ブックマーク / doramao.hatenablog.com (41)

  • 食育はだれのため? - とラねこ日誌

    『管理栄養士パパの親子の育BOOK』も発売から3週間、読んでくださった方からは概ね高評価をいただいており、嬉しいかぎりです。 子育て中の親御さんに役立つ、というコンセプトで書いておりますので、ニセ栄養学的なものや育の問題点を追求するような内容はあまり入れないようにしております。 そこでブログでは補足として、の性格上入らなかった、栄養育の問題点などにも言及してみたいと思います。 ■なんのための育? 今回は『第1章 Q4 1日3とらないとダメ?』で説明した、子どもの事と栄養の特徴について、今の育ではあまり配慮されていないことについて考えて見ました。 このQ&Aでは、どうして子どもはキチンと3をとる必要があるのかを述べていますが、だいたいこんな理由です。 成長するために、子どもはたくさんべる必要があります。体の大きさの割に栄養をたくさん必要とするのですが、消化吸収するため

    食育はだれのため? - とラねこ日誌
    DrPooh
    DrPooh 2015/08/16
    書籍と併せて。食育が目的化・規範化してしまうと家庭の負担は増えてしまいますね。
  • アンチ食育管理栄養士が食育本を書きました。 - とラねこ日誌

    ■管理栄養士パパの親子育BOOK を書きました。2015年7月25日が発売予定日です。 http://www.amazon.co.jp/dp/4895958825 ニセ栄養学を批判するようなではなくて、親子向けの実用的な栄養事のなのですが、ちょっとした応用行動分析の手法を採り入れた事環境の提案をしてみたり、コラムの内容はブログ読者がニヤリとしてくれるような内容を盛り込んでみましたのでブログの読者にも喜んで頂けるのではないかと思います。 自分の中でのキャッチフレーズは、アンチ栄養士の育BOOKでして、「○年間待って下さい。当の育をお見せしますよ」と、現在の育に見られる問題と考えられる点に対し、ようやく批判だけで無くどらねことしてまとまった形で提案ができたと思ってます。 ニセ栄養学と呼ばれるような根拠のない健康栄養情報に対しても、そもそも不安が解消されれば手を伸ばす必

    アンチ食育管理栄養士が食育本を書きました。 - とラねこ日誌
  • しょぐうこうじょう - とラねこ日誌

    このぶんしょうはふぃくしょんです。 ■ドコカノゲンバ 「この業界、人がていちゃくしないよねぇ〜、募集しても来ないし」 「やっぱり仕事内容の割に給与がやすいからじゃないですかね」 「処遇改善を国に求めていかないといけないよな」 「そうですね、ホントに」 ・・・ ■カンケイソシキ(?) 「という要望が現場から来てますけどどうでしょう」 「サービスの受給者が増えるのは間違いないし、このままだとまわらなくなっちゃうなぁ」 「これは各分野からユウシキシャを集めて議論する必要がありそうですね」 「うん・・・あつめておいて」 ・・・ ■ユウシキシャカイギ 「という要望がきてるんだけど」 「うん、マズイと思うよ」 「やっぱ給料あげないとな」 「でも、財源ナイヨ?」 「ほら、この国この業界には厳しいからさ」 「でも、待ったなしとかその人たちもいってるし」 「ううん、加算で対応がいいんじゃね」 「すく

    しょぐうこうじょう - とラねこ日誌
    DrPooh
    DrPooh 2014/06/17
    いんせんてぃぶのせっていにもんだいがあるような。
  • 食塩摂取量の推移 - とラねこ日誌

    ちょっと余裕ができたので平成24年 国民健康・栄養調査の結果概要を眺めていました。栄養摂取状況については特に目立つところもなく、エネルギー摂取量の減少傾向も一段落ついたのかな、という感じです。 さて、日人の生活の課題として一番問題と考えられるのが塩摂取過多ではないでしょうか。最近は減少傾向とはいえ、WHO/国際高血圧ガイドラインの指針である塩摂取量6g/日とはほど遠い状態ですし、2015年に達成したい目標量として厚労省が示した男性9.0g/日未満、女性7.5g/未満も難しい状況です。 ■今回の結果はどうだった? そんな塩摂取量ですが、24年の調査ではどのような結果がでたのでしょうか。どらねこなりに評価してみたいと思います。 まず、摂取量自体の推移*1を見てみましょう。 1990年代のピークからほぼ一貫して下がってきている様子がうかがえます。特に2000年を過ぎたあたりからの減少傾

    食塩摂取量の推移 - とラねこ日誌
    DrPooh
    DrPooh 2014/02/02
    『食塩摂取量も実際に薄味傾向が見えてきたのはここ7、8年くらいであるようにデータは物語っております。それ以前は日本人の少食傾向が見かけの減塩をつくりだしていた可能性があるという事です』
  • 便秘のはなし - とらねこ日誌

    べたものは身体の中に入るとどうなるのかしら? 多くの方がそんな素朴な疑問を幼少期に持った事と思います。どらねこも例外ではなく、色とりどりのべものなのに、おしりから出るときは同じように茶色くなる*1のはなんでだろうなんて考えたものでした。 その頃はべた物がそのままつぶされて排泄*2されるようなイメージを持っていましたので、便のほとんどが水と腸内細菌で、残りは消化管から剥がれ落ちた細胞や物繊維であると聞いた時には「ほへぇ〜」というような気持ちになったものです。 というわけで今回は便のお話しですが、日頃の関わりや試行錯誤、お勉強したことや雑感などちょっとゆるめ*3の内容でお送りしたいと思います。 ■べものと便秘 どらねこはと健康に関わる職業についておりますので、何か便秘に良く効くべものってないの? とよく聞かれます。流石どらねこ、と思われたいので「○○が効くぜ」と格好良く即座に返答

    便秘のはなし - とらねこ日誌
    DrPooh
    DrPooh 2013/11/07
    「便秘の薬」を希望される患者さんはとても多いのだけど,薬だけで解決するという話ではないんですよね。
  • 時間かかるのよ - とラねこ日誌

    全部が全部そうとは限りませんが、いわゆる生活習慣病と呼ばれているものの多くは、遺伝が大きく関係していますが、それプラス長年の積み重ねで症状がでるようになってしまったものが多数でしょう。 時間をかけて培ったものを是正するのには、やはりある程度時間をかけて戻していくことが妥当なようにどらねこは考えます。 長年の積み重ねは一つ一つ剥がしていくのが穏当なやり方である・・・そういう風に多くの方が思ってくれるようになれば、「コレさえやればすぐに健康に!」みたいな安易な発想な極端な事療法や代替療法に走る人は少なくなるかも知れません。 急がば回れ、これはメタボリック症候群の治療にはしっかりと当てはまる言葉だと思います。 緊急に対策を行わなければならないような病気由来のトラブルについては、投薬治療など積極的な対策をとりつつ、並行して生活習慣改善を行い、地道に年齢相当の健康を取り戻していく、という方策がやっ

    時間かかるのよ - とラねこ日誌
    DrPooh
    DrPooh 2013/10/21
    同意です。
  • これって危険?それとも買っても大丈夫?(対策編) - とラねこ日誌

    「これは買ってもいい、これは買っちゃダメ」というようなが相変わらず人気があるという。こうした安易なより分けが受け入れられるような素地などについて、前回エントリでは考えてみましたが、今回はじゃあどうすれば良いのだろう、という具体的な対策をどらねこなりに考えてみました。 ■ムリ この「ムリ」というのは、これは危険だ!買ってはイケナイと、他の人に積極的にアドバイスをしている人や、既に品選択の際にかなりの割合で採り入れている人についての意味でして、ちゃぶ台返しではありません。こうした人たちについては、これまで費やした労力が大きいほど、費やした労力に意味が無いことを受け入れることが容易ではない、という傾向*1が人間にはあるため、説得はたいへん難しいと考えるからです。 なので、個人レベルで実践できるような対策というものは、まだ生活に採り入れていない人や半信半疑の人に対するアプローチという事になるで

    これって危険?それとも買っても大丈夫?(対策編) - とラねこ日誌
    DrPooh
    DrPooh 2013/07/23
    不安の源泉となっている問題が解決されないと説得しても目先が変わるだけ,というのはありそう。
  • リンゴ農園に突撃(?)してリンゴ農家の本音を取材したよ(後編) - とラねこ日誌

    (前編)はこちら→http://d.hatena.ne.jp/doramao/20130618/1371549428 ※注意※ 前編記事中にある腐らん病対策の高分子吸収体ですが、効果が無いと考えられているとコメント欄でご指摘頂きました。この件についてHさんは効果が無いのであれば止めようと思う。早いうちに効果が無いことが分かったのはラッキーです。ちなみに周辺の農家は自分のところの他の園地ではどろ巻き法をやっています、とお話し頂きました。 前編では「実は無農薬には魅力がある」と語ってくださったHさん。では、どうして無農薬に挑戦しないのでしょうか。 ■無農薬には魅力がある? ど:魅力があるのに挑戦しないというのはやっぱりリスクがあるんですよね。 Hさん:ええ、無農薬無肥料の定義はおいといて、木村さんが推奨されている農薬散布なしに大きなリンゴを実らせた事自体はすばらしいと思いますよ。だけど、木村さ

    リンゴ農園に突撃(?)してリンゴ農家の本音を取材したよ(後編) - とラねこ日誌
    DrPooh
    DrPooh 2013/06/19
    『商売ですからメリットがあれば挑戦しますよ。逆にそれが無いと思っている人が多いから手を出さないんです』
  • リンゴ農園に突撃(?)してリンゴ農家の本音を取材したよ(前編) - とラねこ日誌

    ■弘前市のリンゴ農家へ 最近なにかと話題の「奇跡のリンゴ」ですが、どらねこは映画化以前から興味を持って木村秋則さんの主張や栽培法などの情報を調べたりしておりましました。といっても、興味の対象は「宇宙人に会った」とか、「バクテリアのおかげか自然栽培のお米からは放射線が出ない」といったリンゴ栽培そのものではない部分についてのものでした。 映画化されるとなるとインパクトは大きいようで、普段は話題にならなかったリンゴの無農薬栽培についての話題をちらほら目にするようになりました。あくまで個人の成功例にとどまればよいのですが、映画を見たひとが、なんで危険な農薬を他の農家はやめないの?とか、木村さんの行う農法があたかも理想のように考える人が増えやしないか心配になってきました。 しかし、どらねこはリンゴについては素人です。これは一度リンゴ園を見学して業の方からおはなしを伺うべきじゃあないか、と思っていた

    リンゴ農園に突撃(?)してリンゴ農家の本音を取材したよ(前編) - とラねこ日誌
    DrPooh
    DrPooh 2013/06/19
    ワクチンでいう集団免疫みたいな考え方があるんだね。実効のために強制力を伴うことも含めて。
  • 生活習慣病は誰のせい? - とらねこ日誌

    生活習慣等の環境因子が病気の発症に比較的大きな影響を与える、がん、脳血管疾患、心疾患の3大疾病ならびに糖尿病、高血圧、脂質異常症などを「生活習慣病」と呼ぶようになり、15年ほど経ったでしょうか。この名称はずいぶんと早く世間に浸透したなぁ、という印象を持っております。 この名称の利点は、ただ単に加齢により発症するものではなく、生活習慣を改善により病気は予防できるものである、という認識を個々人が持つ事により、病気の蔓延予防が期待できるというものがあります。なので、名称が広まり予防について取り組む人が増えることは良いこととは思うのですが、気になる事がどらねこにはあります。 ■生活習慣病と病気の責任 世の中には「E電」のようにまるきり広まらないまま忘れ去られてしまうようなものもありますが、「生活習慣病」と謂う名前は、誰もが認識するようなものになりました。それぐらい受け入れられた背景には、「因果応報

    生活習慣病は誰のせい? - とらねこ日誌
    DrPooh
    DrPooh 2012/06/19
    健康に関して個人の努力を強調しすぎることの問題。外来では時々「もともと不公平なんですよ」という話をする。
  • たばこ問題 - とラねこ日誌

    5月31日は世界禁煙デーでしたが、どらねこの職場周辺ではそんな話題はトントでませんでした。どらねこは医療・介護に関係するようなところで働いているのですが、そういった施設の職員に喫煙者が多いと謂う話を見たことがあります。以前は喫煙と健康の問題にかかわる医師の喫煙割合が高いのはいかがなものか、という事でタバコ対策が講じられ、医師の喫煙割合は改善されているようですが、直接患者や利用者の処遇にあたる職員の喫煙は未だ高い水準にあるとも指摘されております。 (あ、この記事は禁煙週間にアップする予定でしたがころっと忘れて放置してました) ■ちょっと比較してみた では、高齢者ケア施設における喫煙者の割合は当に高いのだろうか? ということで、すこしデータをあたってみました。 岡山の高齢者施設の従業員を対象としたデータ*1は三徳和子「施設における高齢者ケア従事者の職業性ストレス要因とその特徴*2」より引用し

    たばこ問題 - とラねこ日誌
    DrPooh
    DrPooh 2012/06/12
    『大事な情報は喫煙所でないと手に入らないなんて話もあったり』これはありそう。公式な会合が儀式化して喫煙室が実質的な会議室になっていたり。
  • コミュニケーションの双方向性と市民の声 - とラねこ日誌

    昨年の福島原子力発電所事故のあと、科学コミュニケーションのあり方について色々なところで議論*1が行われているのを目にしました。その中では「欠如モデル」や「御用」という言葉を巡り、色々なやり取りが為された事が印象に残っております。立場を異とする人同士が議論を行う場合には、それぞれが内集団贔屓等の各種バイアスに自覚的にならないと有用な議論に発展しにくいのだろうなぁと思いました。 そうした「欠如モデル」に対する議論の中にも、これは興味深いなあと思った部分もありました。科学コミュニケーションや科学技術コミュニケーションに於ける「双方向性」についての話題です。一方的な情報発信で終わるのではなく、専門家も一般市民も対等な立場で自由に率直な意見のやり取りを行い、その結果有益な示唆などを得ることができるのならそれはとても素晴らしい事ですよね。 ■双方ともに学ぶ 科学コミュニケーションなどにおける「双方向性

    コミュニケーションの双方向性と市民の声 - とラねこ日誌
    DrPooh
    DrPooh 2012/05/29
    大事な話だと思います。「専門家」の意見が割れることも多々ありますし…
  • 生鮮食品へのアクセス - とラねこ日誌

    農林水産省の農林水産政策研究所のページに料品アクセスマップというものが掲載されております。これは「生鮮品販売店舗から距離が500m以上の人口割合」を統計データから推計したものですが、地図に色分けして示しており情報が視覚的に入ってくるため大まかなイメージを得るのに有用だと感じました。 このマップに興味を持ったのはどらねこの住んでいる地域の問題と重なっていたからです。どらねこの住む地域は地方の市街地なのですが、近年人口の減少が著しく、個人商店は次々と閉鎖し、郊外の大きな敷地に何でもそろうようなショッピングセンターが次々とできあがったりするような状況でした。そのため、今までは少し歩くだけで日常生活にこまらない料品を手に入れる事ができる環境にあった方々が、遠出をしないと買い物ができないというケースが増えてきたと指摘もされていますし、実際に苦労話を聞くこともあります。 料品アクセスマップはこち

    生鮮食品へのアクセス - とラねこ日誌
    DrPooh
    DrPooh 2012/05/25
    医療もそうであるように,食の分野でも心理社会的な検討が重要なのですね。
  • もうダマされない為の読書術講義(?):その8 - とラねこ日誌

    もうダマ書評シリーズついに最終回です。 ・・・これまでの遣り取り・・・ もうダマされない為の読書術講義(?):その1 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111016/1318728079 もうダマされない為の読書術講義(?):その2 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111023/1319367371 もうダマされない為の読書術講義(?):その3 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111107/1320660719 もうダマされない為の読書術講義(?):その4 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111217/1324125369 もうダマされない為の読書術講義(?):その5 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20120223/1329998568

    もうダマされない為の読書術講義(?):その8 - とラねこ日誌
  • 相手を尊重する事ってなんだろう - とラねこ日誌

    仕事をしていると相手を尊重する事が求められます。仕事を離れた日常でも求められるでしょうし、ツイッターでの遣り取りでも必要な事でしょう。当然ですが、家庭内においても重要な事です。当たり前の事のようにも思いますが、どらねこはとても難しい事であると感じております。 ■相手の立場と自分の立場 どらねこも一応仕事をしておりまして、相手に行動変容を求めるようなお話しをせざるを得ない事があります。例えば、ある病気のせいで体内のミネラルを一定に保ちにくい状態になっている方が居たとして、それを調整する為に薬以外の生活の制限が重要であれば、好物を控えるように助言する事もあります。 こうした助言を行うにしても、相手の状況や人の希望などにはなるべく配慮をした対応となるよう考えるように努めています。たいへん高齢な方であれば敢えて制限をしない選択肢も示しますし、ある好物をべることが生き甲斐であるのなら、なるべく

    相手を尊重する事ってなんだろう - とラねこ日誌
  • トランス・サイエンスの時代を読んでみた(後編) - とラねこ日誌

    先日の書評エントリの続きhttp://d.hatena.ne.jp/doramao/20120307/1331133987です。 ■BSE事件 書でも、科学コミュニケーションの信頼喪失事例として英国のBSE問題を採り上げ、どのような問題があったのかを分析しています。もうダマ4章との比較に際し、参考となりそうな部分を中心に引用します。 p43より サウスウッド委員会が活動を開始した時点で、BSEの原因や人間への感染可能性に関して科学はまだ不確実な状況にとどまっていたのである。しかし、現実はすでに先行していた。サウスウッド委員会は、不確実な科学知識をもとに、政府への助言を求められたのであった。 ここのポイントは、まだ不確実な状況に留まっていた事と、不確実な段階で助言を求められていた状況が書かれている事でしょう。 p43より 結局、イギリス農水省は以前から仕事で付き合いのある専門家と有名大学の

    トランス・サイエンスの時代を読んでみた(後編) - とラねこ日誌
  • トランス・サイエンスの時代を読んでみた(前編) - とラねこ日誌

    ※注意※この記事は当ブログで連載中のもうダマ書評シリーズの4章を理解する補足としてアップしたモノです。このの内容自体を論じる事を目的として引用をしておりません。その為、筆者の主張やの内容を理解する助けになるような記事となっておりませんので、そのあたりはご理解下さい。因みに、どらねこはこのを読んで良かったとは思っております。もうダマされない為の読書術講義(?):その6を事前にお読み頂いたうえどうぞ先にお進み下さい。 ■なぜこのか この記事は『小林傳司 トランス・サイエンスの時代-科学技術と社会をつなぐ−NTT出版 2007』を参考にもうダマ4章を考えるものです。 STS研究者である平川秀幸氏がツイッター上で同僚と紹介し発言を引用しており、また著書の傾向からSTS研究者として研究内容にも共通点があると判断し、小林氏の主張を書評エントリで切り出したものと並べてみることで何かが見えてくるの

    トランス・サイエンスの時代を読んでみた(前編) - とラねこ日誌
  • もうダマされない為の読書術講義(?):その6 - とラねこ日誌

    前回に引き続き、もうダマ4章を読み解いていきます。今回は何かと話題になっている欠如モデルにも言及します。 ・・・これまでの遣り取り・・・ もうダマされない為の読書術講義(?):その1 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111016/1318728079 もうダマされない為の読書術講義(?):その2 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111023/1319367371 もうダマされない為の読書術講義(?):その3 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111107/1320660719 もうダマされない為の読書術講義(?):その4 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111217/1324125369 もうダマされない為の読書術講義(?):その5 http://d.hatena.

    もうダマされない為の読書術講義(?):その6 - とラねこ日誌
  • 本当にこわい(?)アルコール摂取【後編】 - とラねこ日誌

    前編はこちら 当にこわい(?)アルコール摂取【前編】 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20120113/1326439113 前回はアルコール摂取で脂肪がつくワケをお話ししましたが、太ってしまうのは見た目でわかるので、気をつけなきゃ・・・と自覚しやすい問題であると謂えそうです。しかし、アルコールの害はわかりやすい物ばかりではありません。気がつかないうちに体は悲鳴をあげているのかもしれません。今回は慢性疾患や栄養素欠乏の問題などを中心にお話をしたいと思います。あー、こんなに体に影響があるんだなぁと謂うのをなんとなく感じてもらえれば良いと思います。 ■慢性疾患とアルコール 飲酒は様々な慢性疾患のリスクファクターです。面倒な人はこんなにいっぱいあるのだなぁ、と読み飛ばして頂いても雰囲気は伝わるかと思います。 肝障害: お酒の飲み過ぎで悪くする内臓は?と、問われればた

    本当にこわい(?)アルコール摂取【後編】 - とラねこ日誌
    DrPooh
    DrPooh 2012/01/19
    アルコール適量の具体例。
  • 本当にこわい(?)アルコール摂取【前編】 - とラねこ日誌

    どらねこはお酒が大好きです。好きと謂うか、大量に飲んだ翌日の朝「ううっ、気持ち悪い・・・今日は飲むのやめよう、少なくとも3日くらいは控えよう」なんて思っていたくせに、夜になると「体調も悪くないし少しくらいならいいよね?だってさ、こんなにおいしい○○があって飲まないなんてありえないよね?」なんていいわけをしながらぷしゅっと缶を開けてしまうぐらいアル中寸前なんです。今はなんとか休肝日をもうけておりますが、それもいつまで続くか危うい状態と謂えるでしょう。 このままではお酒の海の漂流者となってしまう危険を感じたどらねこは、アルコール*1ってこんなにこわいんだよ?と謂う記事を自分のために書くことにいたしました。と謂うわけで今回はアルコールと健康・栄養についての読み物*2をおおくりいたします。 ■即効性の(?)害悪 まずはすぐに実感できるような悪影響から見ていこう。飲み過ぎるとすぐにトイレに行きたくな

    本当にこわい(?)アルコール摂取【前編】 - とラねこ日誌
    DrPooh
    DrPooh 2012/01/13
    通常の食事を摂ったうえでアルコールを少量というあたりが無難かと。