第61回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)で行われた映画『Maradona by Kusturica』のフォトコールに登場しリフティングを披露する、アルゼンチンの元サッカー選手ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona、2008年5月20日撮影)。(c)AFP/Valery Hache 【5月21日 AFP】第61回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)で20日、元アルゼンチン代表のサッカー選手ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)の半生を描くドキュメンタリー映画『Maradona by Kusturica』が上映された。 サッカーの偶像は、最初はサッカーを通じて、最近ではフィデル・カストロ(Fidel Castro)前国家評議会議長やベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領との交流を通じて、西側の帝国
<国民投票で信任されたチャベス大統領> 1998年に、米国の干渉・支配を排除し、自主的な経済的、社会的発展をめざす政権がベネズエラに生まれ、これにたいする妨害(米国からの干渉をふくめ) がつよまり、2002年にはクーデター事件でチャベス大統領の政権を打倒しようとして失敗した。その一部始終はアイルランドのテレビ取材チームが詳細に記録し、その番組はNHK でも放送された。日本でも世界でも「メインストリーム・メディア」とよばれる主要マスコミは、このクーデターが、チャベス大統領の政策に不満をもつ労働組合や国民が決起した結果であるかのように報じた。しかし、テレビ・ドキュメントでもあきらにされたように、その「労組」とは、国内資本家とむすびつき、米国政府・AFL-CIOなどの支援を受けた労働組合(CTV) のことだった。 反チャベス派は、「チャベスはベネズエラをキューバのような共産主義国家にしようとして
ベネズエラの自殺 ―― 南米の優等生から破綻国家への道 モイセス・ナイーム カーネギー国際平和財団特別フェロー フランシスコ・トロ グループ・オブ・フィフティ 最高コンテンツ責任者 Venezuela’s Suicide Lessons From a Failed State Moises Naim ベネズエラの貿易産業大臣、フォーリンポリシー誌の編集長などを経て、現在はカーネギー国際平和財団特別フェロー。スペイン紙エル・パイス主任国際コラムニスト、アトランティック誌コントリビューティングエディターも務めている。 Francisco Toro グループ・オブ・フィフティ最高コンテンツ責任者、カラカス・クロニクルズ(ブログニュースサイト)創設者、ワシントンポスト紙グローバルオピニオン・コラムニスト インフレ率が年100万%に達し、人口の61%が極端に貧困な生活を強いられている。市民の89%が
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