QUIC上でライブメディアなどを扱うプロトコルの標準化が、IETFのMoQ WGで進められています。 WarpやRUSHというプロトコル案が出ていましたが、プロトコルの設計が進み、コアプロトコルになる『Media over QUIC Transport (MOQT)』が登場しています。この仕様は、Twitch、Facebook(Meta)、Cisoco、Googleの方の共著となっています。 プロトコル スタック MOQTは、QUICプロトコルもしくはWebTransport上に位置するプロトコルです。その上に、Warpのようなメディアフォーマット・ストリームフォーマットを定義する仕様が乗っかります。(WarpとMOQTの役割が分割された感じになります。) (MoQ WG中間会議資料より) Warp 「WARP Streaming Format」は、MOQTのストリームフォーマットを定義す