政治と経済 Former friend Malaysia halts all imports from North Korea, data shows
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「見知らぬ女2人に顔に何かを塗られた」。2月13日の殺害事件当日、クアラルンプール国際空港の出発フロアで突然、顔に液体を塗られた北朝鮮の金正男(キムジョンナム)は、同じ階にある案内カウンターに助けを求めた。通報で駆けつけた警察官、ズルカルナイン(31)が2日の公判で直後の様子を次のように証言した。 目が「少し赤い」のが気になった。被害届を出すか診療所に行くかを尋ねると、正男は「先に診療所に行きたい」と答えた。 2人は2階下のクリニックまで一緒に歩いた。3~5分かかった。正男の足取りは重く、途中、「ゆっくり歩いてください。目がかすんで見えないんです」と英語で訴えた。 ズルカルナインは事務的なミスを犯したと法廷で認めた。正男のパスポートの名義は「キム・チョル」という外交官。国名は英語で「朝鮮民主主義人民共和国」と書かれていたが、「Korea」を韓国だと勘違いして報告書に記載してしまったという。
成田国際空港で、偽造旅券を使って入国しようとした際に拘束された金正男氏(2001年5月4日撮影)。(c)AFP/Toshifumi KITAMURA 【10月5日 AFP】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム、Kim Jong-Nam)氏がマレーシアで殺害された事件で、実行犯として殺人罪で起訴された女2人以外の容疑者らが正男氏に神経ガスを吸入させた可能性があることが分かった。クアラルンプール(Kuala Lumpur)近郊の裁判所で始まった公判で、専門家が4日に証言した。 インドネシア国籍のシティ・アイシャ(Siti Aishah)被告とベトナム国籍のドアン・ティ・フオン(Doan Thi Huong)被告は、2月13日にマレーシアの首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)の国際空港で正男氏の顔に猛毒の神経剤V
(CNN) 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏がマレーシアの空港で殺害された事件の初公判で、正男氏を空港で診察した医師が証言し、当時の症状を詳しく語った。 正男氏は空港で猛毒の神経剤「VX」を塗り付けられたとされ、直後に歩いて空港内の医務室に向かった。顔に無臭の水のような液体が付着していたため、スタッフがティッシュでふき取ったという。 最初に診察した医師の証言によると、同氏は脈が速く、血圧も「命にかかわる」レベルだった。医務室に入って間もなくけいれんを起こし、呼び掛けにも応じなくなった。 大柄な体格だったため、数人がかりで処置室へ運んだが、ベッドに上げることができなかった。アドレナリンの投与でけいれんは収まったものの、その後ショック状態に陥り、血圧が急激に低下した。 正男氏は医務室に入ってから約1時間後、病院へ向かう救急車に乗せられたが、搬
(CNN) ミャンマーの少数派イスラム教徒ロヒンギャが隣国バングラデシュに大量に避難している問題を受け、アジア各地で8日、ミャンマー政府のロヒンギャへの対応を非難する行進が行われた。 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、ここ2週間で少なくとも27万人のロヒンギャがミャンマー北部からバングラデシュに避難した。これはミャンマーに住むロヒンギャの約3分の1に当たる。国連は、今回の衝突で1000人以上が殺害されたと推定している。同国は仏教徒が多数派。 バングラデシュの首都ダッカでは、政治団体やイスラム教系の組織が他の市民団体とともに抗議に参加。ミャンマーに対し「大量虐殺」をやめ、他国に逃れたロヒンギャを元の場所に戻すよう促した。 抗議はマレーシアやフィリピン、インドネシア、パキスタンでも行われた。 ミャンマー政府は、今回の衝突を始めたのは「テロリスト」の側だとしている。ロヒンギャの戦闘
8月22日、北朝鮮の制裁決議違反に関する国連の機密報告書によると、過去6カ月間に北朝鮮から、シリアの化学兵器プログラムを担う政府機関への貨物輸送が2件阻止された。提供写真。(2017年 ロイター/KCNA) [国連 21日 ロイター] - 北朝鮮の制裁決議違反に関する国連の機密報告書によると、過去6カ月間に北朝鮮から、シリアの化学兵器プログラムを担う政府機関への貨物輸送が2件阻止された。 37ページに及ぶ同報告書は独立した国連の専門家委員会がまとめ、今月に入って国連安全保障理事会に提出されたもので、ロイターが21日入手した。貨物の中身や阻止された時期や場所など詳細は不明。 報告書は「加盟2カ国がシリアへの出荷を阻止した。また別の加盟国からは、貨物が朝鮮鉱業貿易開発会社(KOMID)とシリアの契約の一環であると信じる根拠があるとの通知が委員会にあった」としている。 KOMIDは北朝鮮の武器取
North Korean leader Kim Jong Un inspected the Command of the Strategic Force of the Korean People's Army (KPA) in an unknown location in North Korea in this undated photo released by North Korea's Korean Central News Agency (KCNA) on August 15, 2017. KCNA/via REUTERS Acquire Licensing Rights UNITED NATIONS (Reuters) - Two North Korean shipments to a Syrian government agency responsible for the cou
値上がり ポジティブ日経平均39,173.15+0.95%ポジティブ値下がり ネガティブダウ平均39,084.12-0.83%ネガティブ値下がり ネガティブ英 FTSE8,247.79-0.41%ネガティブ値上がり ポジティブS&P500種5,457.52+0.18%ポジティブ値上がり ポジティブUSDJPY=X159.68+0.06%ポジティブ
今年2月の金正男氏暗殺事件も、その舞台はマレーシア。市民は「反スパイ」デモを行なったが (C)EPA=時事 「彼はいい人だ」――中国の習近平国家主席のことをそう繰り返し評価するトランプ米大統領。北朝鮮の核ミサイル開発の抑止を習主席に頼り、安心しきっているかに見える大統領の「賭け外交」に対して、米政府内でも不安が強まっている。 国連安保理が6月2日、対北朝鮮制裁強化決議を全会一致で採択して、日米を含む関係諸国はひと息ついたかもしれない。だが、実は「中国頼み」はアテにならないし、安保理制裁決議の効果も全く期待できないのが現実だ。北朝鮮秘密工作機関「偵察総局」所属の高官を含む14個人・4団体を資産凍結・渡航禁止の対象に追加した新たな安保理決議だが、多くの国連加盟国が制裁を真剣に履行しようとしないため、効果は期待できないのだ。
フィリピン南部で過激派組織IS=イスラミックステートを支持する武装勢力と治安部隊の間で激しい戦闘が続く中、フィリピンとインドネシア、それにマレーシアの3か国は戦闘に参加するIS支持者の流入を防ぐため、周辺海域での艦艇によるパトロールを開始し警戒を強めています。 武装勢力にはインドネシアからおよそ40人が参加していることが確認されるなど、国外からのIS支持者の流入が問題になっています。 IS支持者の多くは船を使ってフィリピン南部に密入国していると見られることから、フィリピンとインドネシア、それにマレーシアの3か国は19日から艦艇を使って周辺海域で合同のパトロールを開始しました。 3か国の国防相や軍の司令官が参加して行われた式典で、マレーシアのヒシャムディン国防相は「ISを一歩たりともわれわれの海に入らせないという明確なメッセージをここに打ち出す」と述べ、合同パトロールの意義を強調しました。
フィリピン南部ミンダナオ島のマラウィ市庁舎近くで、イスラム過激派の潜伏場所への襲撃を準備するフィリピン警察の特殊部隊(2017年5月28日撮影)。(c)AFP/TED ALJIBE 【6月3日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の脅威に対抗するために、フィリピン南部ミンダナオ(Mindanao)島沖の海域で今月から、同国とマレーシア、インドネシアの3か国が合同パトロールを開始する。マレーシアのヒシャムディン・フセイン(Hishammuddin Hussein)国防相が3日、明らかにした。 フィリピン軍がミンダナオ島のマラウィ(Marawi)を2週間近く前に襲撃したISの関連組織を自称する武装勢力と戦闘を続ける中、シンガポールで開催されているアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ、Shangri-La Dialogue)に出席中のヒシャムディン国防相は、合同パトロールに
4月13日、クアラルンプール近郊セパンの裁判所を出るアイシャ被告 Lai Seng Sin-REUTERS <クアラルンプール国際空港を舞台にした金正男暗殺事件。一時はマレーシアと北朝鮮の間も緊張したが、結局、北朝鮮国籍の容疑者や重要参考人は無事帰国。実行犯として残った女性2人の裁判で幕引きになるのか> 北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏の暗殺事件で実行犯としてマレーシアで逮捕、殺人罪で起訴されているインドネシア国籍とベトナム国籍の2人の女性に対する裁判手続きが5月30日にマレーシアの首都クアラルンプール近郊のセパン地方裁判所で開かれた。 両被告が裁判所に出廷するのはこの日が3回目となるが、入廷の様子が報道陣に公開されるなどその姿が確認されたのは逮捕後初めて。両被告は不測の事態に備えて防弾チョッキを着用、周囲を武装した警察官に囲まれて伏し目がちに裁判所に入る様子が撮影された
5月21日、北朝鮮の主要な工作機関にはサイバー攻撃を専門に行う「180部隊」と呼ばれる特殊部隊が存在し、最も大胆かつ成功を収めたサイバー攻撃の一部を実施した可能性があると、脱北者や当局者、インターネットセキュリティーの専門家は指摘している。写真は兵士を乗せた北朝鮮軍のトラック。平壌で4月撮影(2017年 ロイター/Damir Sagolj) [ソウル 21日 ロイター] - 北朝鮮の主要な工作機関にはサイバー攻撃を専門に行う「180部隊」と呼ばれる特殊部隊が存在し、最も大胆かつ成功を収めたサイバー攻撃の一部を実施した可能性があると、脱北者や当局者、インターネットセキュリティーの専門家は指摘している。
北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件で、正男氏が殺害前に米情報機関とつながりがあると指摘される米国人と接触していたことが、マレーシアの捜査幹部らへの取材でわかった。捜査当局は、こうした行動が殺害の引き金の一つになった可能性があるとみている。 捜査幹部や正男氏の知人によると、正男氏は2月6日午後、家族が暮らすマカオから1人でマレーシアの首都クアラルンプールを訪れた。監視カメラの映像によると、荷物は黒いバッグ一つだった。 8日には周囲に行く先を告げぬまま、同国北部のリゾート地ランカウイ島に移動。ホテルの監視カメラ映像によると、9日にホテル内で男性と落ち合った。 捜査幹部によると、男性はバンコクを拠点にする中年のコリア系米国人。マレーシア捜査当局が米情報機関とつながりがあるとみて入国のたびに監視してきた人物で、正男氏と
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