中国とインドの軍がヒマラヤ山脈の一角で3カ月間続けていたにらみ合いは、両国が撤退に合意したことを受けて今週終結した。中国政府は勝利を宣言しているが、これは面目を保つための虚勢だ。インド政府は、この係争地域を支配しようとする中国の試みを見事にくじいた。
スイスで開かれている国連のジュネーブ軍縮会議で、恒例だった日本の「高校生平和大使」による本会議での演説が、今年は見送られた。 演説は3年前から始まったが、特例的な演説を問題視する国があり、今年は実施に必要な全会一致の賛同を得られなかったという。 政府間交渉の場である軍縮会議での民間人の演説は確かに異例だ。それが定例となったのは、唯一の被爆国である日本の高校生が被爆者の声を伝え、核廃絶を訴える意義を各国が認め合っていたからだろう。 その貴重な機会が奪われた。とても残念だ。 高校生大使は全国の高校生が核廃絶の署名を集め国連に届ける活動だ。今年は20年目で過去最多の21万4300筆の署名が集まった。 2014年には日本政府代表団の一員に登録することで演説が実現し、昨年まで続けられた。 異議を唱えた国を政府は明らかにしていない。被爆国の立場を強調することに反発する近隣国もあれば、核廃絶をけん制する
先週末に米バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者と反対派の衝突が起きてから1週間たたないうちに、南北戦争の南部連合を率いた将軍の像やその他の記念碑が相次いで姿を消している。中には破壊されたものもある。ワシントンでは15日に何者かがエイブラハム・リンカーンの記念堂にスプレー缶でののしりの言葉を吹き付けた。
米国共和党の大物ジョン・マケイン上院軍事委員長が文在寅(ムン・ジェイン)大統領側の冷遇を懸念して訪韓を取りやめていたという報道が出た。昨日、日本のメディアによると、先月末に訪韓を予定していたマケイン委員長が文大統領との面会が確約しなかったことから訪韓を取りやめたということだ。これを受け、外交部側は「面会の要請が受け付けられて一週間後、大統領と会うことが可能だと通知したところ、マケイン側から他の日程が決まったとして訪韓を取り消した」と釈明した。 理由はどうであれ、北核危機とTHAAD対立が依然としてくすぶっている中で、米大物政治家の訪韓が不発に終わったというのは残念なことだ。5選上院議員であるマケイン氏は2008年、米大統領選で共和党候補に選出された米国の代表的な保守派政治家だ。今は北核対応とTHAAD配備を含み、米国防政策を左右する強大な権力をもつ上院軍事委員長だ。 特に、彼は高高度ミサイ
ロンドン中心部で発生した3日のテロ攻撃は、英国では過去72日間で3度目の攻撃だった。それは自由な社会に難しい選択を突きつけている。つまり、国内で発生するこのようなイスラム至上主義者のテロを封じるために、より多くの措置を今講じるのか、あるいは何もせずに、あえて政治的反動が起こる危険を冒すかだ。後者の場合、市民の自由や人権にはるかに厳しい制約が課される結果になるだろう。
北朝鮮が核弾頭を搭載したミサイルを配備し、米国の都市を危機にさらすのをやめさせるために米国に残された選択肢は少ない。ヒル元国務次官補が在任中に犯した判断ミスもその一因だ。
シンガポール建国の父、リー・クアンユー元首相が2015年3月に死去した後、息子で現首相のリー・シェンロン氏は与党・人民行動党(PAP)の有力政治家を抑え切れないのではないかとも言われた。しかし、内紛が起きたのは身内からだった。
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