「繰り返し、反復的にやる」という言葉はアジャイルを手がかりにして、ごく一般的な表現になったと言えるだろう。たとえ今は正解が見えていない、ゴールまでの道筋がはっきりとしていないとしても、まずはやってみる。そうしたトライを繰り返す中で「勝ち筋を見出そう」というニュアンスが込められ、期待されている。 実際のところ、何のために反復の動きを取るのか、そこにどんな期待を寄せているのかは、確かめあったほうがよい。「同じ型・プロセスを繰り返す」「経験を積む」「結果として、手際が良くなる」どれも妥当な見方と言える。 ただし、一つ気付いておきたいことがある。多くの場合反復には、「正しい型が存在している」という前提が暗黙的に置かれている。 例えば型として、スクラムを採用する。ゆえに、スプリントに則り動く。スプリントプランニングから始まり、スプリントレビューで成果を確かめ合い、レトロスペクティブで次への橋渡しを作

