24日夜、福岡市で、IT関係のセミナーの講師が男にナイフで刺されて死亡し、警察は、出頭した42歳の男を殺人の疑いで逮捕しました。男は容疑を認め、「ネット上で被害者を恨んでいた」などと供述しているということです。 警察は、殺人事件として、逃げた男の行方を捜査していましたが、およそ3時間後の午後11時前、福岡市東区の交番に男が「人を刺した」と言って出頭し、殺人の疑いで逮捕されました。 警察によりますと、逮捕されたのは、福岡市東区筥松の無職、松本英光 容疑者(42)です。 調べに対し容疑を認め、「ネット上で被害者の男性を恨んでいた。死なせてやろうと思った」などと供述しているということです。 警察は、インターネット上のトラブルが動機と見て、いきさつを調べています。 現場は、福岡市の繁華街、天神の中心部にある飲食店などが建ち並ぶ地域で、周辺は一時、騒然としました。