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レビューに関するElephant_In_Tha_Pantsのブックマーク (48)

  • 「かいじゅうたちのいるところ」評 ニューヨーク・タイムズ紙 - 葡萄畑で月を頼りに 国際ニュース翻訳と映画と音楽と個人メモ

    原文:http://movies.nytimes.com/2009/10/16/movies/16where.html?ref=movies「かいじゅうたちのいるところ」評Some of His Best Friends Are Beast By MANOHLA DARGIS Published: October 16, 2009スパイク・ジョーンズがモーリス・センダックの児童書を基にして撮った、全編美しくはあるが、不完全なところも完璧な部分もある映画「かいじゅうたちのいるところ」。そのスクリーン上を、終始ドスドスとうろつき回る、鼻をクンクンいわせてガルルーとうなる怪獣たちのほぼ全員、毛皮に包まれている。ほとんどの怪獣たちは、落ち着き無く動き回る尻尾と、獰猛そうな歯を生やしている。中には角がある怪獣もいる。彼らは、うなったり、遠吠えをあげたり、ときには鼻をすすったり。鼻を垂らしているものも

  • リアルな悪夢 - にゃんにゃんゾンビ村

    バウスで『かいじゅうたちのいるところ』を観た。これは当の悪夢(見たいと思う描くような夢ではなくて、自分の意思と無関係にそこに巻き込まれてしまうような夢)を描いた……というか、悪夢そのものの映画だった。母親と喧嘩したマックス少年は、大洋を渡ってかいじゅうたちの住む孤島に辿り着く(あそこで空手バカボンの「から笑う孤島の鬼」をかけてもいいな)。物怖じせずにかいじゅうたちに向かって自分は王だと宣言するマックス。このあたりは、嫌な現実から逃避する心地よい夢の様相を見せる。自分よりも何倍も大きなかいじゅうたちの尊敬を集めるのはなんと気持ちのいいことだろう。現実では母や姉は自分の言いなりになってくれないのだから。でもかいじゅうたちはマックス以上に幼稚な存在で……特にマックスと親友になるキャロルの幼稚さはマックスですらもてあましてしまうほどだ。実は王であるということは、マックス自身の夢をかなえることに結

    リアルな悪夢 - にゃんにゃんゾンビ村
  • かいじゅうたちのいるところ(スパイク・ジョーンズ) - シャングリラ屯田兵

    作品中「かいじゅうたち」の世界に波紋をもたらす、文字どおり「知恵のシンボル」たるフクロウが登場します。しかし、かいじゅう仲間のリーダー格であるキャロルにはその言葉を理解することができません。これは拠って立つ文化が異なるということのメタファーなのだと思うのですが、元恋人であるKWを永遠に奪われるのではないかという苛立ちや焦燥から、キャロルは暴力に走ってしまいます。 もちろん第一義としては、このくだりは主人公である少年マックスの鏡像としてキャロルの描写なのだけど、それ以外に監督の心情投影のように思われて・・・なんだか元奥さんの『ロスト・イン・トランスレーション』を観たときに感じたような、「気持ちは分かるけれど、そういうことは一人の大人として胸のうちで消化した上で表現としてアウトプットしてくれないかなあ」という気がして。監督には徹底したナンセンス世界を期待してたせいか、ちょっと肩透かしでした。

    かいじゅうたちのいるところ(スパイク・ジョーンズ) - シャングリラ屯田兵
  • スパイク・ジョーンズ監督作品『かいじゅうたちのいるところ』 - sekibang 1.0

    かいじゅうたちのいるところ-オリジナル・サウンドトラックposted with amazlet at 10.01.15カレンO・アンド・ザ・キッズ ユニバーサル インターナショナル (2009-12-23) 売り上げランキング: 819 Amazon.co.jp で詳細を見る 劇場で観た予告がとても印象に残っていて初日に観に行きました。主人公の男の子がまるで全盛期(?)の神木隆之介を思わせる愛らしさで、また、かいじゅうたちのモサモサ感がとても良かったです。一応、原作の絵は読んでいたのですが、大筋は一緒でも中身は全然違う作りになっている……というか、原作に含まれるファジーな意味内容をより具体的にし、意味を伝えやすくするような映画化だったのかな、と思います。 素晴らしかったのはとにかく「こども的な全能感」が発露され、主人公の男の子がやりたい放題やりまくるシーンでした。これは観ていて、とても清

    スパイク・ジョーンズ監督作品『かいじゅうたちのいるところ』 - sekibang 1.0
  • 『釣りバカ日誌20 ファイナル』を去年観ていたっす。 - マトモ亭 後だしジャンケン連敗録

  • 『かいじゅうたちのいるところ』を見たゼ! - 空中キャンプ

    渋谷にて。スパイク・ジョーンズ新作。すごくよかったです! すばらしかった。期待どおりのうつくしい作品でした。後半はひたすら泣いたなー。子どもの生態をつぶさに観察する視点がたのしく、子ども世界のイマジネーションをうまくストーリーにしていたし、ここぞというポイントで光るビジュアルもあいかわらずすてきでした。 子どもだったわたしは、いったいどのようにして、この社会に参入していったのだろう。人間関係を作り上げていくすべを、どうやって会得したのか。スタート地点は保育所だったけれど、そこでいかに他人とコミュニケーションを取りはじめたのか、まったく覚えていない。小学校にあがれば、しだいに周囲との関係や、社会性のめばえがはじまるが、子ども時代のわたしはとにかく鈍感で、協調性はまったくなかった。主人公のマックス君がそうであるように、わたしはスタート地点からつまづいてしまっていたようにおもう。 主人公が逃避し

    『かいじゅうたちのいるところ』を見たゼ! - 空中キャンプ
  • 『母なる証明』 すきなものだけでいいです

    ★★★★ バカ親にだけは、なっちゃいけないんだ。 あらすじ・・・ “母”は走る、かけがえの無い息子の為に。 “母”は探る、無実の息子の為に。 “母”は覗く、純真な息子の為に。 “母”は嘆く、薄弱な息子の為に。 “母”は振り上げる、愛する息子の為に。 “母”は踊る、自分の為に、自分と息子の未来の為に。 映画が終わって劇場を後にしようとした時、昔からの知り合いに出会った。 「どうでした?」と聞かれた私は咄嗟に、「ひどかったです」と答えた。 その人はとても戸惑った顔をしていたと同時に、ガッカリしていたようでもあった。 確かに「ひどかった」という感想は、“無い”かもしれない。 でも、私はそう答えずにはいられなかった。 ここに描かれた“母”の姿が、あまりに異様で、あまりに自己中で、あまりにバカだったから。 なになに?ポン(ポン・ジュノ監督)の頭の中で、“母”ってのはこんなイメージなの? ポンはアレな

  • Simply Dead 『母なる証明』(2009)

    『母なる証明』 原題:마더(2009) 英語題:Mother 面白かったし、凄いとは思うんだけど……何か釈然としないものが残る映画だった。もちろん映画好きなら必見の作品だし、ハッキリ言って「今、ポン・ジュノの新作を観に行かないやつはバカだ!」と言い切れるほど、この監督はもはや世界レベルで目が離せない作家であると思う。さらに、これほど賛否両論が分かれる作品もないだろう。その評価は、ぜひ自分の目で観て決めてほしい。ぼくも、観るまでこんな後味を持ち帰る映画だとは思わなかった。 (以下、映画全体の印象に触れているので、未見の方はご遠慮ください) ポン・ジュノという人は『殺人の追憶』(2003)にしろ『グエムル ─漢江の怪物─』(2006)にしろ、自分の手に余る題材に敢えて挑んで、その上で自分のヘンテコな持ち味に力業で引き寄せてしまうところが大きな魅力だった気がする。しかし、今回の『母なる証明』は、

  • ロックン・ロール黄金時代 - 男の魂に火をつけろ! ~はてブロ地獄変~

    Soundtrack アーティスト: Boat That Rocked出版社/メーカー: Mercury UK発売日: 2009/03/30メディア: CD購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (9件) を見る『パイレーツ・ロック』を観てきたッス。 予告編 舞台が1966年なので、ぼくの音楽趣味からいうとやや古いのですが、この時代でないと出せないシンプルでポジティヴなロック感が楽しめました。 70年代のブリティッシュ・ロックになると、ツェッペリンとかブラック・サバスとかになって、ニュアンス違っちゃいますからね。 海賊ラジオ局に預けられる主人公の青年が、登場人物の中でいちばん考え方が普通で、彼のお母さんも含むまわりの中年連中のほうがよほど生き方がヒップだ(というか胡散臭い)というのは、現代から見た60年代のイメージを投影しやすくしてるんだと思います。ヒロインも魅力的でよかっ

    ロックン・ロール黄金時代 - 男の魂に火をつけろ! ~はてブロ地獄変~
    Elephant_In_Tha_Pants
    Elephant_In_Tha_Pants 2009/12/10
    また観たくなっちゃうなぁ
  • おかいもの - タレ日記

    David アーティスト:PSG,Bach LogicFile RecordsAmazon フレッシュ!やるきがあるんだかないんだか、のらりくらりなふしぎなアルバム。でもついつい聴いちゃう。ハマっちゃう。若くて天才肌な3人組ってとこが、なんとなくSuper Smoky Soul を思い起こさせたり。ラップがすげーうまい。なんでこんな音のハメかたができるのー!?と感心しちゃう。こんなリズム感あったらたのしいだろうなー。 絶好のタイミング レスポンスのタイミング Like That これで楽しくなった PSG 「楽しくなった」という曲で自身も言っておりますが、まさに!この音のハメかただけでも、ちょうたのしいし、きもちいい。 しかも兄弟+同級生。自分、タイトなのよりルーズなラップが好物なので、S.L.A.C.K.(弟)のラップがツボです。トラックはPUNPEE(兄)のがすき。 「愛してます」が甘

    おかいもの - タレ日記
    Elephant_In_Tha_Pants
    Elephant_In_Tha_Pants 2009/12/01
    なしてPSGのレビューってあんまり無いんやろ。洋邦ひっくるめたHipHopの中で確実に今年の最重要作品のひとつだのに
  • イングロリアス・バスターズ - The Secret Doctrine(秘密教理)

    タランティーノの新作を見てきました。 映画は全部で5つのパートに分かれていて、それぞれが章立てになっているおなじみのスタイルなのですが、ヒロインのユダヤ人・ショシャナを見舞う悲劇をセルジオ・レオーネ風の重厚なタッチで描く第1章「その昔…ナチ占領下のフランスで」では、“ユダヤ・ハンター”の異名を持つドイツ軍将校ランダ大佐が一見穏やかな物腰を保ちつつ、ユダヤ人一家を匿う農夫を言葉巧みに追い込んで隠れ場所を自白させます。続く第2章「名誉なき野郎ども」では、ユダヤ人特殊部隊“イングロリアス・バスターズ”の活躍(とそれに激怒するヒトラー)が描かれますが、ブラッド・ピット扮する隊長のアルド中尉は捕虜にしたドイツ兵に仲間の居場所を尋ね、答えを拒否すると部下のイーライ・ロス(登場シーンで噴き出しそうになった)に愛用のバットでがっつり撲殺させます。 ランダ大佐とアルド中尉、このふたりの軍人がそれぞれ敵に裏切

    イングロリアス・バスターズ - The Secret Doctrine(秘密教理)
  • 評論プラトン学園

    Elephant_In_Tha_Pants
    Elephant_In_Tha_Pants 2009/11/16
    奥泉光『プラトン学園』
  • 『脳内ニューヨーク』を見たゼ! - 空中キャンプ

    渋谷にて。チャーリー・カウフマン初監督作品。ついにメガホンを取ったチャーリー・カウフマン、個人的にもかなり期待してでかけましたが、予想を超えるめんどくささ、ややこしさが満載で、さすがこの人はひと味ちがうなと感心しました。この映画をもし三島由紀夫が見たら、「チャーリー・カウフマンは毎朝、乾布摩擦をした方がいい」と忠告するのではないか。なんだかそんなことをおもいました。主演はフィリップ・シーモア・ホフマンで、あいかわらずすばらしい演技でした。 ほんらい脚家であるチャーリー・カウフマンは、「語ることについて語る」タイプの作者である。脚家としての資質もあるのだろうが、彼の作品はおおむね、「ストーリーを語るとはどういうことか」について、メタ視点を導入する構造を持つ。一度、語る対象をつき離して、それらを客観的に眺めつつ取りだしてみせるメタ視点は、この作家の大きな特徴のひとつでもある。『アダプテーシ

    Elephant_In_Tha_Pants
    Elephant_In_Tha_Pants 2009/11/16
    「脳内ニューヨーク」レビュー
  • 『2009/11/07(土) DRUG ME TO HELL』

    ◆サム・ライミ監督『DRUG ME TO HELL』(邦題:スペル)。 言うことナシの素晴らしきスーパー娯楽映画。極上の一。今年は『エヴァンゲリヲン:破』『愛のむきだし』に続きコレ、と劇場でもう一度見たいと思わせてくれる映画が多い。 ◆府中のトーホーシネマで、公開初日の『DRUG ME TO HELL』をレイトにて鑑賞。それにしても邦題のセンスが信じがたい。 映画は最高、極上。音で驚かす映画はあまり好きじゃないのだが、これはバンバン音で驚かせるのに全く嫌じゃなかった。前後の演出が細やかだからなのか、純粋に観客を楽しませたいという思いから付けた音だからか、「とりあえずデカイ音でビビらせとけ」な音とは一線を画するものだった。その差は何なのか、DVDが出たら検証したい。 凝ったディテールを惜しみなく詰め込んだ見せ場の連続。『死霊のはらわたⅡ』を彷彿とさせる素晴らしきやりすぎ描写の数々、編集のキ

    『2009/11/07(土) DRUG ME TO HELL』
    Elephant_In_Tha_Pants
    Elephant_In_Tha_Pants 2009/11/15
    白石晃士の「スペル」評
  • 『スペル』 - Devil's Own

    サム・ライミ久々のホラー映画。すぐれたホラー映画を見ているときになぜだか笑いが洩れてしまうという経験は多くの人が持っているとおもう。ホラーをホラーたらしめている「こわい」という感覚についてストイックに突き詰めていく黒沢清のような作家もいるが、恐怖と笑いとがほとんど近似値であるという実感は漠然と共有されてはいる。こうした恐怖と笑いのふしぎな漸近線の極北にライミの鮮烈なデビュー作『死霊のはらわた』があったのではないだろうか。『スペル』は、いくつかの商業映画を手がけることによって体得した知性や運動神経を、自らのオリジンに落とし込んだいわば原点回帰作品である。冒頭にデビュー当時のユニバーサルピクチュアのロゴマーク*1を使用しているのも、彼なりのステートメントであろう。実際、この映画に目新しい要素は皆無といっていい。威勢のいい人体破壊こそ抑えられているものの、どろどろとした液体表現、不吉の前兆として

    『スペル』 - Devil's Own
  • 『バニー・レークは行方不明』を観たっ! - シン・くりごはんが嫌い

    月曜日:『スペル』を観ようと思っていたら、古泉智浩さんから電話が来た。 「あ、どもー、カトキチさん、今日『スペル』観るんでしょ?『PUSH』って映画知ってる?あれ観ようよ。」 『PUSH』は名前だけ知っていたのだが、その日は『スペル』を観た後にバイトだったので、次の日のレイトを観に行く事になった。時間を21時45分と確認する。ちなみに『スペル』は『ダークマン』以降のライミ作品ではダントツの最高傑作だったのだが、感想がみなさんとかぶる…… 火曜日:21時45分からだから、21時くらいに出ようと思ったのだけれど、いつも古泉さんと映画行く時は何故か時間を勘違いするので、ブログのコメントを返して再度確認。すると……なんと、21時25分と書いてあった――――時計を確認すると、21時10分。これはまずい、また時間を勘違いした。しかもギリギリ編に間に合うかどうかだ。というよりも、もしかしたら古泉さんは

    『バニー・レークは行方不明』を観たっ! - シン・くりごはんが嫌い
  • セックスと嘘と鍼灸針「母なる証明」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    「母なる証明」を観ました(@チネチッタ)。 もう何年も殺人事件が起きていないような韓国の片田舎の町。一人の少女が殺される。容疑者として逮捕されたのは、彼女をその晩に見かけたという、一人の青年だった。青年の無実を信じて疑わない彼の母は、真犯人探しに奔走するが・・・というお話。 長編デビュー作『ほえる犬は噛まない』に始まり『殺人の追憶』『グエムル−漢江の怪物−』そして短編オムニバス「TOKYO!」にも参加するなど、精力的かつハイクオリティーな作品を発し続ける韓国の新鋭が選んだ今回の題材は、出世作となった「殺人の追憶」のいわば変奏とでもいうべきテイストの作品。しかしながら、クライマックスにかけて、彼が当に描きたかったそのテーマが浮き彫りになり、エンディングに至っては「またもや前人未到の地へ降り立った・・・!」とでも評したくなるような当に物凄い終わり方をしていて、やっぱりポン・ジュノ侮れない!

    セックスと嘘と鍼灸針「母なる証明」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
    Elephant_In_Tha_Pants
    Elephant_In_Tha_Pants 2009/11/09
    キネ旬での黒沢清との対談で監督自信が語ってた「顔の全体は見せない演出」が効果的で怖かった。いやぁポン・ジュノすげぇ。追記:軽く修正しました。Dirk_Digglerさん>恐らくそうだと思います。他でも使ってそうですが
  • 男子校ノリ - gakusのブログ

    10月に日公開されるイギリス映画『パイレーツ・ロック』は個人的にモロ、ツボ。面白い! 舞台は1966年、ロンドンがもっともスウィンギンしていたポピュラー・ミュージックの全盛期。BBCは一日に45分しか流行歌を放送してはいけないという規制があった。代わってユース・カルチャーを担っていたのは船の上から電波を発していた海賊ラジオ局。モータウンをイギリスに流行させたことには、これらの局の存在が大きくモノを言った。作は、そんな世相を背景にしたお話。 イギリスの若者たちを熱狂させている海賊放送局。その船には個性的なDJたちが顔をそろえ、一日中ロックンロールを流し続けている。しかし、国内に不純な音楽を垂れ流す局は政府のおエラ方にはジャマな存在。かくして、この連中は電波規制法案をブチ上げ、海賊放送局の根絶に乗り出す。しかしロックを愛し、自由を愛するDJたちがこれに屈するはずがないのだ! ますキャストが

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  • 脳内ニューヨーク - 粉川哲夫の「シネマノート」

    今月気になる作品 G.I.ジョー (海外に出ていて7/23の試写を見れなかった。もったいをつけた試写のやり方などから判断して、2度3度見て細部を詮索したくなるような作品ではないはず) ★★★ HACHI 約束の犬    ココ・シャネル(パリに住む人とこの作品の話をして混乱を起した。「よくもわるくもオドレイ・トトゥの映画」と切って捨てたので気づいたが、その人は、アンヌ・フォンテーン監督の『ココ・アヴァン・シャネル』のことを言い、わたしは、シャーリー・マックレーンが老シャネルを演じる米映画『ココ・シャネル』のことを言っているのだった。まだ見てないが、評判はこちらの方がいい)。 ★★★☆ 縞模様のパジャマの少年 (ガス室に代表されるナチの非情なロジックの暴走に目をつぶっていたドイツ人が、その日常的な無知・不決断のために、そのロジックから皮肉な「仕打ち」を受ける)。 ★★★★ 3時10分、決断のと

  • わたし探すわ「母なる証明」 - タニプロダクション

    今日も緊張感に欠けた映画感想でございます。 渋谷シネマライズ サービスデーだったんで、途中で通ったシネコン新宿バルト9はかなり混雑してたみたいですが、渋谷シネマライズは比較的余裕がありかなり良い座席で観ることが可能でした。後述しますがこの監督の場合にはポジションにこだわる理由があるのだ。 あ、驚く人物を見かけました。多分間違いないです。最近気にしている役者さんです。やはりイイ仕事する役者さんは、選ぶ映画もイイのかな、と思いました。まあ普段他に何を観てるか知りませんけど。そこにいた僕以外の方にとっては大したことじゃありませんので書くほどのことではありませんが、渋谷シネマライズにして良かったと思いました。シネコンじゃ無い経験。 グエムル-漢江の怪物- スタンダード・エディション [DVD] 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ発売日: 2007/01/26メディア: DVD購入: 2人

    わたし探すわ「母なる証明」 - タニプロダクション