政党支持と投票予定先の関係を見ると、自民、公明の与党支持層の大半が小池氏への投票を予定しているのに対し、野党支持層の投票予定先は分散している。立憲民主、国民民主両党の支持層の投票予定先トップはいずれも小池氏だった。共産党支持層では宇都宮氏、れいわ新選組支持層では山本氏がそれぞれ首位を確保した。 小池氏は自民支持層の7割、公明支持層の8割超を固めた。加えて立民支持層の5割、国民支持層の6割に浸透。全体の4割超を占める支持政党なし層でも、6割を押さえた。政党の推薦を受けない戦術が奏功し、幅広い支持を得ている。自民、公明は実質支援を打ち出しているが、表立った応援はしていない。