周曰く、中国でのモータースポーツの歴史は、F1中国GPが初めて開催された2004年に始まったようなモノだという。それから約20年をかけ、ようやく初の中国人F1ドライバーが誕生した。 まだF1で優勝するドライバーを輩出できていないとはいえ、中国の隣国である日本は、1976年にF1を初めて開催し、多くのメーカー、ドライバーがこれまでF1に挑んできた。そういう意味では、アジアの中では最も長く深いF1の歴史を持っている国だと言えるだろう。 中国から見て日本のモータースポーツはどう見えているのか? そう周に尋ねると、彼は次のように語った。 「中国から来た僕にとって、日本は間違いなくモータースポーツの文化が長く根付いていて、モータースポーツに対する情熱が強い国だと思う」 そう周は言う。 「中国では、2004年に初めてF1が行なわれたんだけど、当時は誰もF1がどんなレースなのか理解していなかった。でもこ
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