河南省汝州市の張坡村に、誰が立てたのか知らないが毛沢東が仏として祀られている寺があった。 寺ではあるが宗教施設の登録はされておらず、紅色愛国主義教育基地に指定されていた。宗教施設ではないので、宗教行為を禁止されている共産党員も堂々と足を運べ、お焼香をあげられるのだ。清明節などには、毛沢東を拝む参拝客が引っ切り無しに訪れていたという。 寺の入り口には毛沢東を守るかのように、2人の騎馬が左右に配されている。左に華国鋒、右に董必武らしい。人選がよくわからないが、毛沢東の後継者と、毛沢東時代の国家副主席(劉少奇亡き後1975年までの国家元首)と捉えれば、守るべきものと釣り合いは取れているのかもしれない。 敷地内に入ると、毛沢東を神格化ならぬ「仏陀化」するポエムが、毛沢東像の土台に刻まれている。別の面には「新玉皇」とも書かれている。道教の最高神のことだ。「天地佛祖」や「宇宙主人」などの文言も見られる
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く