こちらの記事が、ベラルーシの石油精製産業について、主に2つのことを伝えている(ベラルーシの経済ジャーナリストのタチヤナ・マニョーノクが、ウクライナの石油専門家セルヒー・クユン氏に話を聞くというスタイルの記事になっている)。 第1に、ベラルーシの製油所(具体的には対ウクライナ国境からも近いベラルーシ南東部のモズィリ製油所が主だろう)からウクライナへの石油製品の輸出が拡大しており、おそらく2016年にはウクライナ市場に供給される製品の半分以上がベラルーシ産になりそうだ、ということである。それを図示したのが上図であり、これまでの最高レベルは2012年だったらしいが、2016年にはガソリン(黄色)で56%、軽油(黒)でやはり56%になる見通しということである。ウクライナでベラルーシ産が優位になる原因は、輸送の利便性と、ベラルーシ石油会社の6~7年にわたる市場開拓の努力が実を結んだ形だという。 第2
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