スペイン・バルセロナで、乗客を待つタクシーと、スマートフォンに表示された配車サービス「ウーバー(Uber)」のアプリ〔AFPBB News〕 今年はウーバーの年だった。「すべての人がウーバーされる(Ubered)ことを心配し始めている」。広告大手ピュブリシスの最高経営責任者(CEO)、モーリス・レビ氏は今週、本紙(英フィナンシャル・タイムズ)にこう語った。 何十万人ものフリーランサーがタクシーを運転し、部屋を貸し出し(Airbnb=エアビーアンドビー)、洗濯物を洗い(Washio=ワシオ)、その他のサービスを提供するのをオンラインプラットフォームが調整するシェアリングエコノミー(共有経済)が到来した。 企業がその脅威を認識する一方で、政府と規制当局は適応するのに腐心し、消費者は新種のビジネスを信用していいのかどうか分からずにいる。 大きく変わる働き方 だが、最も大きな不確実性に直面している