【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の韓国向け宣伝サイト「わが民族同士」は4日、韓国駆逐艦による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射をめぐって日韓が対立している問題を記事で取り上げ、「朝鮮半島の平和の雰囲気を壊してわが民族への再侵略野望を実現しようとする日本反動らの凶悪な計略が明るみに出た」と安倍晋三政権を非難した。 日本を「民族の団結を阻む、がん的存在」だと指摘。「全同胞は日本反動らの対朝鮮敵視政策と再侵略野望を断固粉砕すべきだ」と韓国に向けて対日共闘を呼び掛けた。 韓国のいわゆる徴用工訴訟で日本企業に賠償を命じた最高裁判決に関しても、北朝鮮は賠償に応じない日本側を繰り返しメディアで批判しており、日韓対立に便乗し、日韓の離間をあおるのが狙いとみられる。 朝鮮中央通信は4日、ここ数年、日本海沿岸に漂着した北朝鮮漁船の船員らを日本が保護・送還してきたことに対し、北朝鮮の赤十字会中央委員会が「人道的幇助(ほ
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は15日、南北対話により朝鮮半島の「新時代を開いていくためにはそれに抵触する反統一的障害物を取り除くのが重要である」として、歴代の保守系韓国大統領を排撃する論説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。 (参考記事:朴槿恵大統領を食い物にし続けた「怪しい宗教家」の父と娘) 論説は朴正煕、李明博、朴槿恵の各元大統領を名指しし、「南朝鮮の保守一味が代を継いで執ように追求してきた同族対決政策と、それを後押ししてきた反統一的な装置こそ、民族の和解と団結を阻み、祖国統一偉業の前進を妨げた重大な障害物である」と非難。 続けて「北南関係の改善と祖国統一に百害あって一利なしのあらゆる反統一的な障害物を取り除くのはこんにちの現実で差し迫った要求となっている」などと主張した。
北朝鮮の国営メディアは、韓国に駐留するアメリカ軍について、「南の人民が願うのは、朝鮮半島の平和を脅かすアメリカ軍の無条件撤収だ」と主張し、ことし5月までに開かれる見通しの米朝首脳会談を前に、従来の立場を改めて示しました。 そのうえで、「南の人民が望むのは、朝鮮半島の平和と安全を脅かすアメリカ軍の無条件撤収だ」として、ことし5月までに開かれる見通しの米朝首脳会談を前に、従来の立場を改めて示しました。 韓国政府によりますと、キム・ジョンウン(金正恩)委員長は先に会談した大統領の特使に対し、「軍事的な脅威が解消されて体制が保証されるならば、核を保有する理由はない」と表明したということで、専門家などからは、北朝鮮が非核化の条件として、アメリカ軍の撤退を要求するのではないかという見方が出ています。
(CNN) 北朝鮮が平昌(ピョンチャン)冬季五輪開幕前に実施を予定している軍事パレードに関し韓国から中止を求める声が出ていることについて、北朝鮮の労働新聞は5日までに、こうした指摘は不適切だとして反発を示した。 北朝鮮は、軍事パレード中止を求める韓国からの呼びかけについて、米国寄りの「不道徳で、狭量で、ずるい」政治家が関与した策略だと指摘した。 情報筋によれば、北朝鮮は今月8日に実施を予定している軍事パレードで数十発の長距離ミサイルを誇示する計画だという。 パレードには、昨年11月に最初の発射実験が行われた大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星(ファソン)15」も登場するとみられている。 北朝鮮による平昌五輪への参加表明は南北間の対話へ向けた突破口になると好感されたが、北朝鮮と韓国との間の応酬は、こうした見方への試金石といえそうだ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く