大きいようだ。