次期衆院選での政権交代をみすえた立憲民主党代表選で、野田佳彦元首相(67)が新代表に選ばれた。知名度の高さや「中道保守」シフトが好感された。ただ、野田路線は従来の立憲支持層や共産党の反発を招きかねず…
そしてその代表選をめぐり、筆者がすっかり興ざめしている「あの議論」が、またぞろ大きな声で聞こえてきた。そう、「野党連携」を争点化する動きである。 今年になってから春の衆院統一補選で3戦全勝するなど上げ潮基調に乗り「政権交代の可能性」さえ囁かれはじめていた立憲だが、直近の東京都知事選(7月7日投開票)で手痛い敗北を喫し、勢いにブレーキがかかった状況で迎える代表選だ。 今までもそうだったが、立憲の調子が芳しくない時には必ず、この「どこと組むのか」議論が、むくむくと頭をもたげる。 「どこと組むのか」議論とは、つまりは「どこの応援を切り捨てるのか」ということである。気がつけば「どこと連携するのか」という議論はいつも「連合を切れ」「いや、共産党を切れ」という話に収れんしていく。 正直、もううんざりである。少し考えれば分かることだが、立憲に限らずどんな陣営も、選挙になれば「とにかく1票でも多くほしい」
“蓮舫ショック”は、まだ尾を引いているのか。野党第一党・立憲民主党に明るい話題がない。秋に代表選が控えるものの、自民党総裁選の陰に隠れ、立候補が取りざたされる名前にも新鮮味が感じられない状況だ。立憲民主党はこのまま沈んでいくのか。維新や国民民主など、他の野党勢力との連携はどうなるのか。立憲民主党、国民民主党の元衆院議員で弁護士の菅野志桜里氏に、野党のいまと展望を聞いた。 ◎前編:“立憲の左傾化”菅野志桜里が抱く危機感「次の選挙を失ってでも、共産とは一線を」蓮舫ショックで変われるか? から読む 立憲に欠く「統治ライセンス」 ――自民党は下野を経験して、政権交代を2度と繰り返さないために、政権運営や選挙におけるずる賢さを身に付けた印象です。一方で、立憲民主党は教訓として生かせているものがないようにも見えます。 菅野志桜里氏(以下、菅野氏):国民世論がいまの自民党政権に満足しているわけではまった
“蓮舫ショック”は、まだ尾を引いているのか。野党第一党・立憲民主党に明るい話題がない。秋に代表選が控えるものの、自民党総裁選の陰に隠れ、立候補が取りざたされる名前にも新鮮味が感じられない状況だ。立憲民主党はこのまま沈んでいくのか。維新や国民民主など、他の野党勢力との連携はどうなるのか。衆院議員として立憲民主党や国民民主党に身を置いた弁護士の菅野志桜里氏に、野党のいまと展望を聞いた。 「変化を託そうと思えない」 ――立憲と共産が推した蓮舫氏が3位に沈んだ都知事選を受け、Xに<「何が原因か分からない」幹部たちが、立憲民主党の時代感覚を圧倒的にズレさせている>と投稿されました。 菅野志桜里氏(以下、菅野氏):立憲民主党が左傾化を強める方向に危機感を持っています。 民主党が2009年に政権を取ってから、もう15年が経ちました。国民から「失敗」という評価をいただいたあと、立憲が本当の意味で変化を見せ
ねこZ3 @NecoZi3 今日ワシが皆さまに是非ご覧戴きたいのが 連合の清水事務局長の都知事選に対する総括 榛葉幹事長よりも更に厳しくまた的確な分析 立憲共産党について、けちょん‐けちょんに批判していますのでね。 5分とちょっと長いですけど、字幕をつけましたので、無音でも楽しめますから是非どうぞ。 pic.twitter.com/ih7QJD4s9z こたつぬこ🌾野党系政治クラスタ @sangituyama 自称政治社会学者木下ちがやのアカ。著者『“みんな”の政治学:変わらない政治を変えるには』(2022年 法律文化社)。『「社会を変えよう」といわれたら』『ポピュリズムと「民意」の政治学 』『国家と治安ーアメリカ治安法制と自由の歴史』。翻訳:ハーヴェイ『新自由主義』ヤング『後期近代の眩暈』チョムスキー『アナキズム論』とか。 こたつぬこ🌾野党系政治クラスタ @sangituyama 都
東京都知事選を戦った(左から)石丸伸二、小池百合子、蓮舫各氏【時事通信社】 7日に投開票された東京都知事選は当初、自民、公明両党などが水面下で支援する小池百合子知事(71)と、立憲民主党を離党した蓮舫前参院議員(56)の「2強」を軸にした戦いと見られたが、組織を持たない完全無所属の石丸伸二前広島県安芸高田市長(41)がブームを起こし、2位に食い込んだ。同時に9選挙区で行われた都議補選で、8選挙区に候補者を立てた自民党は2勝にとどまり、逆風の強さを裏付けた。両選挙で示された民意を分析し、次期衆院選への影響など、政治の行方を3回に分けて展望する。(時事通信解説委員長 高橋正光) 立民、共産前面が裏目 都知事選の投票率は60.62%(前回比5.62ポイント増)で、小池氏が初当選した2016年(59.73%)も上回った。主要候補の得票は、小池氏約291万8千、石丸氏約165万8千、蓮舫氏約128万
2024年7月8日 社会民主党 幹事長 服部 良一 昨日、東京都知事選挙の投開票が行われた。社民党は、前参議院議員の蓮舫氏を、立憲 民主党、共産党等とともに支援し闘った。結果は、自民党、公明党、国民民主党、都民フ ァーストが支援、連合東京が支持した小池百合子氏が3期目の当選を果たし、蓮舫氏は落 選した。猛暑の中、ご支持いただいた都民・全国の支援者に、深く感謝申し上げたい。 社民党は今回の選挙を、自民党政治と同調し独裁色を強める小池都政に対し、NOを突 きつける重要な選挙と位置づけ、市民と野党の共闘による候補者擁立の努力を続けてきた。 立憲民主党・日本共産党・新社会党・緑の党グリーンズジャパン・東京生活者ネットワー クや市民団体が共同で立ち上げた「候補者選定会議」にも参加し、候補者選定に力を尽く してきた。強力な現職に対抗しうる候補者の選定は容易ではなく、結果として5月末の出 馬表明となって
現職の小池百合子都知事に、蓮舫前参院議員が挑む都知事選は20日に告示、7月7日に投票を迎えます。蓮舫都知事の実現で、都政を変えようという各分野の声を紹介します。 苦しむ人に寄り添う都政に 作家・反貧困ネットワーク世話人 雨宮処凛さん 小池都政の8年間を振り返って、強く感じるのは困窮者への冷たさです。 コロナ禍のなかでの対応もそうです。私自身が関わったものだけでも5回にわたって、困窮者支援の団体などが、都に対策や対応改善を申し入れました。ホテルの借り上げ支援などごく一部を除いて、ほとんどの要望は無視されたのが実感です。 都庁の下には現在、食料支援を求める人の列が毎週、できています。この列が200人ほどまで増えていた2020年11月、東京都は行列ができる場所に三角コーンを並べて、5週間にわたって活動を妨害しました。民間団体の支援に対して、感謝するどころか妨害までする。都政のあり方に今も、怒りを
野党統一候補・鳥越俊太郎氏と市民がつくる都政の実現へ 来る東京都知事選において参議院選挙と同様、野党4党の統一候補を擁立するにいたりました。衆参両院において改憲勢力が3分の2以上の議席を獲得している現在、立憲主義と平和主義と民主主義を回復し、個人の尊厳を擁護する政治を首都・東京において実現することは、日本の将来において決定的に重要です。 私たち市民連合は、野党統一候補の鳥越俊太郎氏を支持し、政策協議を経たのちにできるだけ早く推薦協定を結ぶ方針であることを表明します。 都政は多くの課題において政治的解決を求めています。都知事が連続して金銭問題で辞職する事態は常軌を逸しています。ムダ遣いを洗い出す財政の刷新で、子育てや貧困児童の就学支援や高齢者介護の社会保障を充実させ、将来につながるムダのないオリンピックの開催準備、そして何よりも憲法を暮らしに生かし安心し安全に過ごせる生活の実現と、都民が主権
市民連合は、7月19日夜、東京都知事選の野党統一候補である鳥越俊太郎氏と政策懇談会を実施いたしました。懇談会では、鳥越候補に対して市民連合から政策提言を行うとともに、都政についての意見交換を行いました。 なお、市民連合が7月16日に発表した声明 「野党統一候補・鳥越俊太郎氏と市民がつくる都政の実現へ」の中で、「政策協議を経たのちにできるだけ早く推薦協定を結ぶ方針である」としておりましたので、今回の政策懇談会をもって、鳥越候補を市民連合として推薦することといたします。 政策提言の内容は、以下の通りです。 ***************************************************** 鳥越の重点政策 ―「住んでよし、働いてよし、環境によし」の東京― 子ども・女性・若者への支援が、東京と日本を救う! 東京に人も仕事も集まっているのに、東京の出生率は日本で最低。 これが
Governor of Tokyo Naoki Inose speaks during the presentation by the Tokyo 2020 bid committee to host the 2020 Summer Olympic Games, in Buenos Aires September 7, 2013. The IOC will elect the winning city from candidates Tokyo, Madrid, and Istanbul on Saturday afternoon at their 125th Session in the Argentine capital. REUTERS/Marcos Brindicci (ARGENTINA - Tags: SPORT OLYMPICS)
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先の都知事選で「野党統一候補」として立候補し、3位に沈んだジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が、選挙後初めてテレビに生出演した。「統一候補」に向けた調整の過程で立候補を取りやめた、元日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(69)も番組に中継で参加した。 知事選は2016年7月末に行われ、元防衛相の小池百合子氏(64)が、次点の増田寛也・元総務相(64、自民党など推薦)に110万票以上の差をつけて初当選を果たした。鳥越氏と宇都宮氏は、知事選の告示前の会談以降では、選挙中・選挙後を通じて、この番組で初めて「会った」と明かした。 「野党候補の一本化」めぐる当時の「空気」 2人が出演したのは2016年9月9日午後の情報番組「ゴゴスマ~GO GO!Smile!」(TBS系)。鳥越氏はスタジオで、宇都宮氏は中継で参加した。 2人は、小池都政の序盤の取り組みへの評価や、宇都宮氏の立候補撤回をめぐる双方の捉え
小池さんが初登庁した時に述べた「都民ファースト」と言ったのは、非常に今までの弱点をついているし、都民の心をとらえたと思うんですね。一部は社民、共産、民進党の支持者もとらえていた。東京は1361万人が暮らしていて、スウェーデンの国家予算並みの予算を持つ、非常に大きな都市には違いないが、それでも一つの地方自治体なんです。地方自治体の使命は住民福祉なんですね。都民の生活や暮らしを守り、豊かにしていくのが重要で、そのうえにオリンピックがあり、首都外交がある。それなのに猪瀬さんや舛添さんは都民の暮らしが抜け落ちていた。それを着実にやるかどうか。 道路予算やオリンピック予算で都議会と対決できるか。本当にやるとすると大変なエネルギーを要するので、きちんと態勢をつくらないといけない。最初のパフォーマンスのままじゃなくて、自分の政策を実現するため、妨害や抵抗を排除することができるかどうかは、しっかり見ておか
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