実際は解決しなかった。それどころか、スコットランドの政治の変化はまた一から疑念を呼び起こしている。 しかし、いま問われるのは、スコットランドが連合を抜けるべきか否かというより、むしろイングランドが離脱すべきか否かということかもしれない。 最近では、5月の英国総選挙でスコットランド民族党(SNP)がスコットランドに割り当てられた59議席のうち56議席を獲得する可能性さえあるように見える。SNPに対する支持は極端に地域的に集中しているため、4%足らずの得票率で全議席の9%近くを勝ち取る可能性があるのだ。 想定される他党の得票配分を考えると、SNPが労働党のエド・ミリバンド氏をダウニング街(首相官邸)に送り込める可能性は十分ある。 SNPの躍進を懸念すべき理由 なぜそれを心配する必要があるのか。スコットランドの票は常に労働党にとって重要だった。今回違うのは、SNPが見返りに望むかもしれないものだ
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