どんなに良い大学を卒業しても、どれだけ社会的に成功を収めてお金を稼いでも幸せだと感じられない──。 隣の芝は青く見える、とはよく言ったものですが、私たちは身の回りにあるもの、また今の自分が置かれている状況に感謝することをつい忘れてしまいがち。 最近だとSNS疲れという言葉も生まれるほど、すぐに他人と比較したり、周りから自分がどう思われているかを気にしすぎたり…。 今日はイェール大学史上もっとも人気のある心理学の授業から、人生を豊かに、そして幸せに過ごすためのヒントをお伝えします。 良い気分が長続きしない、残念な理由The Atlanticが伝えたところ、イェール大学「心理学と幸せな人生」の授業を担当しているサントス教授によれば、 私たち人間は生まれながらにして大きく分けて2つのバイアスを抱えています。 そのバイアスが人生で起こる素晴らしい出来事に対して喜び、そして感謝する気持ちを継続させる