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2006年10月24日のブックマーク (3件)

  • :デイリーポータルZ:真っ黒いバナナを求めて……

    皆さまは最近真っ黒いバナナを見たことがあるだろうか? 僕はない。 しかし、僕が子どもの頃ぐらいは近所のうらびれた八百屋に行けば、腐りかけの真っ黒いバナナを販売するおばあちゃんのお店があった。 いつの間にかそういうお店はなくなり、ある八百屋は垢抜け、ある八百屋はつぶれ、ある八百屋はスーパーになり、もう誰も黒いバナナなんて販売しなくなった。 もう一度黒いバナナをべたい。そう思った僕は居ても立ってもいられず、外に飛び出した。 (text by 梅田カズヒコ) まずは近所の八百屋へ 時代は移り変わっていくものだと思う。 だから、変わることをむやみに否定するのは違うと思う。 しかし、時代に取り残されていく文化があったとしたら、それを懐かしむ自由が僕らにはある。 だけど誰も真っ黒いバナナを売る八百屋を懐かしんだりはしない。だから僕が懐かしもう。 『さあ、出て来い! 真っ黒いバナナよ!』 と息巻き地元

  • :デイリーポータルZ:ホルスタイン専門誌

    世の中には数多くの雑誌が発行されていて、書店などの店頭をにぎわせております。 その中には、私のおよび知らない、存在すら知らないところで発行され、愛読され、活用されている雑誌も多々あります。 「自分の知らない世界」に関心をもちつつも、なかなかふだんの生活圏では目にかかれない、専門誌。 今回偶然目にした看板から、ある北海道らしい専門誌の存在を知り、お話をうかがいに行ってきました。 (text by 加藤 和美) ■出会い そして疑問 ある日車を走らせていると、こんな看板が目に入った。 「ホルスタイン・マガジン社」 ホルスタイン(乳牛)の雑誌? どんなだろう、見てみたい!! こんな気持ちから、ホルスタイン・マガジン社さんのドアを叩き、 月刊「HOLSTEIN」を1冊購入させていただいた。 いきなりあらわれて、新刊を1冊買って帰る女。 ホスルタイン・マガジン社のみなさんは不審に思われたかと思う。

  • :デイリーポータルZ:はだか色の服

    裸と間違われることがたびたびある。 私を目の前にしたとき「えっ」という顔をしてじっと見、そうして「ああ」といってほっとする人がよくいるのだ。ほっとしたあと、その人はこういう。 「びっくりしたよー、着てないのかと思った」 そんなばかな、裸で街を歩くはずないだろう。では、なぜ間違われるのか。それは私がベージュの服を着ているからだ。 でも、ベージュの服を着ている人はいっぱいいるし、店でもたくさん売っている。 これは一体どういうことなのか。 (text by 古賀 及子) ベージュ色の服=裸? 肌(裸)の色は人それぞれだろうし、また一口に“ベージュ”といってもその色味は様々だ。 今回、ベージュ色の服を着ていてはだかに間違われる件について考えるにあたり、これまで私が着ていて裸に間違われたことのある服をピックアップした。