産経新聞の記事を読んで、すごく違和感があったので、書いていきます。 (「教師が反日誘導「日本人に拉致を言う権利はない」 元生徒が朝鮮学校の実態告発」) ここで問題として扱うのは、①この文章そのもの「フィクション性」、すなわち(この高校生が"実在"するのかどうか)と、②無償化を止めることと学校選択の自由の関係です。 以降検証を行います。 朝鮮学校から自分の意思で別の学校に移った高校生が初めて産経新聞に実態を告発した。 この記事全体において、親(保護者)の存在は希薄になっています。 「生徒の立場が理解されていない。無償化するぐらいなら学校を選ぶ自由をください」。生徒は悲痛な声を上げた。 いやいや、重要なのは学校選択の自由の問題であって、無償化云々は実はこれとは無関係です。論理的には、二つは両立しますので。 「学校がそのままなのに無償化が適用されてしまえば後輩たちが苦しめられ続ける」と取材に応じ